「早寝早起き」な傾向は、もう何年も続いていると思う。
2017年頃、「日本時間プラス2時間」という時間帯の場所(サハリン)にやや長く滞在した経過が在った。彼の地では「朝6時」が“日本時間”では「朝4時」という形になる。彼の地の「夜11時」が“日本時間”では「夜9時」という形になる。サハリンに在って「夜11時頃に眠って、朝6時頃に眼を開ける」ということが多い場合、日本国内に戻ると「夜9時頃に眠って、朝4時頃に眼を開ける」という感じになってしまう。
そういうのが慣例化し、何か「早寝早起き」な傾向を帯び、「そのまま…」というようになってしまっている。特段に不具合が在るのでもなく、何処かに御迷惑が及ぶのでもないと考えている。
↓結果的に早起きをして、「極々短い散策」と称して早朝の戸外へ出てみる機会を設けることが、半ば恒例化している。

↓雨が交りそうな曇天であった前日とは異なり、天が明るいと思った。

↓天の高目な辺りでは様々な雲が流れ散っている感だが、低目な辺りは雲が厚い。そして宗谷丘陵側の陸地は視えず、恐らく現地は深く濃い霧に覆われてしまっているように見受けられる様子だ。

↓日出時刻を少し過ぎると、高度を上げた朝陽の姿の一部が雲間に少しだけ見え、雲間から光が漏れて海面に細い小径のように光が跳ね返っている。

↓光を放とうとする朝陽に対し、それを阻もうとする雲が、バスケットボールの試合で選手達がシュートを打ち易い場所を奪い合って競うかのように、「場所取り」で攻防を繰り広げているかのようにも見えて面白いと思った。

↑様々な種類の鳥達も入れ替わり登場していた。
↓朝陽と雲との競い合いが続いていた感だったが、終に朝陽は雲の隙間から光を解き放った。海面に“光の路”が形成された。

↓雲は粘り強く朝陽を阻み、朝陽の円い形は見え悪いが、光は確りと解き放たれた感だ。

こうして、やや陽射しが強めに感じられ、前日より少しだけ気温が高い感じの朝になって行った。
或る程度頻繁に殆ど同じ場所で日出の頃の様子を観るが、「前と全く同じ…」というような様子が「無い!」というのが大変に興味深い。