ランダムに各種料理を…:<旭川やきとりism>(2022.12.30)

旭川の少し馴染んだ御店に12月13日に立寄った経過が在った。

御店に関して、「年内営業は30日迄」ということにしたということを偶々知った。

↓そして立寄ってしまった…
30-12-2022 X100F (41)
↑芋の本格焼酎<赤霧島>の御湯割りを、きんぴらごぼうを摘まみながら頂き、メニューを見てランダムに御願いした料理が現れるのを待った。

↓「鶏わさ」は、九州で見受けられる鶏肉の刺身に似ている。鶏肉と山葵を合わせて摘まむモノだ…
30-12-2022 X100F (42)
↑辺りでは在りそうで無い感じで、この御店で在れば頂きたくなる一皿だ。

↓チーズ、小さなトースト、ジャガイモの皮等を揚げたモノが添えられるポテトサラダも素晴らしい。
30-12-2022 X100F (45)
↑ポテトサラダ単独でも不足は無いが、付け合せ的なモノと組み合わせて頂くと、巧さが増す感じだ。

↓タレと山葵とで愉しむという、鶏モモ肉を焼き上げたモノも凄く好い。
30-12-2022 X100F (49)

↓「やきとん」は良質な豚肉に味付けをして焼き上げているが、唐辛子を使った調味料を点けて頂けば更に美味い。
30-12-2022 X100F (50)

↓そしてこのササミの唐揚だ。ヴォリュームも在るとは思うが、サクサクと食べてしまい、ヴォリューム感を意識する暇が余り無い程だった。
30-12-2022 X100F (54)

↓「ごちそうさまでした!よい御年を!!」という感じで退去したのだったが、「年内最後の営業」という時に、旭川に居合わせて善かった…また再訪したい場所である。
30-12-2022 X100F (40)

道中…=運行日誌(2022.12.29-30)

「多少勝手知った(つもりになっている)他所」という感の旭川で、何軒かの馴染んだ宿の1つで、“日帰り入浴施設”と遜色の無い大浴場を備えた、旭川駅に近い宿に在る。

前日は用事を足そうと“実家”を訪ね、用事を足しながらもゆっくりしていた。その流れで、何か早めに休んでしまったような具合だった。そして酷く長く眠る形になったと思う。

と言って、午後7時頃には眠ってしまっていた感で、起き出せば午前5時前だったのだった。そこから朝の時間帯に寛ぎ、午前8時50分頃に出て新札幌駅に向かった。

新札幌駅からは、札幌駅へ出て、岩見沢駅へ向かった。岩見沢駅では改札を出て少し辺りを歩くなどし、旭川駅へ向かう列車を待って乗車したのだ。何やら「何時の間にか…」という様子で旭川駅に着いた。旭川駅近くでランチにパスタを頂き、辺りを少し歩いて宿に入ったのだった。時折、雪が些か交っている感じの旭川だ。或いは酷く「こんな時季の旭川らしい」というようにも思う。

札幌での用事に関しては、それ程に時間を要するのでもない感じで直ぐに済み、以降に何やら書類等を如何こうする必然性が生じる場合も在ろうが、何も貼り付いて待機するような筋合いでもない感じであることが明白になった。であれば、よくやるような「旭川経由での引揚げ」で差支えは無い。そう思って、或いは「典型的」な形で、<18きっぷ>で札幌市内から旭川へ移動し、泊って翌朝早くに動くと計画したのだ。

旭川では、少し馴染んだ御店が「今年最後の営業」ということになっているのを知り、12月前半に続いて立寄って少々愉しく過ごすことが叶った。そこから宿の自慢の大浴場で寛いだ。サウナも在って素晴らしいのだ…以降、居室で「何時でも御休み頂いて結構です」という様子だ…

余りに色々と在った12月だった。終盤に出掛けた件は、予て計画は在ったが、然程何か在るというのでも無かった。しかしながら、少しばかりゆっくり話を聴くべき事柄も在って、そういうことに力は注いだ。そういうのはそういうのとして、何か「同行在り」で少し独特な愉しみ方をした。そういう場面で「ガイドのおっちゃん」で同行者にあれこれと語るというような真似も、自身の一寸した愉しみでもある。先方も、想定の範囲であるような、それを食み出すような、色々なことを話題にしたがるのだ。それを聴くのも愉しい。加えて、同行の有無と無関係に「自由行動」でも色々と歩き廻っている。結局、些か寒いことは否定し悪いものの、雪や氷を気にせずに歩き廻ることが叶うのは有難かった…

色々と在る事柄は追ってブログに綴ろうとは思っている。とりあえずは早めに休み、明朝も早くから活動しようと思う…

それにしても…「旭川で夜を明かし、翌朝に稚内へ北上」というのも、「今月3回目」となっている。「2回」は過去に在ったと思う。「3回」は記憶が無い…それはそれとして面白いかもしれないが…

一群の自販機…:知恩院近くの駐車場脇(2022.12.26)

知恩院を目指して、ゆっくりと歩を進めていた。

もう少しでその知恩院だと思った時、何やら不思議な様子を眼に留めた。

↓「何や、こりゃ!?」と驚いた。流石に見慣れない程度に多数の自販機が並び、缶やペットボトルを回収する箱も多数並んでいる…
26-12-2022 X-Pro2 (9)

場所は知恩院に程近い駐車場で、纏まった人数で移動する場合のバスの利用が多いという感じの場所だった。存外に飲物の需要も在るということなのであろう。

「何やら凄い…」と思って一群の自販機を眺めていれば、バスが1台停まっていて、「〇〇北」というような地名が背中に大きく書かれたスポーツウェア姿の若者の一群が現れた場面を見掛けた。“〇〇”は「地名らしいが…何処だ?」という地名だった。京都に全国の高校のチームが集まる駅伝大会が催された直後に相当する日であったようで、方々の人達が街に在ったようだ。この知恩院の周辺に泊まっていた何処かのチームの皆さんが、移動する関係でこの駐車場に停まったバスの辺りに集まっていたのであろう。

それはそれとして、知恩院は浄土宗の総本山で、壮麗な伽藍が知られる名刹でもあるので多くの人が集まるのであろう。この自販機がそれを雄弁に物語っていると思った。

鞄の店…:蛸薬師通(2022.12.23)

↓江戸時代という設定のドラマに出て来る「〇〇屋」という消化を何となく想起させるのだが、それでも鞄を扱っている店のようである…
23-12-2022 X100F (21)
↑到着した京都で、蛸薬師通を歩いてみて出くわした様子だ。

現代の普通の店に関しても、古い建物の雰囲気等を大事にして、何となく面白い演出を工夫するという様子が京都では見受けられる。そんな様子が愉しいと思いながら眺める場面が在った…

「竹林の小径」へ…:京都・嵐山(2022.12.25)

「竹が沢山在る“日本らしい”感じの場所」というようなことで、「竹林の小径」という場所を指し示す固有名詞と余り関係無く、国外の皆さんにも知られている、或いは「京都屈指の名所」というのが嵐山の「竹林の小径」であるというように、何となく思っている。

今般、同行した友人は管楽器の演奏をするのだが、管楽器の大切な部品であるリードは竹で造るというのが主流で、そういう御本人にとって大変に身近で大事なモノに通じる竹が沢山在る場所ということに興味津々だった。観光列車が行き交っているという嵐山で、その観光列車にも乗車して、「竹林の小径」を訪ねてみるのが好さそうだという話しになった。そういう友人の希望を叶えようというようなこともあったが、自身でも観光列車は未経験で、「竹林の小径」を何度も訪ねているというのでもない訳で、少し期待が膨らんだ。

↓何時の間にか、こんなディーゼル機関車もやや珍しくなっているかもしれない。トロッコ亀岡駅で列車に乗り、トロッコ嵐山駅へ至った。
25-12-2022 X-Pro2 (12)

トロッコ嵐山駅から階段や坂道を歩くと、何時の間にか「竹林の小径」に至る…

↓地元の北海道では視られない竹なので、眺めると何やら酷く感心してしまう…
25-12-2022 X-Pro2 (14)

↓天候も悪くない年末の日曜日ということで、人出はなかなかに多かった。敢えて、その人出が判り悪いように写真は撮っている…
25-12-2022 X-Pro2 (16)

↓多数の竹が集まって、独特な空間が形作られているという感じだった。
25-12-2022 X-Pro2 (17)

↓同行した友人も「こんな大きな竹が育つのに、どの位の年月が?」と興味津々で眺めていた。「一緒に訪ねてみて善かった」と自身でも興味深く眺めた。
25-12-2022 X-Pro2 (18)

確か…竹は何十年かに一回、花を咲かせるというような感じで、酷く長い年月を生きる植物だった筈だ…色々なモノの材料として利用されている経過も在って、それは現在も続いている訳だが、この“小径”のように「観賞用」という具合にもなっている訳だ…

↓それにしても美しい…
25-12-2022 X-Pro2 (19)

単に「街中の滞在場所から嵐山へ」というのでもなく、「観光列車にも乗って至った」というのが、「細やかながら“特別”」という具合で、殊更に記憶に残る…

たぬき…:トロッコ亀岡駅(2022.12.25)

↓トロッコ亀岡駅で見掛けた様子だ。
25-12-2022 X100F (35)
列車が駅から出発した後、ホームの辺りで眺めることが出来る様子である。

「たぬき」(狸)は「他を抜く」という縁起が伝えられ、商売繁盛を願って狸の置物が飾られるなどして来た経過が在る。そういうことで「他を抜く」というような、最高のおもてなしをという願いを込め、狸の置物を飾っているというのだ。

↓ホームに掲出されている看板である。
25-12-2022 X100F (34)

↓狸は他にも沢山在った…
25-12-2022 X100F (33)

↓トロッコ亀岡駅の建物である…
25-12-2022 X100F (37)

このトロッコ列車の関係は、少し愉しかった…後になっても色々と思い出すことになるような気がする…

<嵯峨野トロッコ列車>…(2022.12.25)

JR山陰線の複線化に伴い、使用されなくなった旧経路の単線の鉄道を利用し、観光列車を運行する会社が起こり、1991年からディーゼル機関車で乗客が乗る車輛を牽引するトロッコ列車が運行されている。嵐山方面でなかなかに人気で、片道が25分程度で「トロッコ嵯峨駅⇔トロッコ嵐山駅⇔トロッコ保津峡駅⇔トロッコ亀岡駅」の各駅を結んで往来している。

「これに乗ってみたい…」と友人が言い出し、自身も賛成し、一寸訪ねて乗車してみることにした。トロッコ嵯峨駅に出てトロッコ亀岡駅へ向かい、直ぐに折り返さずに駅周辺で少し過ごし、次の列車で折り返し、トロッコ嵐山駅に到って嵐山を少し歩いて引揚げるというような計画にした。

↓指定席なので、窓が無い車輛である5号車の席を取った。空いていた席で、席の感じの写真を撮っておいた。
25-12-2022 X100F (25)

↓川、山、森、古い鉄道構造物、川を往くカヌーや船を眺め、季節の風を感じながらという小旅行である。
25-12-2022 X100F (27)

↓国鉄時代に方々で用いられていたディーゼル機関車のDE10が列車を牽引している。
25-12-2022 X100F (29)

↓トロッコ亀岡駅で、列車が折り返し運転で出発するまでの間を利用し、写真を撮ってみた。
25-12-2022 X100F (30)

好天の日曜日で、なかなかに列車は賑わっていた。更に嵐山の人出も非常に多かった。少し面白い経験をしたと思う。