早朝に稚内駅を発って、列車を乗り継いで札幌に到り、更に新千歳空港へ向かった。新千歳空港から神戸空港に飛び、神戸空港から三ノ宮駅に移動した。
↓三ノ宮駅で「大阪方向の列車は…」とホームに出て、直ぐに現れた列車に飛び乗った。車内に停車駅の案内が表示される。
↑「関西のJRの列車」と言えば<新快速>だ。速度が上がる区間では時速120㎞から130㎞程度で運転しているようで、停車駅が少ないので主要駅間の移動が速い。何時も「往年の急行列車や特急列車より速い?」というようなことを思ってしまう。三ノ宮駅の後、芦屋駅、尼崎駅で大阪駅に到る。30分前後だと思う。大阪駅から先も、新大阪駅、高槻駅、京都駅と30分前後である。
↓順調に大阪駅に到った。北海道内で<青春18きっぷ>を使用したが、三宮駅・大阪駅間でも使用した。こういうことが出来るのも好い…
↓何となくエスカレータを上り、大阪駅の構内の様子を眺めた。
↓大きな跨線橋のようになっている箇所の手前に改札口で、とりあえず出てみた。
↑色々な鉄道路線が交錯している大阪駅辺りである。「地下鉄谷町線」は左側へ進み、地下鉄なので多分地下に下りるのであろう。
↓乗換可能な鉄道路線や他の交通手段が多く、それを示すマークが沢山並んでいて目移りしてしまう。
↓表示を見ながら歩を進め、少しずつ地下へ進んで行く感じだった。
↓漸く「地下鉄谷町線」の駅へ進む地点に到った。大阪駅の少し東側の地下で、地下鉄の駅名は「東梅田駅」である。
↑大阪駅が在る辺りは、大阪の中では「梅田」と呼ばれる地区だ。JRの前身の国鉄の、そのまた前身の時代に「大阪のターミナル」として大阪駅という名で駅は出来た。が、他の鉄道会社や地下鉄の駅は「梅田」の名を用いている。後発の駅には「東」や「西」が付される場合迄在る訳だ。
↓東梅田駅に案内地図が掲出されているが、簡単に記憶出来ない程度に煩雑で、少し眺めていて苦笑いも漏れた。
↑大阪駅でJRの列車を下りて、地下鉄谷町線の東梅田駅へ歩くのであれば、10分弱は要すると考えなければなるまい。今般、もっと探して迷うかもしれないとも思ったが、それは免れた。掲出された案内表示を随時見ていれば迷わない訳だ…
↓東梅田駅で地下鉄の列車に乗車した。
↓走行中の地下鉄の列車という風情だ。正しくトンネル内である。先頭車輛だったので、様子が視えて面白かった。
↓東梅田駅、中崎町駅、天神橋筋六丁目駅だ。直ぐに天神橋筋六丁目駅の様子が視えた。駅間は然程長くないようだ。
↓下りたホームで列車を見送った。
↓何となく足が停まって、見入ってしまったホーム上の看板だ。「てんじんばしすじ6ちょうめ」と「6」が使われて「ろく」ではない…
↓壁面に在るこの看板も「6ちょうめ」だった。方々で「X丁目」の「X」が算用数字という例は多く在ると思う。
この地下鉄の駅に到り、何か「実に長い一日で、長い道程を…」と感慨深くなっていた。大阪辺りで地下鉄を利用するのも少し面白い。そんな思い付きと、京都方面の往来の便を考えて、天神橋筋六丁目駅傍に陣取ることとしたのだった。こうして辿り着いた時の様子を振り返ると、存外に訪ね易い場所であった。機会が在れば是非再訪もしたい。
※ 記事の最初、飛び乗った列車内での表示の画は、兵庫県側に在った時に撮っていることになる。が、全般に大阪駅からの移動に纏わる内容なので、記事は「大阪府」のカテゴリに入れる。
神戸空港→三宮:ポートライナー(2023.04.02)
神戸空港を発着する便の増便が図られて旅客が著しく増加したような場合、その輸送能力に少し不安が無い訳でもないかもしれないが、ポートライナーはなかなか便利だ。神戸空港から20分弱で、神戸市内の交通結節点である三宮に至る。
↓そのポートライナーの先頭車輌、進行方向の正面が見える辺りに乗車する機会を得た。左寄りの軌道に上って三宮を目指すことになる。
↑ポートライナーは遠隔操作ということになるのだと思うが、乗務員が乗車していない。特段に運転台の様になっているでもない正面に座ることが叶う場合も在る。
↓軌道は意外に複雑に曲がり、勾配区間も存外に多い。
↓海上の橋のような箇所を進むが、左の奥に街や港の灯りらしいモノが覗く。
↓既に暗くなったが、それでも街の灯りの向こうに、街の後背に拡がる山地の影が僅かに判る。
↑偶々、最近読んだ小説に、神戸では“山側”、“海側”という言い方が多用されるというようなネタが在ったというようなことも思い出していた。
↓幾つもの駅に停車しながらポートライナーは進む。
↓少し目立つ橋が見える。
↓左の橋は、神戸空港やその陸寄りの場所等、神戸港の人造の島と街とを結ぶ<神戸大橋>である。
↓橋の直ぐ脇、或いは橋の一部のような場所の軌道をポートライナーが駆ける。進行方向には街の大きな建物の灯りが覗く。
↓神戸大橋の辺りを過ぎると「もう少し…」という感がする。
↓街が近い…
↓高架の道路等が入り組んだように見えて少し面白い。
↓高架の道路の下を潜るように、高架の軌道が設えられている。
↓背が高い駐車場の高い階層に駐車中の車輌が眼に入り、何か不思議な光景に見えた。駅でポートライナーを待って居る時に、駐車場の車輌が何となく見える場合も在るかもしれないなどと思った。
↓三宮が近付く中、ビルの間のような場所を進む。反対方向へ進むポートライナーの前照灯が眩しい。強い光源が迫って来るかのような不思議な光景だ。
↓左折すると三宮の駅だ。
↓三宮に到着である…
暗くなった頃の神戸空港に下立ち、夜の帳に包まれ始めたような中を進んで三宮に至った。こんな様子を写真に収める機会が在ったのは好い。またポートライナーを利用する機会を設けてみたいものだ。
↓そのポートライナーの先頭車輌、進行方向の正面が見える辺りに乗車する機会を得た。左寄りの軌道に上って三宮を目指すことになる。
↑ポートライナーは遠隔操作ということになるのだと思うが、乗務員が乗車していない。特段に運転台の様になっているでもない正面に座ることが叶う場合も在る。
↓軌道は意外に複雑に曲がり、勾配区間も存外に多い。
↓海上の橋のような箇所を進むが、左の奥に街や港の灯りらしいモノが覗く。
↓既に暗くなったが、それでも街の灯りの向こうに、街の後背に拡がる山地の影が僅かに判る。
↑偶々、最近読んだ小説に、神戸では“山側”、“海側”という言い方が多用されるというようなネタが在ったというようなことも思い出していた。
↓幾つもの駅に停車しながらポートライナーは進む。
↓少し目立つ橋が見える。
↓左の橋は、神戸空港やその陸寄りの場所等、神戸港の人造の島と街とを結ぶ<神戸大橋>である。
↓橋の直ぐ脇、或いは橋の一部のような場所の軌道をポートライナーが駆ける。進行方向には街の大きな建物の灯りが覗く。
↓神戸大橋の辺りを過ぎると「もう少し…」という感がする。
↓街が近い…
↓高架の道路等が入り組んだように見えて少し面白い。
↓高架の道路の下を潜るように、高架の軌道が設えられている。
↓背が高い駐車場の高い階層に駐車中の車輌が眼に入り、何か不思議な光景に見えた。駅でポートライナーを待って居る時に、駐車場の車輌が何となく見える場合も在るかもしれないなどと思った。
↓三宮が近付く中、ビルの間のような場所を進む。反対方向へ進むポートライナーの前照灯が眩しい。強い光源が迫って来るかのような不思議な光景だ。
↓左折すると三宮の駅だ。
↓三宮に到着である…
暗くなった頃の神戸空港に下立ち、夜の帳に包まれ始めたような中を進んで三宮に至った。こんな様子を写真に収める機会が在ったのは好い。またポートライナーを利用する機会を設けてみたいものだ。
夕べに…(2023.04.12)
朝に…(2023.04.12)
長浜駅前…(2023.04.03)
京都駅の一つ先、山科駅から列車で米原駅へ移動した。長浜駅へ向かう列車の接続が悪く、思い切ってタクシーで長浜港へ移動した。遊覧船に乗船したかった。
乗船する段取りが整い、乗船迄に間が在るので、辺りを散策して昼食も愉しんだ。その後、「復路は列車で…」ということで、散策の続きを兼ねて「長浜駅の場所を確かめておこう」と歩を進めた。
↓長浜駅前だ…
↑桜が艶やかで、この日の荒天と相俟って、何か晴れやかな気分で様子を見入っていた。
↓非常に好い状態の桜が観られた…
友人と出掛ける相談の中、何やら話しが二転三転して長浜に至った。友人はこの滋賀県の北寄りな辺りは初めてということだった。長浜には長く関心が在ったが、立寄る機会を設けられずに居たので、自身も初めての訪問であった。その初めての訪問で、長浜が「忘れ難い場所」という感になったのは大変に幸いである。思い付いて何処かを訪ねると、こういう「幸い」が発生する。それが好い。
乗船する段取りが整い、乗船迄に間が在るので、辺りを散策して昼食も愉しんだ。その後、「復路は列車で…」ということで、散策の続きを兼ねて「長浜駅の場所を確かめておこう」と歩を進めた。
↓長浜駅前だ…
↑桜が艶やかで、この日の荒天と相俟って、何か晴れやかな気分で様子を見入っていた。
↓非常に好い状態の桜が観られた…
友人と出掛ける相談の中、何やら話しが二転三転して長浜に至った。友人はこの滋賀県の北寄りな辺りは初めてということだった。長浜には長く関心が在ったが、立寄る機会を設けられずに居たので、自身も初めての訪問であった。その初めての訪問で、長浜が「忘れ難い場所」という感になったのは大変に幸いである。思い付いて何処かを訪ねると、こういう「幸い」が発生する。それが好い。
都島神社…(2023.04.05)
天神橋筋六丁目駅駅に近い宿から、漫然と歩き始めた。京都へ向かう前に、少し大阪を歩き廻ろうという意図で、特別な目的は無かった。
歩を進め始め、少し経って思い至った。京都へ向かう列車が便利な大阪駅や大阪梅田駅の方向へ向かうような意図も在りながら、逆方向にドンドン歩を進めてしまった。地下鉄の都島駅の辺りに至った。
↓こんな場所に行き当たった…
↑都島神社である。
↓社殿である。
この神社は「十五社神社」として1160年に起こったと伝えられる。15の神を祀ったので「十五社神社」と称したそうだ。1943年に地名にちなんで都島神社と称するようになった。1945年の空襲で社殿等が損なわれ、1949年に再建されたということだ。
↓石が敷かれた通路以外の砂地の場所へは「立入を御遠慮願います」となっている。整然と整備されている。
↓然程大きくはない神社だが、何か街中でこの辺りだけ「凛とした空気感」が漂っているように思った。
大阪で無事に愉しく滞在していることに感謝の意を表したいと、都島の地に永く在るという神社に参拝した。こういうような出会いも好いと思う。
歩を進め始め、少し経って思い至った。京都へ向かう列車が便利な大阪駅や大阪梅田駅の方向へ向かうような意図も在りながら、逆方向にドンドン歩を進めてしまった。地下鉄の都島駅の辺りに至った。
↓こんな場所に行き当たった…
↑都島神社である。
↓社殿である。
この神社は「十五社神社」として1160年に起こったと伝えられる。15の神を祀ったので「十五社神社」と称したそうだ。1943年に地名にちなんで都島神社と称するようになった。1945年の空襲で社殿等が損なわれ、1949年に再建されたということだ。
↓石が敷かれた通路以外の砂地の場所へは「立入を御遠慮願います」となっている。整然と整備されている。
↓然程大きくはない神社だが、何か街中でこの辺りだけ「凛とした空気感」が漂っているように思った。
大阪で無事に愉しく滞在していることに感謝の意を表したいと、都島の地に永く在るという神社に参拝した。こういうような出会いも好いと思う。
『悠久の祈り』:真宗本廟=東本願寺(2023.04.04)
上空…:明石海峡大橋周辺(2022.04.02)
列車を乗り継いで新千歳空港へ至り、無事に上空へ出て神戸空港を目指していた。稚内や新千歳空港周辺と、神戸空港周辺とでは明るくなる時間帯や暗くなる時間帯に「些かの時間差」が在る。そういう関係も在るのかもしれないが、神戸空港周辺で搭乗機が高度を下げていた頃、辺りは未だ真っ暗という程でもなかった。
↓眼下に明石海峡大橋の一部が見えている。なかなかの迫力だ。
↓見えているのは、橋の本州側、神戸市の西端部辺りの様子だ。辺りの緑地の街灯に灯りが点き始めた様子だ。
↓画のやや左側の半ばより少し上辺りに特徴的な形に土が盛られている場所が判る。これは「五色塚古墳」だ。上空からこれだけハッキリと判るということは、相当に大きい筈だ…
↑所謂“前方後円墳”で、この場所は往時の雰囲気を再現しているらしい。残念ながら近くへ足尾運んで観た経過は無い。
↓明石海峡大橋や古墳が見える舞子公園という辺りは神戸市の西端部辺りで、この上空を過ぎると神戸の街中と港の間に浮かぶ神戸空港は近い。
↓何時の間にかという感で、搭乗機は神戸空港に着陸した。
天の旅で、何となく窓側の席を占めると、こういうように「上空からの眺望」を愉しむことが叶う場合も在る。こういうのも好い感じだと思う。
↓眼下に明石海峡大橋の一部が見えている。なかなかの迫力だ。
↓見えているのは、橋の本州側、神戸市の西端部辺りの様子だ。辺りの緑地の街灯に灯りが点き始めた様子だ。
↓画のやや左側の半ばより少し上辺りに特徴的な形に土が盛られている場所が判る。これは「五色塚古墳」だ。上空からこれだけハッキリと判るということは、相当に大きい筈だ…
↑所謂“前方後円墳”で、この場所は往時の雰囲気を再現しているらしい。残念ながら近くへ足尾運んで観た経過は無い。
↓明石海峡大橋や古墳が見える舞子公園という辺りは神戸市の西端部辺りで、この上空を過ぎると神戸の街中と港の間に浮かぶ神戸空港は近い。
↓何時の間にかという感で、搭乗機は神戸空港に着陸した。
天の旅で、何となく窓側の席を占めると、こういうように「上空からの眺望」を愉しむことが叶う場合も在る。こういうのも好い感じだと思う。