早朝に「少し明るい?」と思い、好天を期待して「極々短い散策」と称して戸外へ出てみた。
↓稚内港北防波堤ドームの屋蓋が見える辺りに至れば、存外に雲は多いのだが、雲が切れている辺りは明るいという様相であると判った。
↓少しだけ眼を転じると、画の右側、背が高いビルの更に右上辺りに月も視えていた。
↓雲に覆われた低空と、雲が切れている辺りとの境に光が滲むように見えた。
↓陽が少しずつ高度を上げ、雲に覆われた部分を乗り越えて光が漏れ始めた。
↓海面に「光の路」が形成され、放たれる光が稚内港北防波堤ドームの屋蓋を照らすような様子になる。
↑静かな海面に天の様子と光が跳ね返っているかのようだ。
何か「少し…劇的…」と思った。早朝に「極々短い散策」という程度のことをして好い景色を眺めると、「好い一日に?」という気がする。「気がする」で終始という場合も多いが、それでも朝から好い景色を眺める機会が生じるのは嬉しいことだと思う。
第一副港辺りの眺め…:稚内港(2023.03.17)
稚内港の繋留濠の一つである第一副港は、主に底曳船が利用している。“最盛期”というような時期には、繋留する、出航するのに多少苦労する場合も在る程度に多くの船が溢れたと聞く。船の数は少なくなっているが、それでも一定数の底曳船が「うちの場所…」というように繋留濠を利用し続けている。
↓そういう船が、辺りの独特な景観を造り、雰囲気を醸し出していると思う。それを眺めて歩くのが少し気に入っている。
↓各々に活動している底曳船なので、出払ってしまっている船も繋留している船も混在している。一斉に出ている場合も、一斉に繋留している場合も在る。が、多くの場合は「何隻かが繋留」という感じだと思う。
↓この時は、各々が律義に「うちの場所…」に繋留で、少し広い間隔が開いて何隻かの底曳船が繋留していた。
風がやや冷たい中だったが、歩き廻る中、顔や手先が少々冷たい他方で、身体はほんの少し温まったような気もしながら歩を進めた。
↓大型船の出入りを支援する場面や、各種の作業に登場するタグボートが繋留されている様子が視える。整備か何かで視えない期間が少し長くなると「一寸…寂しい…」という気もする船だ。
↓明るめな天に、適度に雲が拡がっている様子が美しいと思った。
朝に時間を設けて、この辺りを歩き廻るのも悪くない…
↓そういう船が、辺りの独特な景観を造り、雰囲気を醸し出していると思う。それを眺めて歩くのが少し気に入っている。
↓各々に活動している底曳船なので、出払ってしまっている船も繋留している船も混在している。一斉に出ている場合も、一斉に繋留している場合も在る。が、多くの場合は「何隻かが繋留」という感じだと思う。
↓この時は、各々が律義に「うちの場所…」に繋留で、少し広い間隔が開いて何隻かの底曳船が繋留していた。
風がやや冷たい中だったが、歩き廻る中、顔や手先が少々冷たい他方で、身体はほんの少し温まったような気もしながら歩を進めた。
↓大型船の出入りを支援する場面や、各種の作業に登場するタグボートが繋留されている様子が視える。整備か何かで視えない期間が少し長くなると「一寸…寂しい…」という気もする船だ。
↓明るめな天に、適度に雲が拡がっている様子が美しいと思った。
朝に時間を設けて、この辺りを歩き廻るのも悪くない…
第二副港辺りの眺め…:稚内港(2023.03.17)
↓少し冷たい風に揺らぐ水面が朝の陽射しを跳ね返して輝く…辺りで鳥達が或いは飛び、或いは翼を休めるというように各々に過ごしている感だ…
↓歩く速さを緩めるような感じで、繋留濠の脇をゆったりと進んだ。
↓如何いうものなのか、極一部に雪が残っているが、辺りは寧ろ“早春”という風情かもしれない。
時々思う。各々に飛ぶか、翼を休めるか、海水上に浮かぶこの辺の鳥を眺め、「各々に如何いうようなことを考えているのか?」というようなことをである。別段に如何でも構わないのだが。そして鳥には鳥なりに、生きて行く必死さが在るのだとは想像するが、時には「海辺の鳥のように、傍目に気儘に見えるような感じで時間を過ごし…」というようなことを想う場合も在る。
↓歩く速さを緩めるような感じで、繋留濠の脇をゆったりと進んだ。
↓如何いうものなのか、極一部に雪が残っているが、辺りは寧ろ“早春”という風情かもしれない。
時々思う。各々に飛ぶか、翼を休めるか、海水上に浮かぶこの辺の鳥を眺め、「各々に如何いうようなことを考えているのか?」というようなことをである。別段に如何でも構わないのだが。そして鳥には鳥なりに、生きて行く必死さが在るのだとは想像するが、時には「海辺の鳥のように、傍目に気儘に見えるような感じで時間を過ごし…」というようなことを想う場合も在る。