風による造形…(2023.02.14)

↓何気なく眼に留めた。市立図書館の建物の裏である。
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↑積もっている雪―人や車両が動き廻るでもない箇所で、敢えて除雪はしない場所だ…―の一部が不思議な形に隆起している。

↓これは降雪時に風が吹き込み、雪が風に吹かれて不思議な動きをすることで、一部が隆起するように溜まってしまうという現象だ。
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↑何か「風が造った形」というようにも感じられる。

↓冬季の様子に関しては、「雪」に留まらない「風雪」が辺りに痕跡を残し、様子が続々と変わる、人や車輌の移動を妨げるようなモノは除けるということが繰り返されているというように思う。
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「ふれてください」…(2023.02.14)

↓横断歩道の信号機の「押しボタン」だ。「押し」と言っても、凸部に手をかざすと作動するのだが。
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↑低温や寒風や雪の中でも正常作動のタフな機器だ。

歩道は除雪が一定程度為されているが、横断歩道の辺りに車道を除雪した際の雪が少々堆くなっているという場合が時々在る。この朝はそういう様子だった。

冬季に関しては、この「押しボタン」のような機器で横断時の安全を確保することが叶うというのは有難い。横断時に足元が悪い場合が多いからだ。更にこの場所は、街では少し車輌の交通量が多い場合も在る道路である。

大黒3丁目停留所…(2023.02.14)

稚内の路線バスで<市内線>と呼ばれる路線は、街の北側に在るノシャップ停留所と街の南東部に在る潮見5丁目停留所とを結んでいる。途中、稚内駅前ターミナルを経由する。自身は南下するバスに乗車する場合は稚内駅前ターミナルから乗車する。

↓稚内駅前から10分余りも乗車すると大黒3丁目停留所に至る。
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↑利用されなくなって久しい感の建物前に据えられた停留所だ。歩道の除雪の痕跡となる雪が建物の壁脇に堆くなり、「大黒3丁目」という円形の看板には雪が被っている。それでも時刻表も見ることが出来る。冬季は「こんな感じ?」という様子だ。

↓数歩進んで逆側から停留所を眺めた。
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因みに、大黒3丁目停留所はこの「北から南へ」の停留所と「南から北へ」の停留所とが離れていて、「そう言えばあの停留所は?」と場所が判り悪い場合も生じているかもしれない。自身、夕刻には「南から北へ」の停留所を利用することも多いのだが。

冬季、雪の中でもバス停が利用可能であるように、随分な労力が費やされている。有難いことである。

硝子張りの扉の辺り…(2023.02.14)

稚内駅のビルの真前で発着する路線バスを利用して移動しようとしていた。

氷点下9℃近くで風速が10メートルというような、些かキツい状態でもあった中、温かい缶コーヒーを“湯たんぽ”でもあるかのように握って手を温めながら、駅ビルの中に入って少しだけバスを待った。

↓硝子張りになっている箇所に酷く雪が吹き付けられている。
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↓この扉を開けると戸外に出られる。
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↓戸外に出てみたが…入口辺りに雪が吹き溜まってしまっていて、一度開けた扉が閉まり悪くなっているように見えた。
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戸外に出る扉の奥にもう1枚、建物に出入りする扉が据えられる「二重」というような形が、この辺りの建物では散見する。

単純に雪が降り積もるのでもなく、こういうような吹溜りが生じている状況下では「一層酷い雪…」というように感じられる。と言って、観測データ上の降雪量は如何ということでもない量である場合が見受けられるようなのだが。

稼働中…(2023.02.14)

氷点下9℃近くで風速が10メートルというような、些かキツい状態であった朝。

↓自販機…温かい缶コーヒーを求めてみた。酷い条件でも自販機は確り稼働中だった。
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↑左の自販機に、途中まで飲んでから蓋を閉められる、スクリューキャップ式の缶が在ったので求めた。

温かい缶コーヒーを極小さな“湯たんぽ”のように両手で握り締めていた。そうでもしていなければ、直ぐに手が酷く冷たくなり、指も痛くなってしまうのだった。

時にはそういう日も在る…