趣味で写真を撮り、撮った写真を掲出し、それを撮った時の様子や思ったこと、写っているモノに関連する話題を綴るような、「可能な範囲で出来るように、何となく続ける」という営為は、「面白いから続けている」という以上でも以下でもない事柄だと思う。
こういう営為が少し継続すると、何時の間にか存外に多くの数のモノが記録として残る。が、その残る数に関して“目標”のようなモノを設定するのでもない。「そう言えば“X千件”も積み上っていた…」と気付いて驚くばかりである。
世間では「〇〇のX年」と「周年行事」的なことを重んじるような考え方も在るのだと思う。が、自身はそういう考え方には強く与したいとも思わない。「X年」は、「可能な範囲で出来るように続ける」が重なった“結果”でしかない。特段に「周年行事」的に何かを考えるのでもなく、「可能な範囲で出来るように続けて積み上った何か」が在ればそれで事足りる。そういうことを然程行うのでもなく、「周年行事」的なことで大騒ぎするというのも空疎であろう。
一般論のように、自身ではそういう程度の感覚を有していると思うが、2016年4月23日に思い付いて始めたこのブログに関しては、デジタルカメラでモノクロ写真を撮ってみる機会が増え、「カラーの序でにモノクロも時々撮る」が「モノクロ写真をドンドン撮る合間にカラーを撮る場合も在る」という感じになって行って、撮った写真を掲出すると同時に自身の備忘録的な感覚も入り込んで、止め処無く記事投稿が続いて現在に至っている。
そういうことなので、記事が何千件積上げられようとも「だから?」という程度なのかもしれない。が、同時に「そう言えば“X千件”も積み上っていた…」と驚く感じを排除する、否定するのでもない。そして、そんな必要性も無い筈だ。
↓そういう訳で、過去にも「X千件」というような趣旨の記事を綴った経過が在った。
>>7000件=2022.11.03
>>6666件=2022.08.16
>>6000件=2022.02.20
>>5001件=2021.05.10
>>4504件=2020.10.27
今般、偶々、記事が「8020件」に至っていたことに気付いた。7年間余りの積上げである。これを概ね85ヶ月間と考えれば、月平均で94件から95件程度の記事を送り出したという勘定になる。
月に200件の記事という2022年8月の例が、1ヶ月間の記事数として現時点で最大であると思う。そして“3桁”も散見、或いは続いている場合が在って、他方で40件台から60件台が眼に留まる。こういうのを単純に均せば、月平均で94件から95件程度の記事ということにはなるであろう。
「撮った写真を掲出し、それを撮った時の様子や思ったこと、写っているモノに関連する話題を綴る」ということが、このブログの基礎だが、周縁的な話題等を綴った記事もある。その「周縁的な話題等を綴った記事」は全体の2%足らずと見受けられる。
記事は「写真の撮影地域」を基礎に、カテゴリを設けて整理している。「自身の備忘録」的な観点で考えると、「〇〇を訪ねた時の…」が思い出し易く、なかなかに好いと思う。他方、ブログを閲覧する際にも、所縁が在るか、訪ねてみたいかというような、関心が高い場所の画を見出す場合に便利なのではないかと思う。
多々設けたカテゴリから、記事件数が多目なモノを5つ挙げる。更に、各カテゴリの画の例を挙げておく。
「北海道/稚内」の記事は、地元なので圧倒的に多く、全体の39%程度を占める。地元では「何度も観ていて、観る都度に異なる様子に視える」という気に入った様子や、手近の様々なモノの画を頻繁に撮り、それを使って記事を綴っている。
↓地元ではこういう「何気ないと同時に美しい様子」に出遭う機会も少なくない。
↓気に入っている様子は季節を問わずに撮る…
「ロシア/サハリン州」の記事は、頻繁に訪れて一定期間滞在していて「半ば地元」というような具合であった時期が在ったことから、全体の16.5%程度を占めている。或いはこの「サハリン時代」というような時期に、「何度も観ていて、観る都度に異なる様子に視える」という気に入った様子や、手近の様々なモノの画を頻繁に撮るという方式を確立したという一面が在ったかもしれない。
↓「殆ど必ず…」という程度にカメラは持って戸外に出て、様々な出くわした様子の画を撮っていた。
↓気に入った建物が視える辺りには何度も足を運んで写真を撮った。
「北海道/札幌」の記事は、全体の6.6%程を占める。所用が生じて一定頻度で訪ねる“準地元”とでも呼ぶべき地域だ。更に「育った街」でもある。
↓街の中の凄く気に入っている被写体…
↓地下に迄、何やら面白いモノが多く在る。
「京都府」の記事は、全体の4.9%程を占める。各々の伝統を積み重ねた多様な地域が連なっている関西方面は気に入っている訪問先で、このブログに掲出した写真を撮っている期間だけでも何度も京都には寄っていた。が、2022年5月以降は少し御縁が生じ、複数回に亘って立寄っている関係上、少し写真が増えた経過が在る。
↓街角に「一寸面白い…」が存外に多いと思う。
↓そして画になる風景が方々に見受けられる。
「北海道/旭川」の記事は、全体の4.8%弱を占める。旭川自体を訪ねる場合も在るが、他地域とを往来する往路や復路に立寄るという場合が存外に在って、その分写真を撮る機会も多くなっているのだ。
↓この橋がかなり気に入っている…
↓駅で写真を撮る場面も多い。
こうして少しだけ観るだけでも、多彩で数多い画がこのブログには収まっている。記事が多目な5つのカテゴリを挙げてみたが、他にも未だ色々と在る。各カテゴリから、観る方の「御気に入り」が出て来るのであれば嬉しい。
主に国内の都道府県名をカテゴリに関しているが、「無い…」という県が未だ存外に在る。これは、立寄ったか通過した経過が在っても、こちらのブログ向けの写真が無い場合か、全く未踏という場合だ。可能であれば、その「(カテゴリが)無い県」を訪ねてみたいと思う。が、気に入った各地を繰り返し訪ねるような傾向も強く、意外に巧く運ばない。
そういう他方に、何時も「新しい機材が欲しい物欲」は在る。しかし「レンズを買うなら、その分で何処かに出掛けて、現有のレンズを使う方が…」と物欲を抑え込む場合が多い。
こういうような具合だが、今後もこのブログ(=写真を撮ること、それらを撮った時の様子や思ったこと、写っているモノに関連する話題を綴るということ)は続けると思う。
第一副港辺りの眺め…:稚内港(2023.06.08)
曇天の故に明るい光が溢れているとは言い悪いが、気温が低過ぎず、風は然程強くないので、歩いてみる分には悪くない。
↓そういう中で、稚内港の繋留濠である第一副港の辺りに至った。
↓繋留濠に沿って、ゆっくりと歩を進めた。
↓奥側へ進めば、水面は滑らかな鏡面のような様相になって行った。
↓天の様子が水面上に拡がるような感じが面白いと思い、暫し眺めていた。
↓振り返るように眺めた景色だ。真中の奥に視える高いビルの傍、稚内駅の辺りから40分程も歩いた辺りだ。更に歩くのだが…
↓繋留濠の最奥部辺りだ。向こうのドライドックに未だ<ガリンコ号III>が入渠中であるのが視えた。
こういう様子で、頻繁に歩くような辺りの様子に面白さを見出すというのは愉しいと思う。
↓そういう中で、稚内港の繋留濠である第一副港の辺りに至った。
↓繋留濠に沿って、ゆっくりと歩を進めた。
↓奥側へ進めば、水面は滑らかな鏡面のような様相になって行った。
↓天の様子が水面上に拡がるような感じが面白いと思い、暫し眺めていた。
↓振り返るように眺めた景色だ。真中の奥に視える高いビルの傍、稚内駅の辺りから40分程も歩いた辺りだ。更に歩くのだが…
↓繋留濠の最奥部辺りだ。向こうのドライドックに未だ<ガリンコ号III>が入渠中であるのが視えた。
こういう様子で、頻繁に歩くような辺りの様子に面白さを見出すというのは愉しいと思う。