夕べ…:祇園花見小路(2023.04.05)

些かの雨も交り始めた夕刻、祇園花見小路へ足を運んだ。

京都駅から四条駅へ地下鉄で移動し、四条烏丸辺りから四条通を東寄りへ足早に歩きながらタクシーを拾い、祇園花見小路の少し奥、建仁寺寄りな辺りに至った。

↓照明に、少し濡れた桜が浮かび上がるような風情だ。
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↓訪ねたのは<祇園甲部歌舞練場>という劇場だった。
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↑<都をどり>という催しの期間中でもあって、関係の装飾も見受けられた。

↓が、<祇園甲部歌舞練場>を訪ねたのは、こういう催しを鑑賞するためであった。
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↑日本文化を紹介するという『ギオンコーナー』という演目が在る。茶を淹れる、生け花をする、琴を演奏する、伎楽の演奏と舞踊、舞妓の踊りを披露、狂言、文楽というような様子を見せる1時間程度のステージだ。

↓この日、同行した友人がこの『ギオンコーナー』に関心を寄せていた。前日に話していて、夜遅くに「多分、券の予約も出来るウェブサイト」を伝えて来た。そこで早朝に券を確保し、京都駅のコンビニで発券して頂いて駆け付けた訳である。
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↑ほぼ満席だが、如何観ても外国人の観客が圧倒的多数だった。英語のパンフレットばかりが配られていた感だった。自身も傍目には外国人に見えていたかもしれない。

ステージそのものは、凄く面白かった。琴の演奏、伎楽の演奏や舞踊というようなモノを生で聴く機会等、自身の日常では考え悪い。狂言は何かで観たような記憶も在るが、文楽の、あの見事な人形が動く様子を生で観るというのは少し感動した。「是非!」と言い出していた友人もかなり愉しんだようだった。

↓面白かったステージの余韻に浸りながらゆったりしたい気分ではあったが、交っていた雨が少しだけ強くなり始めた感でもあった。
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↓花見小路の雰囲気には、こういう提灯が凄く似合うと思った。
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↓濡れた路面と、路面に跳ね返っている灯りというのが、何か凄く艶やかだ。
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この記事の各写真は、雨交りな夕べにX100Fを手持で撮った、やや質が低いかもしれないモノかもしれないが、「この時の風情…」が忘れ難く、敢えて写真を使った記事を綴っている。

少し縁が出来て、京都に立寄る機会が増えた昨今である。そうした中、京都で出逢える様々なモノに巡り合う機会も設けるようになっていると思う。マダマダ様々なモノが在る筈だ。それらに出逢う機会も設けてみたいものだ。
posted by Charlie at 19:12Comment(0)京都府

波止場横丁の夕べ…(2023.04.16)

休業日の恒例であると、天候が好くない中でサウナを利用しに出た。

↓そして変に律義に道草もしたが、何か風雪が強まっていた。
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↓随分と派手に暖簾が風でバタバタとし、湿った雪を浴びて酷く濡れていた。
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↓中へ入れば、何時ものような落ち着いた感じだった。
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↑御通しの蛸を摘まんでハイボールを頂きながら、料理の登場を待つ。

↓凄く気に入っている手羽先焼を頂いた。
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↓ジンギスカンを御願いした。大きな鉄板で焼き上げる…
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↓タレで味を点けた肉を野菜と合わせて焼くジンギスカンである。これが好い!
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居合わせた皆さんと言葉を交わす等して、ハイボールを何杯か頂き、何か寛いだ。それは非常に好かったが、引揚げようと歩いた際、風雪で酷く濡れたのだった…

多少、天候が悪くても、こういう場所で寛ぐのは止められない…

国道沿いの歩道…(2023.04.18)

↓何気なく歩いていて、こういう様子に出くわし、歩を停めた。少し深めに呼吸してから、慎重に歩を進めることにした。複雑に凍ったような箇所、濡れたような箇所、シャーベット状の雪をばら撒いたような箇所が入り交じった歩道の様子なのだ。
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前々日から前日の湿った雪の残滓が、朝の間はマダマダ見受けられた。

序でに眼に留まったのだが、雪が多かった時期、埋まっていた場合も在ったバス停は、特段に問題が無い様子だ…多目に積もって、除雪作業で圧し集めるというような次元迄積もった訳ではないのだ。

未だ“今季”と表現してしまう、昨年11月頃からの積雪時季だが、12月に足を滑らせて転倒し、随分と痛かったという苦い思い出が生じてしまっているので、「雪等で状態が悪い道路」を歩く場合には、一際気を遣っていた経過が在る。そういうのから免れていた中で、不意に“奇襲攻撃”のようにこういう状態が戻るのは、余り歓迎は出来ない。と言って、状況が生じた以上は慎重に対処する他は無いのだが。

朝に…(2023.04.18)

前々日の日中から前日の早朝に断続した湿った雪の残滓が見受けられる朝だった。
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↓「積雪期が始まって…」というような、例えば11月頃や、積雪が遅いシーズンであれば12月に入るような頃の様子を想わせるが、確りと「4月18日」と判る日付表示も判る。何か不思議だ。
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↑佇んでいて身体に当たるのが判る風は未だ冷たく、「春季の衣類」というより「冬季の衣類」というのが似つかわしいような様子だと思う。

前々日から前日の湿った雪は、前日午後位にはかなり融けていたが、それでも更に翌日まで残った場所も在った訳だ。
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こうやって「何をモタモタと…」というような様子も見せながら、季節は静かにゆっくりと動くのであろう。

<青春18きっぷ>…(2023.04.08)

↓稚内帰着後、使用していた<青春18きっぷ>を写真に収めた。
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↑5日(回)の使用が可能だが、4日(回)の使用後、機会を設けられずにこのまま有効期限が終わってしまった。自身の中では「時々やる…」ということでもある。

4日(回)の使用について振り返ってみる…

【第1日】
稚内→名寄
旭川→滝川
滝川→岩見沢
岩見沢→札幌
札幌→新千歳空港
三ノ宮→大阪

【第2日】
大阪→姫路
姫路→加古川→神戸→元町
新千歳空港→札幌

【第3日】
札幌→岩見沢→旭川

【第4日】
旭川→稚内

出発した【第1日】の名寄・旭川間は別途に乗車券と特急券を求めて移動した。その他、空路を挟んで北海道内と関西圏内とで同一日に利用の例も在る。

思うと、比較的近年の「<青春18きっぷ>を利用する…」という場合の、「自身の標準的な様子」が今般のような感じなのかもしれない。一部の「別途」が在ったにしても、稚内・札幌を往復で、空港と街との往復や、飛んだ先の地域での移動が些か加わるという具合だ。<青春18きっぷ>の料金相当分程度に乗車しているとは思うが、そういうことではなく「投じた金額に見合う程度か、それ以上に愉しい一時を過ごした」ということが自身にとっては重要だ。

比較的近年の「<青春18きっぷ>を利用する…」という場合を振り返ると、2022年7月末から8月初めに利用した際には、上陸した本州での少し長めな移動に利用した例が在った。あの折は「1回」の<青春18きっぷ>を残し、羽田空港から新千歳空港へ飛んで、札幌に出て高速バスで旭川入りして寛ぎ、然る後に稚内へ引揚げたのだった。

こういうような便利なモノは、存続する限り、自身で動き回ることが可能な限り利用し続けたい感だ。そして、モノをこういうように写真に収めるのも悪くないように思う。

「花尻ジンギスカンミックス+ジンギスカン」:<元祖滝川花尻ジンギスカン>…:札幌・<狸COMICHI>(たぬきこみち)(2023.04.07)

大阪でサウナに寄ろうと思い立ったが、思い立った施設の営業時間終了間際だったので諦めた経過が在った。それが引っ掛かり、札幌へ移動後、旭川へ向かう前に札幌都心部のサウナでゆったりした。

そうしていた間に「昼食でも摂ろうか…」という時間帯に差し掛かっていた。雨交りでやや動き悪い感じではあった中、思い付いて立寄ったのは狸小路という商店街の辺りだ。

↓ここに到った…
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↑狸小路2丁目に在り、食事を愉しむ等することが出来るテナントが集まっている場所だ。

↓平日のランチタイムの少し早目な時間帯に相当し、未だ混み合っていない感じだった。
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↓滝川で起こったという「味付ジンギスカン」である。滝川の店の伝統を引継いで、ここで店を開いたということなのだが、以前に立寄ってなかなかに好かった
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↓こういう独特な形の鍋を使うのが「古くからの正しい流儀」というモノかもしれない。
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↓通常「ジンギスカン」と「厚切り」とが在る。その両者を合わせた「ミックス」が在るので、それを御願いし、「ジンギスカン」を追加した。そうすると、とりあえず「ジンギスカン」が2つ、大きな皿に載って現れた。
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↓こちらは「厚切り」である。
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↓タマネギやモヤシというような野菜を添えるのも「古くからの正しい流儀」というモノかもしれない。
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↓こうやって揃ったモノをゆっくりと焼きながら愉しむ。
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↓こんな具合に、鍋の周囲の溝のような箇所に野菜を入れ、中央側の凸部に肉を載せる。これがジンギスカンを焼く「古くからの正しい流儀」というモノと聞く。(肉や野菜が食べられるように焼ければ、如何いう流儀でも何等の差支えは無いのだが…)
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↓肉が焼けたら摘み、鍋に未だ焼いていない肉を加える。
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↓こうやって小皿に取って、ゆっくりとジンギスカンを頂く訳だ…
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↓ドンドンと焼きながら、この味付ジンギスカンを愉しんだ。
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↓肉も野菜もタップリと、残してしまわずに確りと頂いた…
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この<狸COMICHI>の<元祖滝川花尻ジンギスカン>は「お気に入り」の場所になった。尤も、肉料理が苦手な方と御一緒はし悪いが。

↓この場所の雰囲気も悪くない。札幌都心の伝統在る商店街ということで、祭の神輿を大切にしているようだ。そういうモノが飾られたコーナーも在る。
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また機会が在れば寄ってみたいと、記憶の隅に確りと留まっている御店である…

「13番出口」…:札幌駅前通地下歩行空間(2023.04.07)

↓大通公園が視えるような位置に出る出入口である。
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札幌駅前通地下歩行空間の出入口については、札幌駅側(北側)に若い番号が割り当てられ、大通側(南側)に進むに連れて番号が大きくなるのだ。

この「13番出口」の先は地下鉄大通駅で、更に進むと地下鉄すすきの駅へ延びる地下街が在る。

札幌は、こういう「街の画」というような感じの写真を撮る場所には事欠かない街であると想う。

「10番出口」…:札幌駅前通地下歩行空間(2023.04.07)

↓地上の自然光が地下側へ漏れて降り注ぎ、そこに地下の照明の人工光が融けているというような、何とも名状し悪い光の加減だと思った。
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↑こういうような画は、広角レンズで撮るべきなのだろう。

実はX-Pro2XF16㎜F2.8を装着し、「軽快に広角の画を撮る」という感じで歩き廻ったのは、偶々ながら少し御無沙汰だった。XF16㎜F2.8を入手した頃には大変に気に入っていたのだったが、最近はズームのXF10-24㎜F4をより多用していたかもしれない。前者の単焦点の画角が、後者のズームの画角に含まれて被るということも在る。が、単焦点レンズの軽快な感じは凄く好い…

何となくの動きで、所有している機材の好さを改めて認識するような感じにもなった。

「8番出口」…:札幌駅前通地下歩行空間(2023.04.07)

↓地上への出口から漏れる光が地下に半ば入っているような雰囲気が面白い。
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↑広角レンズは、こういうような「ぼんやりと拡がっているその場の雰囲気」を捉えて写すという感じなのだと思う。

カメラを提げて「半ば漫然…」という調子で歩き廻る場合、今般使った広角レンズを装着したカメラを択ぶのも、なかなかに好いと思う。