夕べに…(2023.10.05)

↓御近所の御店に立寄り夕食…最初にシーザーサラダが登場…
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↓そしてヌカニシン…糠漬けの鰊を焼き上げる。これが美味い!
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↓加えて、薬味を色々と載せた冷奴を頂く。
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↓こういう具合の夕食を愉しむ御近所の御店だ…
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特別な事が在るでもないという日の、普通の夕食を普通に愉しむ感じが凄く好い…

<久米仙ブラック 43度>…(2023.10.05)

↓遠く沖縄県から、幾つもの山や海を越えて、稚内の拙宅に届いたモノ…
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↓丁寧に造って大切に保管して送り出される「古酒」と呼ばれる泡盛である…
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↓720ml入のボトルだが、小さいなりに重厚なボトルだ。
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↓43度の泡盛である旨のラベルがボトル裏に貼り付いている。
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↓愛用品の一つである琉球硝子系統のタンブラーにこの「古酒」を注いだ。
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独特な味わいで、43度という度数もストレートで啜るのに程好い感じで、酷く気に入ってしまった。こういうモノと共に過ごす一時も好い感じだと思う。

久米仙 ブラック古酒 43度


第一副港辺りの眺め…:稚内港(2023.10.05)

風雨が気になるでもない状況の朝、思い付いて歩き廻った。

↓稚内港の繋留濠である第一副港の辺りに至った。
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↓様子を眺めながら、濠に沿って歩を進めるというようなことをするのが何時も愉しい。
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↓繋留している船の辺りが、海鳥と街の鳥との、行動圏または勢力圏の境界という様相を呈しているかもしれない。海鳥と街の鳥とが混在している様子が時々見受けられる。
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↓対岸の建物が見えるような辺りで海鳥が翼を休めているというのも、日頃からよく見掛る感じだ。
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↓対岸にトラックやフォークリフトが動く様が見えている。こういう様子が面白い。
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↓タグボートや作業台船が繋留中な様子を眺めるのも興味深い。
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↓風が穏やかで、水面が鏡面のような様相を呈し、繋留中の船の様子が水面に映り込んでいる。
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何度となく眺めているこの辺りの様子だが、何度眺めても飽きない…

朝に…(2023.10.05)

↓この時季に15℃に届かない気温というのは、当地では何ら珍しくもない。寧ろ「普通」な感じの気温で、風も微弱である。
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↓こういうようになると「今にも雨が降り出しそうな…」という天候の変化が酷く気になってしまう。
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↓もう少し気温が高い例や、低い例も過去の同じような時季には見受けられた気がするが、現今の情況は「この時季はこういう感じ…」という範囲の中であるようにも思う。
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静かな普通の朝だ…

<旧中越銀行 小樽支店>…:小樽・堺町通(2023.10.01)

↓「堺町通の御店」とでも聞くと思い浮かべる、カフェや菓子類等の売場が合わさったような場所だが、何か「新しいような?古いような?」と感じられる建物だった。
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↓よく見れば辺りに「指定歴史的建造物」の看板が在った。
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↑<中越銀行>の支店として1924(大正13)年に建てられた建物であるという。<中越銀行>は1943(昭和18)年に他行と合併して<北陸銀行>となって行く。そうなるとこの建物は「北陸銀行 南小樽支店」ということになったそうだ。その後、様々な経過で現在のように利用されているということなのであろう。

中へ入ってみると、↓広めな吹き抜けの空間が在って、デッキのような2階が設えられているようだ。
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↓階段を上がってみると、1階が菓子類等の売場で、2階がカフェという様子が判り易い。
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↓小樽駅に着いてから、昼食も摂ったが、少し精力的に歩いたので珈琲を1杯頂いて一息入れることにした。
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↓珈琲を頂いた後、脇の水道でカップを濯いで、小箱に入れて記念品として持ち帰ることが出来るという売り方をしていた。運河のイラストが入った小さめなカップは、珈琲を頂いた後に持ち帰った…
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何となく「大勢の来訪者で賑わう堺町通の御店」という風情が「往年の銀行の設えの建築」に入り込んでいる様子が凄く面白いと思った。

小樽に関しては、立寄ってみる都度に「一寸面白い…」という箇所が増えるような気もする。

稚内港北防波堤ドーム…(2023.10.05)

何処となく「天候が変わり易い」というような気がしている。10月に入って「一段階?」という程度に気温が下がっているように思うが、他方で「不意に雨が交る」というような感じ、「遠い雷鳴が聞こえて強い通り雨」というような感じというのが続いている気がする。

↓雲が多目で暗いと思った他方、日出時刻前の光らしきモノが覗いてもいると見受けられ、早朝の戸外へ出てみた。
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↓低目な天の一部は雲が少ないが、その少ない箇所を除く、天のかなり広い部分が雲に覆われている感じだ。
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↓朝陽の通り道と見受けられる箇所が、画の右側に大きく傾いたような感じだ。雲に覆われてしまっているが、それでも拡がろうとしている光が少し拡がろうとしている様子が伺える。
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↓光が雲に滲むのだが、その光が解き放たれるというような様子にはならない感じだ。
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↓日出時刻を少し過ぎた様子で、光の滲む具合が強まったように見える。が、光は解き放たれない。
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↓雲の縁が強く輝いているような感じだった。
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↓朝陽の光は解き放たれず、寧ろ光が封じ込められた状態で、何となく曇天の朝となって行った。
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予報で雨交りや曇りであっても、早朝の光の具合が面白い場合も在る。偶々、そういう情況に出くわした感だ。こういうのが、早朝に何となく動き廻る場合には興味深いものだ。

早朝に…:8階の眺望:旭川(2023.10.03)

旭川の馴染んだ宿の居室で寛ぐ夜だった。何度か暗い窓辺に閃光が奔った。それに驚いていれば、雷鳴も聞こえたことが在った。どうも雷雨が断続していたようだ。

そういう深夜帯を過ごし、早朝に改めて窓から戸外を伺った。

↓路面が濡れたような感じだ。未だ街灯は消灯していない。
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出先の宿で早朝に眼を開けた場合、少し散策に出るというのも悪くはないのだが、何か「不意に雨が交る」という状態も在るかもしれないという気がした。加えて、所用に絡めて出ていた期間で意外に歩き廻ったこと等で、「少しゆったりと…」という気分も強かった。

↓そのままゆっくりとしていれば、何となく強い陽射しが射し込んだ。他方で雲は少し多い。
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滞在した居室の窓からの眺めに親しむというようなことをするのが意外に好きだ…部屋は異なるが、往路の移動と旭川滞在に際して利用した部屋と同じ階、同じ方向の窓だった。時にはそういうことも在る。

第一副港辺りの眺め…:稚内港(2023.10.04)

「何時も歩く…」というような場所を通らない期間が生じ、何日か振りに戻ると、何やら酷く新鮮である。

↓稚内港の繋留濠である第一副港の辺りに至った。
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↓「頻繁」と言い得る程度に歩き廻る場所だが、他地域に出ていた期間が生じていて、少し暫く振りに辺りに至った。
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↓翼を休める海鳥が、思案に耽るかのように濠の縁を歩いていた様が面白いと思って眺めていた。
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↓船の姿が水面に映り込む様子が好いと思った。
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↓タグボートが繋留されている辺りを眺めた。
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↓繋留濠の奥側から、歩いた辺り等を振り返った。
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何となく好い天候であったが、何時の間にか「時々雨が交る」とか「雷雨?」というような様子も生じる、不安定な天候になって行った。

それはそれとして、こういう景色を眺めて歩く朝は心地好い。

小樽駅…(2023.10.01)

↓小樽駅は軌道が敷設されている箇所が「一段高い」という辺りで、改札口方向へ向かうにはエスカレータを下りる。その下りエスカレータからの眺めだ。
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↑往年の人気俳優である石原裕次郎が子ども時代を過ごした街でもある小樽であるため、駅のホームに石原裕次郎の写真パネル―人気俳優として活躍していた頃に小樽を訪ねた時の画と見受けられる―が据えられ、4番線を示す「4」を彼が愛したというヨットのような形にデザインしたモノが掲出されている。そして、やや古風な「おたる 小樽 OTARU」という看板が見える。

↓趣在る様子を眺めながらエスカレータで下りて、改札を潜ると正面の様子が面白い。
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↑硝子細工の工房が起こって人気が高い小樽ということで、硝子のランプを多数据えている。

↓振り返れば改札口の上側にも硝子のランプが多数据えられている。
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↓駅舎の前に出てみる。街の交通結節点にもなっている広場に面している感じだが、「往年の駅」のままという外観を維持しているのが好いと思う。
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↓街を歩こうと、駅の前の道路を渡って、何となく振り返った。気に入っている眺めだ。
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小樽駅は、臨時列車を除けば特急等の優等列車は停車せず、札幌と札幌以遠の一部とを結ぶ普通列車や快速列車、余市方面の各駅とを結ぶ普通列車が発着していて、「大きな街の近郊に在る中規模の街を代表する駅」という感じなのだと思う。が、何か凄く「旅情溢れる」という設えの駅だと思う。立寄る都度に少し嬉しい感じもする駅だ。今般、思い付いて足を延ばしてみて善かったと思う。

煮魚にイクラ丼…(2023.10.04)

平日の夕べということになった。拙宅で多少寛いだ後、何か夕食に頂こうと御近所の御店へ向かった。

↓野菜類を煮た御通しを摘み、<白霧島>をロックで頂きながら、料理の登場を待った。
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↓所望したのは煮魚である。カレイの一種であるナメタだ。
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↑このところは凄く気に入っていて、時々この御店で「煮魚を所望致す…」として、このナメタを頂いている。

この後、更に何かを頂こうかと考えていた。供することが可能な様々なモノが挙げられている訳だが…何か「非常に強い誘惑…」というモノが在った。

↓イクラ丼!!!鮭の漁期となり、筋子が入手し易い時季となったことから、自家製のイクラが用意されている。それを使ったイクラ丼だ。
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↓輝く宝石のようなイクラが丼の米飯に載っている様子は、抗うことが不可能な程度に魅力的だ。「無条件降伏…」と誘惑に屈し、このイクラ丼をゆったりと頂いた。
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何やら「エンゲル係数が…」という気もしないではないが、時にはこういうモノも頂いておきたい…こういうモノは「時季のモノ」でもある。そして「今季初!」でイクラ丼を頂いた気がする…

朝に…(2023.10.04)

9月末から10月に月が改まるという数日間、稚内から離れて過ごした。戻ってみれば「一段階、気温が下がった?」という程度には感じた。

↓「感じ」ということで思ったとおり、機器で表示される気温を見ても、少し前から一段階気温が下がったことは間違いない。
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↓雲が少し多い感じながら、薄日が射していた。
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偶々、長袖Tシャツを着ていて、その上に薄い長袖シャツ、更に裏地が無い薄い上着という感じで戸外に出たのだったが、それで程好いと思った。

↓「時季としては妥当か?」という程度にも思った。が、後から「俄かに少し寒いという気がする朝も…」という話しを聞いた。
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少し振り返る…2022年10月1日は22℃で、2022年10月5日は8℃であったことがこのブログの記事にも遺っている。ということは?現在はその「やや温かい」と「少し寒い」との中間という感じであろうか?

こういう、様子を振り返る場合の道標にもなるので、この稚内駅前の機器で表示されている気温が画に入るシリーズは止められない面が在る…

手宮線跡…(2023.10.01)

↓小樽駅前から運河側へ進むと、不意に「線路」が現れる箇所が在る。
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↓嘗ては鉄道の軌道であた場所で「手宮線」であった。路線が1985(昭和60)年に廃止になった後、散策路として殆どの部分が整備されて現在に至っている。
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この「手宮線」は1880(明治13)年に北海道内で初めて敷設され、列車が運行された鉄道の一部を成していた。色々と変遷は在るようだが、最終的には現在の南小樽駅から、元日本銀行支店や美術館の在る辺りの色内を経て、博物館の在る手宮へという経路であったようだ。延長2.8kmで全国屈指の「短い路線」であったようだ。

↓小樽市内では存外に目立つかもしれない場所で、少し面白いと思う。
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北陸銀行…(2023.10.01)

↓小樽駅前から運河側への道筋に在って、少し目立つ感じだった看板だ。「22℃」と在るが、確かに寒い感じは免れ、と言って暑くもない感じで過ごし易かった。
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看板の「北陸銀行」はえの右側に進むと「小樽支店」に到るようだ。その支店に寄った記憶はないのだが。

「北陸銀行」とは、富山県に本店を構える銀行である。前身となる幾つもの銀行が順次合併して行き、1943(昭和18)年に「北陸銀行」が設立され、現在にまで受け継がれている。富山県と北海道との繋がりは深く、富山県出身者とその後裔が北海道内には多く在る。銀行業でも、1899(明治32)年には前身の一つである十二銀行が早くも小樽支店を開いている。2004年には「北海道銀行」との経営統合で「ほくほくファイナンシャルグループ」を形成して現在に至っている。

北海道の歴史に深い縁が在る他県に本社を構える会社の看板が、目立つ場所、判り易い場所に在るのも一寸面白い。そういうことが面白いと思うのだが、同時に「あの看板が在る辺りは…」と頭の中で、「歩き廻る際の目印の一つ」というように認識もしてしまっている。多少、苦笑いが漏れる。

「ラムロールスライス」:ジンギスカン…(2023.10.03)

所用と、「所用の序で」と「半ば強弁?」で時間を設けて他所で過ごしたという情況から、無事に稚内へ引揚げて夕刻を迎えた。日頃の夕食を摂る時間帯より少し早目に御近所に出てみた。

既に営業を始めている何軒かの御店が眼に留まり、思い付いてその中の1軒に御邪魔した。

↓然程広くないフロアの角側に、2人で使う小さなテーブルが据えられていた。そこを1人で使わせて頂くということになった。
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↓ハイボールを頂き…
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↓御通しの豆腐を摘まんで、料理の設えが整うのを待った。
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↓卓上のコンロに点火で、厚い鍋に野菜を載せたモノが持ち込まれた。
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↓「ジンギスカン」とでも言えば、思い浮かべるモノは色々と在る。が、一定以上の年代ではこの「ロールスライス」を思い浮かべると思う。
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↓こういう具合に、「ロールスライス」を鍋に載せて焼く。
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↓適宜裏返すようなこともしながら肉を焼く。
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↓焼上がった肉と野菜とを摘み、タレに点けて頂く。非常にポピュラーな「ジンギスカン」という感である。
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↓久し振りで美味かったので、肉は「おかわり」ということもしてしまった。
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↓肉と野菜との合間にキムチも摘まんで、ハイボールを頂いた。
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「ジンギスカン」というようなモノは、時には頂いてみたくなる。色々と在る肉だが、この「ロールスライス」というのが「昔から慣れ親しんだジンギスカン」というような感でもあって、何か凄く好い。この「ロールスライス」については、御近所のジンギスカンの御店に立寄る「理由!」のようにもなっている。

朝に…:8階の眺望:旭川(2023.10.01)

金曜日、土曜日の夜を過ごした宿から、日曜日の朝に発つという段取りだった。

↓出発前に窓から外を眺めた。
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↑少し陽が高くなり、何か光が溢れて眩しい感じになった。

日頃、「小さな建物の1階」というような場所に在るので、出先の宿で「8階」というような場所に入ると、何となく戸外を見るのが興味深い場合も在る。

旭川駅到着…(2023.10.02)

↓到着した列車から下りると、多少身体を伸ばして、乗っていた車輌を少し眺めるというようなことをしたくなる。
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↑札幌駅で乗車した<ライラック>は順調に旭川駅に到着した。

↓眼を転じると、直ぐ隣りのホームにH100形の1輌の列車が、通路と階段かエスカレータで向かう向こうのホームに789系電車が停車中だ。
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↑789系は<ライラック>の仕様で、北海道内各地をイメージしたイラストの部分に「宗谷岬」が覗いている。「SOYA」の編成だ。

↓この型の車輌も、札幌・旭川間の移動では御馴染だ。「何時も感謝」という感じだ。
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↓東改札口を潜って駅の外へ出ることとした。
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↑不意に思ったのは「この向きで写真を撮っていない?」というようなことで、何となく撮ってしまった訳だ。

「札幌から稚内へ」という場面では、この<ライラック>か<カムイ>で「とりあえず旭川に出て一息」ということを好むようになっているが、こうして旭川駅に着くと、何やら安堵する。

札幌駅を発つ…(2023.10.02)

前日から札幌に在って、朝から所用を足した。昼食も挟んで所用が済んだことから、札幌駅に出て来た。

↓所用を足した後、新札幌駅に入ると直ぐにこの列車が現れたので乗車した。札幌・新千歳空港間の快速は早い。素早く札幌駅に着く。
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↓ロッカーに預けた嵩張るモノを引き取って、列車の運行予定を見れば、旭川へ向かう特急列車が間もなく現れそうだった。
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↓少し眼に馴染んだ<ライラック>の789系電車だ。
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↑<ライラック>の仕様の789系電車には、北海道内各地をイメージしたイラストが入っている。今般は時計台のイラストが一寸覗いている「SAPPORO」の編成だった。

↓列車の後尾側、自由席に陣取る。
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何時の頃からか、「札幌から稚内へ」という場面では、この<ライラック>か<カムイ>で「とりあえず旭川に出て一息」というのが定番化した。そんな訳で、札幌駅から旭川駅に向かう列車を見ると安堵感も覚えるようになった。

「the most beautiful villages in japan」…(2023.09.30)

↓美瑛駅前で見掛けた。何となく「町のイメージ」に合うようなロゴマークだと思った。
30-09-2023 X-Pro2 (148)
↑「the most beautiful villages in japan」と在る。「日本で最も美しい村」ということか?

↓こういう具合にさり気無く掲出されている小さな看板だ。
30-09-2023 X-Pro2 (149)

気になったので調べると、“NPO法人「日本で最も美しい村」連合”という団体が在り、美瑛町が参加しているのだそうだ。

“NPO法人「日本で最も美しい村」連合”という団体はフランスの運動を参考にして起こったものなのだという。

小さくても素晴らしい地域資源や美しい景観を持つ村の存続が難しくなっていると見受けられた2005年、失ったら二度と取り戻せない日本の農山漁村の景観や文化を守りつつ、最も美しい村としての自立を目指そうと運動を始めたのだそうだ。美瑛町も全国各地の町村と共に、運動に参画しているのだという。

意図せずに、少し興味深い話題に触れた…

昼に…(2023.10.03)

所用と、「所用の序で」と「半ば強弁?」で時間を設けて他所で過ごしたという情況から、無事に稚内へ引揚げた。とりあえず嵩張るモノを拙宅に置き、何となく戸外へ出て細かい用事を足した。そのまま引揚げて、夕刻まで寛ごうかというようなことを思った。

↓ところがこういうモノを眼に留めた。誘惑に駆られた…
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↑所謂「(ランチ営業の)ラストオーダー」というような時間帯に差し掛かっているような気もしたのだが、御馴染なこの御店に入り、未だ食事を摂ることも叶うということになった。

↓大変に気に入っているビーフカレーを御願いしてゆったりと頂いた。
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↑自身では「ゆったり」という意図ながら、傍目には「元気良く掻き込んでいる」というように見えていたかもしれない。

↓食後には珈琲を1杯御願いした。
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長く馴染んだ御近所での昼食も好いものだと、重ね重ね思った…

雨上がりに…:旭川 平和通買物公園(2023.09.29)

「早朝」の範疇に入る時間帯の稚内駅から列車で発ち、未だ午前中の間に旭川駅に着いた。そして所用を足した。

所用を足していた最中、何やら雨が交った。俄かに強めな雨という感になった。「後刻、傘でも求める?」という程度に思ったのだったが…用が済んで、一寸外に出ようという頃に至って、雨は上がっていた。

↓買物公園の辺りが歩き易いので歩いたが、「雨上がりの風情」が色濃かった。濡れた路面に、若干濡れた落ち葉が少々拡がっていた。
29-09-2023 X100F (54)

↓今季は木々の紅葉または黄葉が晩い感だが、それでも「ほんの少々」は落葉が在った。
29-09-2023 X100F (53)

こういう風情に出くわすのも悪くはない。

旭川駅到着…(2023.09.30)

美瑛駅から列車で出発した。「今般も愉しく過ごした」と様子を思い出しながら、H100形による列車にぼんやり乗っていれば、旭川駅に近付いた。

↓進行方向、前方が見える辺りが空いていたので、佇んで様子を眺めた。
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↑左側の1番線に列車が待機している。2番線に進入するようだ。

↓旭川駅の大きな屋根の下へ、1輌で運行の列車が間もなく進入する。
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↓屋根の下に入った。
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↓停車した。
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↓下車して車輌を眺めた。
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↑旭川駅ではH100形を見掛る機会が非常に多くなった。こういう様子が、何か「凄く旭川駅らしい雰囲気」ということになって来ているかもしれない。

旭川・美瑛間のような、近郊区間を列車で動き廻り、辿り着いた辺りで過ごすのも存外に愉しい。

早朝から…:8階の眺望:旭川(2023.09.30)

金曜日に所用を足し、土曜日はゆっくりと過ごそうと、旭川駅に近い馴染んだ宿に連泊する段取りとしていた。

金曜日には順調に所用を足し、夕食も愉しんだ。そして休んだが、「何処に在っても変わらない…」ということで早目に眼が開いた。

↓滞在した8階の部屋から戸外を少し眺めた。未だ街灯が消灯になっていない。
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↓少し経つと明るさが増していて、街灯も消灯していた。
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旭川駅へ向かうべき時刻が近付いていると思いながら戸外を見たが、天候は好転しそうだと思った。
30-09-2023 X-Pro2 (1)

「8階」というような次元になると、こうやって何気なく窓から様子を見るというだけのことが面白い場合も在る。こういう具合に始まった土曜日は、なかなかに充実した一日になった…

永山2条19丁目停留所…(2023.09.29)

永山神社を訪ねてみた。

往路は旭川駅から列車に乗り、永山駅に至り、そこから歩いた。

永山神社がなかなかに好かったのだが、旭川駅辺りへ引揚げようと永山駅の側へ歩を進め始めた。思い出していたのは、「旭川駅へ向かう列車迄の待ち時間が長くなってしまいそうだ…」ということだった。

↓そう思っていればバス停を発見した。
29-09-2023 X100F (100)

↓旭川駅辺りへ行く側の車線に在る停留所と見受けられた。
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↓バスも潤沢な運行本数ではないが、「1条7丁目」という行先なら、旭川駅の近くへ至る。そして列車よりも待ち時間が短く済みそうだ。
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↓少し待っているとバスが現れた。
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↓これに乗車してみた。
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少し長めに走り、小刻みに運賃が変わるので、乗車時に整理券は確り取らなければならない。ICカード乗車券は、各地で広く使えるモノには対応していないようだった。このバス路線は「永山2条X丁目」という場所を随分と長く走る。「X丁目」は「19丁目→17丁目」と「丁目」に付される数字が小さくなって行く方向だった。やがてJRの旭川四条駅が見えるような辺りに至り、旭川都心部の見覚えも在る辺りに至った。そして「1条7丁目」に至ったが、旭川駅の手前の一条通と平和通買物公園が交差するような辺りの周辺に停留所が設えられていた。

永山2条19丁目停留所から1条7丁目停留所までは35分少々を要した。運賃は420円だった。旭川駅・永山駅間のれっさは12分を要し、運賃は300円であった。両者を単純比較はし悪いとは思う。列車を待つ間に、旭川駅周辺に辿り着いたので、これはこれで善かった。

今般は、個人的には余り動き廻ったことが無い辺りを移動して興味深かった。同時に旭川市内で“永山”と冠せられる住所の場所が広いことに多少驚いた。

街のバス路線だが、非常に運行本数が限られるというような場合には来訪者向けでもないかもしれないが、程々の本数の運行であれば、少し工夫して紹介すると来訪者でも使い易い場合も在るのかもしれない。過去には旧旭川偕行社を訪ねた折り、神居古潭を訪ねた折りにバスを使ったことが思い起こされる。他に旭山動物園もバス利用で訪ねている。

時には「少し変わったことをする」というのも面白いものだ。

公衆電話ボックス…:旭川 平和通買物公園(2023.09.29)

雨上がりの街を歩き、昼食を愉しみ、更に少し歩いた。

↓何気なく公衆電話ボックスに眼を留めた。
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↑雨上がりに強めな光線が降り注ぎ、街に陰影が創り出され、影の中に公衆電話ボックスが佇んで居るような感じで、少し面白いと思った。

↓こうして眺めると、辺りは存外に画になる街並みだと思った。
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車窓…:抜海駅・南稚内駅間(2023.10.03)

札幌駅から旭川駅を経て稚内駅を目指す特急列車<宗谷>に旭川駅から乗車して稚内駅へ引揚げるというのが、自身の中では定番化している。旭川駅を朝に出る特急列車は<宗谷>が愛称で、残る昼と夕方の特急列車は<サロベツ>という愛称だ。

その<宗谷>は定刻に旭川駅に現れて出発していた。途中で居眠りも交えて席で過ごしていた間に、幌延駅を過ぎ、豊富駅を過ぎると「稚内が近い…」という感じになる。そして抜海駅を過ぎる。何時の間にか「録音の御案内」が登場したようだが、日本語、英語、中国語で「車窓から利尻富士が見える」という旨が車内に伝えられる。

↓雲がやや多目な天ながら、海上の利尻富士は比較的よく見えた。
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↓もっと雲が少なく感じられる場合でも見え悪いことも在るのだが、こんなに雲が多目でも利尻富士が見えているのは運が好い。
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↓列車は少しだけ減速していたかもしれないが、利尻富士の様子を見入ってしまっていた。
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↓こういう素晴らしい車窓は、本当に「歓迎されている」という気分になる。
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今般は往路の列車の車窓でも利尻富士が見えた。往復共に見て、各々写真を撮ったという事例は意外に多くはないと思う。何か非常に好かった。

美瑛駅出発…(2023.09.30)

<美遊バス>に乗車し、<白髭の滝><青い池><四季彩の丘><新栄の丘>を巡って美瑛駅辺りに戻った。何度も訪ねている場所であるが、何れも気に入っている場所で、今般は「朝から充実!」という感で、凄く善かった。

↓旭川駅へ引揚げる列車に乗ろうと美瑛駅に足を向けた。
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↓ICカード乗車券が使えない区間なので、こういう券売機で切符を求めてから乗車する。
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↓美瑛・旭川間は640円だ。乗車時間は30分間強、場合によって列車行き違いで少し停車するので40分程度と考えておけば善いと思われる。
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↓こういうような切符の感じが、少し懐かしく、同時に新鮮な気もする。
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↓改札の案内を、建物の周辺等で一寸待つ。
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↑随時改札で、ホームでとりあえず列車を待つことが普通な大都市圏から来ると、この「改札を待つ」というのが少し不思議かもしれない。が、古くはこの「改札を待つ」が普通だった訳だ。

↓旭川からやって来た列車が折り返し運転で旭川行となった。
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美瑛駅から列車で旭川へ向かうようなことをする都度、些かの名残惜しさも禁じ得ない…

美瑛駅到着…(2023.09.30)

旭川駅で乗車のH100形が富良野線を往き、列車は美瑛駅に到った。

↓この路線では1輛の運行を頻繁に見掛けるが、朝の時間帯は2輛連結も見掛ける。
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↓改札口の辺りだ。
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↓国外からの旅行者も目立つ駅なので、掲出されている時刻表も日本語版と英語版とが在る。
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↓石材の外壁という美瑛駅の建物は美しい。「美しい駅舎?」とでも問われれば挙げてみたいような、強く記憶に残る建物だと思う。
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↓夏季には建物脇が花壇になっていて彩られている。
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↓列車で駅に着いて、こういうように駅舎を観るだけで「美瑛にやって来た!」と、少し心弾む。
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今般、少し時間を設けることが出来て、美瑛を訪ねる機会と出来たことは善かった。

<セブンイレブン>:美瑛栄町店…(2023.09.30)

<美遊バス>に乗車する前の間隙が生じ、何となく美瑛駅周辺の街を歩いた。

↓美瑛駅から最も近い、コンビニに類する店だと思う。美瑛を訪ねれば高い確率で利用するが、何か「好い眺め…」と眺め入ってしまった。
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↑角地を活かした建築が美しいと思ったが、「古くからのこの種の御店」という風情の他方、コンビニチェーンが扱う手広いサービスに関連する掲示が多数出ている。更に公衆電話も据えられている。

「コンビニ」と聞けば、「街の〇〇商店」の流れを汲んでいて、店舗脇に慎ましい駐車スペースが在る場合も在るが、近隣住民や近所に通勤、通学の人達が「通り掛りに一寸した買物等」という雰囲気を思い浮かべる。近年は、少し大き目な駐車場を設けて「小ぶりなスーパーマーケットが、コンビニチェーンの手広いサービスも行っている」という感じの御店が多くなっているかもしれない。

この御店が好いと思ったのは、「古くは多く見受けられた店舗前のゴミ箱」が確り管理されて、常識的に利用されている様子であるということだ。こんな様子が見受けられる街は、多分「好い街」なのだと何となく思う…

硝子と天と雲と…:札幌駅周辺(2023.10.01)

札幌駅の北側の西寄りに、少し馴染んでいる宿の一つが在る。札幌駅に着いてみれば、その宿のチェックイン受付時間を過ぎていたので、札幌駅のロッカーに預けた嵩張るモノを引き取って、ゆっくりと宿へ歩を進めた。

札幌駅の北側は、嘗て―自身が高校生位だったというような、相当に旧い話しではあるが…―は随分と静かな感じであったのだった。が、青函トンネルが開業したような頃から開発が進んで、色々なビルが多くなったという感じがする。あれは2000年前後であったと思う。札幌駅の北側の住所を訪ねることになった際、或る方が「アレの直ぐ傍だ…」と自身でも知っている建物を挙げて説くので得心していた。が、実際に訪ねれば、実に様々な新しい建物が在って、少々戸惑ったという想い出も在る。或いは、札幌都心部の方々が、この20年間位で大きく変わっていて、現在も札幌駅辺りも含めて、方々で工事中だ。

↓色々と想いながら歩を進め、少し歩を停めた。
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↑硝子張りな建物に天と雲、更に他の建物や大き目な街路樹が映り込んでいる。

↓何やら不思議な様子に見えた。
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自身が住んで居る、過ぎる程に静かな街では視られない様子なので、面白いと思いながら提げていたカメラを使った。