北上中の列車が音威子府駅を発つ際、運転士さんはマイクに向かって言った。「この先は野生動物の出没が多くなります。急ブレーキを使用する場合も在りますので、御注意願います」とである。
↓そんな話しをしていれば、こういう様子が見受けられ、列車は徐行した。
↑キハ54の1輛運行という列車の場合、こういう具合に前方の様子が見られる場合も在る。
エゾシカは直ぐに軌道の脇へは避けない場合が多い。列車に背を向けて軌道上を駆けて行く場合が存外に多い。近年はエゾシカが増えている様子で、こういう「軌道上に出没」が非常に多くなっている様子だ。
稚内帰着…(2022.12.31)
帰着…=運行日誌(2022.12.31)
予定したとおり、旭川駅を午前6時3分に出る列車に乗車した。そして概ね順調に北上した。列車は少し賑わっていたと思う。年末に、一寸旅を愉しむという方が存外に多いようだ。到着時、稚内の天候は穏やかで、気温はプラス2℃程度であった。
前日の日中は、新札幌駅へ出て、札幌駅、岩見沢駅、更に旭川駅と<18きっぷ>で移動した。前月辺りの思惑としては、今頃は札幌での「居候」という筈だったが、それをせずに北上の途に就いている。「せず」としたが「出来ない」とする方が精確かもしれない。様子が大きく変わった訳だ。
12月は色々と在った。当初から「序盤に所用…終盤に一部の所用も含めた気儘な時間…」というように計画していたが、中盤に「緊急事案」である。何か“日常”の側が“非日常”になってしまうような様相でもあった。人生も半世紀を超えている中、そんな年も在るであろう。
12月22日、荒天による交通の乱れを擦り抜けるように南下し、新千歳空港から神戸に飛んだ。そして京都へ移動して滞在した。やがて神戸へ移動し、札幌で一息入れて、所用を足して北上だ。色々な意味で想い出深い時間を過ごしたようにも思っている。何れゆっくりと、その辺りも綴りたい。
毎年思う。「或る一年」が単純に過ぎ去ったという感の場合も在れば、後から様々な意味合いを帯びて来る場合も在る。2022年は或いは後者のような気がしないでもない。
ハッキリ言って「最早、単純に迷惑で不愉快」という話しの“感染症”の騒動に覆われ続けている最中、「戦」という事態も生じて、何やら訳が解らないような気分にも覆われたのが2022年であったかもしれない。そんな中、個人的には「出逢い」または「再会」と「別れ」とが在った。
そんな2022年の最後の1日である。「12月31日に稚内に在る」というのは、何時以来か?例年、他地域に何らかの形で出ていて、年が改まって引揚げている。時にはこういう形も悪くはないであろう。早朝から飲物は幾分頂いているが、何も食べていない。空腹を満たそうとコンビニで多少買物をして来たところだ。
前日の日中は、新札幌駅へ出て、札幌駅、岩見沢駅、更に旭川駅と<18きっぷ>で移動した。前月辺りの思惑としては、今頃は札幌での「居候」という筈だったが、それをせずに北上の途に就いている。「せず」としたが「出来ない」とする方が精確かもしれない。様子が大きく変わった訳だ。
12月は色々と在った。当初から「序盤に所用…終盤に一部の所用も含めた気儘な時間…」というように計画していたが、中盤に「緊急事案」である。何か“日常”の側が“非日常”になってしまうような様相でもあった。人生も半世紀を超えている中、そんな年も在るであろう。
12月22日、荒天による交通の乱れを擦り抜けるように南下し、新千歳空港から神戸に飛んだ。そして京都へ移動して滞在した。やがて神戸へ移動し、札幌で一息入れて、所用を足して北上だ。色々な意味で想い出深い時間を過ごしたようにも思っている。何れゆっくりと、その辺りも綴りたい。
毎年思う。「或る一年」が単純に過ぎ去ったという感の場合も在れば、後から様々な意味合いを帯びて来る場合も在る。2022年は或いは後者のような気がしないでもない。
ハッキリ言って「最早、単純に迷惑で不愉快」という話しの“感染症”の騒動に覆われ続けている最中、「戦」という事態も生じて、何やら訳が解らないような気分にも覆われたのが2022年であったかもしれない。そんな中、個人的には「出逢い」または「再会」と「別れ」とが在った。
そんな2022年の最後の1日である。「12月31日に稚内に在る」というのは、何時以来か?例年、他地域に何らかの形で出ていて、年が改まって引揚げている。時にはこういう形も悪くはないであろう。早朝から飲物は幾分頂いているが、何も食べていない。空腹を満たそうとコンビニで多少買物をして来たところだ。
721系電車:旭川駅(2022.12.30)
↓岩見沢駅を発って列車が旭川駅に到着した。
↑列車の後尾側だ。走行中に跳ね上げた積雪が貼り付いている…
↓「ここまで運んでくれて有難う!御疲れ様でした…」という感じで暫し車輛を眺めた。
この日の移動、新札幌駅・札幌駅・岩見沢駅・旭川駅という経路だったが、とりあえず段落だ…
↑列車の後尾側だ。走行中に跳ね上げた積雪が貼り付いている…
↓「ここまで運んでくれて有難う!御疲れ様でした…」という感じで暫し車輛を眺めた。
この日の移動、新札幌駅・札幌駅・岩見沢駅・旭川駅という経路だったが、とりあえず段落だ…
岩見沢駅にて…(2022.12.30)
↓札幌駅で乗車した列車が岩見沢駅に到着した。
↓到着時、少しだけ雪が交っていた。
↓こういう風情が好い…
↓岩見沢以北へ向かう旭川行の列車に乗ろうとしたが、少し間が在ったので戸外に出てみた。
↑未だ…辺りの雪は酷く多いという程ではない。冬季に「岩見沢」とでも言えば「雪が多い」という連想が定着していると思う。
↓列車を待っていた間に少し陽が射した…
↓待機中の721系電車が旭川駅まで走ることになる。
↓「宜しく御願い致します…」という感じで車輛を眺めた。
↓岩見沢駅の3番ホームでは、この馬の彫像が目立つ。嘗ては広く活躍していたという農耕馬の像だ。
↓列車の後尾側に廻って乗車し、空いていた席に陣取った…
「駅で列車を乗換える」というような場面が多いが、岩見沢も好い場所だと思う。実を言えば、自身の父方の家族に所縁の街でもあるので、何か親近感を持っている。そんな街の駅を無事に通った…
↓到着時、少しだけ雪が交っていた。
↓こういう風情が好い…
↓岩見沢以北へ向かう旭川行の列車に乗ろうとしたが、少し間が在ったので戸外に出てみた。
↑未だ…辺りの雪は酷く多いという程ではない。冬季に「岩見沢」とでも言えば「雪が多い」という連想が定着していると思う。
↓列車を待っていた間に少し陽が射した…
↓待機中の721系電車が旭川駅まで走ることになる。
↓「宜しく御願い致します…」という感じで車輛を眺めた。
↓岩見沢駅の3番ホームでは、この馬の彫像が目立つ。嘗ては広く活躍していたという農耕馬の像だ。
↓列車の後尾側に廻って乗車し、空いていた席に陣取った…
「駅で列車を乗換える」というような場面が多いが、岩見沢も好い場所だと思う。実を言えば、自身の父方の家族に所縁の街でもあるので、何か親近感を持っている。そんな街の駅を無事に通った…
11番ホーム…:札幌駅(2022.12.30)
札幌駅は10本のホームに各種列車が発着するようになっている。明確に「X番ホームは〇〇線…Y番ホームは△△線…」という色分け、割り当てということになっているのでもない。が、何となく路線毎に使用機会が多い番号のホームの傾向は在ると思う。
何時の間にか、札幌駅も「新幹線に向けて」と方々で工事をしていて、様子が少々変わっている。「1番ホーム」という場所が、その工事で塞がってしまった。そこで「11番ホーム」が出来て供用されるようになった。振り返ると「1番ホーム」が使われていた頃に乗降した記憶は在る。が、「11番ホーム」は縁が無かった。
↓岩見沢駅へ向かう列車に乗車しようとすれば、「11番ホーム」から発車すると判り、足を運んだ。
↓「11」という番号を見慣れないので、何か酷く新鮮だった。
↓北海道医療大学駅へ向かう列車が出た少し後、岩見沢駅へ向かう列車が11番ホームに姿を見せた。
↓731系電車だ…3輛編成のこの車輛は、札幌・岩見沢間では見掛ける機会が多いと思う。内装はロングシートだ。
偶々ながら、こうやって相対的に新しい場所を利用してみるのも少し興味深いものだ。
何時の間にか、札幌駅も「新幹線に向けて」と方々で工事をしていて、様子が少々変わっている。「1番ホーム」という場所が、その工事で塞がってしまった。そこで「11番ホーム」が出来て供用されるようになった。振り返ると「1番ホーム」が使われていた頃に乗降した記憶は在る。が、「11番ホーム」は縁が無かった。
↓岩見沢駅へ向かう列車に乗車しようとすれば、「11番ホーム」から発車すると判り、足を運んだ。
↓「11」という番号を見慣れないので、何か酷く新鮮だった。
↓北海道医療大学駅へ向かう列車が出た少し後、岩見沢駅へ向かう列車が11番ホームに姿を見せた。
↓731系電車だ…3輛編成のこの車輛は、札幌・岩見沢間では見掛ける機会が多いと思う。内装はロングシートだ。
偶々ながら、こうやって相対的に新しい場所を利用してみるのも少し興味深いものだ。