半ば戯れに「正しい休日…」と称する場合が在る。張り切って朝から映画館に足を運び、一息入れて昼食を愉しみ、サウナを利用して、道草してハイボールを頂きながら軽く食事を摂るというような展開は、正しくその「正しい休日…」という代物だと思う。そういう時間を愉しんでいた。
↓敢えて「往年の何処かの街の…」という設えにしている一画が、何か“道草”という気分を盛り立てる。
↓午後4時台に開店の、少し馴染んだ御店に立寄る。早いもので、今年が「10周年」ということだ…
↓とりあえず、汗は退いているが、サウナも利用して些か火照った身体に、冷たいハイボールが酷く好い…
↓御通しは“ホタテ”の刺身だった。豪華!!3月半ばに今年の漁期が始まり、「シーズン初の…」というような次元のホタテが入ったということで、あの貝殻を剥いて刺身を準備してみたということだった。
↓鮮度が高い“生”である。この辺り、宗谷の海で採るホタテは非常に評価が高い。それを摘むというのは嬉しい。柔らかい他方で、サクッとした歯応えも在る。実に好いモノだ…
↓手羽先焼きを御願いした。これが酷く気に入っている…
↓大きな鉄板で焼く塩ホルモンを御願いした。
↓焼き上がった塩ホルモンを摘まみ、ハイボールを頂くという感じが凄く好い。
こんな具合の道草で、静かに引揚げた。「こういう時間も在る」という事が、何やら酷く好ましい感じだ…
海馬(トド)…:小樽市総合博物館 運河館(2023.03.05)
↓所謂「骨格標本」という代物である。何か不思議な形状をしている。動物らしい。或いは、古生物の化石を参照して造った、概ね実寸大の模型でも観ているような気もした。
↑全体にズングリしていて、4本の脚は余り長くない。脚の先、接地する足は扁平で大き目だ。
↓トドの骨格標本なのだそうだ。体長が3m20㎝程で、トドとしては最大級という程度に大き目な個体であるようだ。
↑小樽の街の西側、札幌駅から列車で移動する場合に「小樽市内に入った…」という感じになる辺りに銭函駅が在る。その銭函辺りの海岸に漂着したモノを使って作った骨格標本であるという説明が掲出されていた。
小樽市総合博物館は、鉄道車輛等も在るような本館に対して、より街中に相当する場所に、旧い倉庫の建物を利用して<運河館>と呼んでいる分館を設けている。その分館で、この骨格標本を観たのだ。
ズングリしていて、海中を泳いで魚を獲り、海から頭を出す、岩場に寝そべるという動きの所謂“海獣”の骨格というようなモノに関しては、考えてみたこともなかった。それを観たことが興味深かった。加えて、こんなに大きな海の生物が居る、辺りの自然は実に豊かな訳だ。標本になったトドの巨体であるから、凄い量の魚を捕食する筈で、それだけの魚が海に居なければ彼らは生きられないのだから。
↑全体にズングリしていて、4本の脚は余り長くない。脚の先、接地する足は扁平で大き目だ。
↓トドの骨格標本なのだそうだ。体長が3m20㎝程で、トドとしては最大級という程度に大き目な個体であるようだ。
↑小樽の街の西側、札幌駅から列車で移動する場合に「小樽市内に入った…」という感じになる辺りに銭函駅が在る。その銭函辺りの海岸に漂着したモノを使って作った骨格標本であるという説明が掲出されていた。
小樽市総合博物館は、鉄道車輛等も在るような本館に対して、より街中に相当する場所に、旧い倉庫の建物を利用して<運河館>と呼んでいる分館を設けている。その分館で、この骨格標本を観たのだ。
ズングリしていて、海中を泳いで魚を獲り、海から頭を出す、岩場に寝そべるという動きの所謂“海獣”の骨格というようなモノに関しては、考えてみたこともなかった。それを観たことが興味深かった。加えて、こんなに大きな海の生物が居る、辺りの自然は実に豊かな訳だ。標本になったトドの巨体であるから、凄い量の魚を捕食する筈で、それだけの魚が海に居なければ彼らは生きられないのだから。