スープカレー…:<一灯庵 サンピアザ>(2023.10.02)

地下鉄新さっぽろ駅に直結の商業施設が在る。JR新札幌駅も隣接だ。この辺りは自身の“フランチャイズ”のような感で、少年時代から親しんだ場所だ。地下鉄東西線が新さっぽろ駅まで延伸開業ということになるずうっと以前から知っている。色々なモノが順次増設という経過を辿っているので、不意にやって来た「初めて」という人達には「迷宮?」という場所だ。年月を重ねて、リニューアルや廃止や、新たに登場というのも繰り返されている場所である。

札幌での所用は2つ在った。新札幌駅周辺の所用の後、少し離れた場所を素早く往復するという所用だったが、両者の間に些かの間隙が生じた。昼食を摂るには好適と見受けられた。そこで食事が摂れる辺りを少し歩き廻った。

↓確か地下鉄東西線が新さっぽろ駅まで延伸開業の頃に設えられた地下2階だ。色々な御店が入替っている経過が在るが、現在は様々な飲食店が在る。眼に留めたのはこういう御店だった。
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↑「一灯庵」と、何やら「和風?」な店名である。

↓これが「札幌の流儀」のスープカレーを供する御店だ。
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↑メイン具材とスープの種類を択び、その他幾つかの選択肢も在り、「頂いてみたい!」が供される訳である。

↓御願いしてみた…
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↑メイン具材をチキンとした。ニンジン、カボチャ、オクラ、レンコン、玉子が入る。スープの種類はタイカレー風の「グリーン(激辛)」ということにした。

↓ライスは普通で、スープを大盛にした。
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↓辛味を加える調味料も付く。
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タイカレーのような味わいで各種スパイスが利き、柔らかく煮込まれて骨も外されている鶏肉と各種野菜のバランスも凄く好い。「実に美味いスープ」と少し米飯を頂くという感覚で確り頂いた。辛いモノで汗も出て、スープカレーはスプーンで掬い乍ら頂く際に撥ねるようにもなるが、“紙エプロン”が供されるので使うと好い。

↓一寸好い感じの御店を知った…
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<白髭の滝>…(2023.09.30)

<美遊バス>に乗車して各所を巡った。過去にも何度も乗車している。例えば7月にも乗車したが、これまでは専ら「午後の運行」を利用した。今般は「午前の運行」だった。

↓今般も<白髭の滝>を訪れた。
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<美遊バス>の「午後の運行」では「新栄の丘→四季彩の丘→青い池→白髭の滝」という順路で巡るが、「午前の運行」では「白髭の滝→青い池→四季彩の丘→新栄の丘」という順路になる。「午後の運行」の場合、<白髭の滝>でバスから離れて白金温泉に宿泊することが可能で、「午前の運行」の場合は白金温泉に泊まった後にバスに乗り込んで各所を巡りながら美瑛駅辺りに出ることが叶う。なかなかに考えられている。

↓<白髭の滝>辺りから流れる川の青みを帯びて見える水が<青い池>に流れ込んでいる訳だ。
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↓何か川が蒼天に通じているかのようにも見えて面白かった。
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↓何度観ても、湧き出す水が降り注ぐ滝は美しいと思う。
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<旧 三井銀行小樽支店>(2023.10.01)

↓大変に重厚な建物である。
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↓出入口の設えが立派で、中に入ってみようとすれば些か緊張しないでもない。
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↓古い建物は、細かい装飾も手が込んでいる。
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↓現在、この建物は美術館ということになっていて、施設名が入口に掲げられている。
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1927(昭和2)年に竣工したという<旧 三井銀行小樽支店>だ。鉄骨鉄筋コンクリート造で、外壁に花崗岩を使っているという、なかなかに立派な建物だ。竣工して以来、「三井銀行小樽支店」、「帝国銀行小樽支店」、「三井銀行小樽支店」、「太陽神戸三井銀行小樽支店」、「さくら銀行小樽支店」、「三井住友銀行小樽支店」と銀行の組織改編や改名を経ながら、2002年に至るまで一貫して銀行店舗として利用され続けていたのだそうだ。(現在、三井住友銀行の支店は札幌支店に統合されていて、小樽には無い…)

去る5月にも辺りを通って建物外観を眺めていたが、「中の見学」をしようと訪ねたのだ。漸く念願が叶う感である。

↓昭和の初め頃迄の銀行のような建物に見受けられたような雰囲気…
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広めなホールを利用し、何かの研究発表会が催されていて、些かの制約は在ったが、中を見学することが可能で、写真を撮っても構わないようになっていた。そこで入場券を求めて入った次第だ。

↓吹き抜けの広い空間が設えられている。1階は銀行店舗等として利用される部分が広い面積を占め、上階はその1階を囲うような具合になっている。
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↓金庫室だ。
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↑この分野では非常に高名だった米国のモスラ―社による金庫であるそうだ。広島市内では同社の金庫に収められた書類等が、原爆に被爆した後にも無事だったという挿話が在るそうだ。そんな代物が小樽にも在る訳だ。

↓金庫室の隣の部屋だ。
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↓こういうような空間の設え方、使い方がなかなかに贅沢であると思った。
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↓階段を上がってみた。
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↓独特な趣が在る階段だ。
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↓上階から見た感じだ。
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↓やや大きな会議室が在った。
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↓支店長以下の幹部達や外部からの人達が集ったのか?または本店から立場の在る人達がやって来て会合でも催したのか?重厚な雰囲気だ。
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↓グルグルと廻りながら建物内の様子を眺めた。
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↓地下にもモスラ―社の金庫が据えられている。
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↓こちらは貸金庫だった場所だ。
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↓利用者に割り振られたボックスが並んでいるのだ。
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↓廊下の鏡が曇らない程度に防湿状態は良好であるようだ。
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初めて「内部」を見学したが、面白かった。再訪したい場所だ…

<小樽商工會議所>=旧 小樽商工会議所(2023.10.01)

↓美しい建物だと思う。何度も見掛けているが、辺りを通る都度に何か足が停まる。
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↓1933(昭和8)年竣工の小樽商工会議所の建物なのだが、当時は「鉄筋コンクリートのビル」を設えること自体が「凄く特別」で、特別に石材も取り寄せて装飾を施したのであろう。
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↓ホテルとして建物が利用されるようになったと聞くが、何時か滞在する機会も設けてみたいというようなことも思う。
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生ラムジンギスカン…:出抜小路 <小樽ジンギスカン倶楽部 北とうがらし>(2023.10.01)

↓小樽運河に近い辺りに、酷く目立つ構造物が在る。
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↑「出抜小路」と称し、色々な種類の飲食店等が集まっている場所だ。

↓「ジンギスカン」の文字に惹かれた。昼食には好適と見受けられるような時間帯でもあった。
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↓暖簾も掲げられ、ランチタイムの営業中だった。
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↓カウンターのみで、10人かもう少々多く入れば一杯になるような御店だった。二人連れ、三人連れと他の人達が在って、そこに自身が一人で加わった形だ。
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↓とりあえずハイボールを頂きながら、料理の設えが整うのを待つこととした。
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↓分厚い鋳鉄と見た。年季が入った古風なジンギスカン鍋が、炭火を熾している七輪に載せられている。
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↓御店の方が、古くからのジンギスカンの「作法」で確りと野菜をジンギスカン鍋に載せてくれる。
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↓生ラムは、タレで事前に味付けしているのでもない。焼いてからタレを点けるようになっている。
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↓こういう具合に分厚い鋳鉄と見受けられる鍋に肉を載せて焼く。
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↓肉が焼き上がる。炭火の火力の故か、直ぐに焼ける…
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「実に素晴らしいではないか!このジンギスカンは!」と嬉しくなり、夢中で肉を焼いて、適宜野菜と合わせてタレに付けてドンドン頂き、平らげて大満足だった。「佳かった!」と悦に入りながら、「妙な事態…」に気付く羽目に陥った。ハイボールが殆ど全部残っている。ラム肉と野菜とを分厚い鋳鉄の鍋に炭火で焼き、ガツガツと頂いている間に飲物は如何でも構わなくなっていたのだった…

↓キムチを御願いして、それを摘まみながら残ったハイボールをゆったりと頂き、ジンギスカンの余韻に浸った。
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こういうような「一寸した肉の料理」というモノが、北海道内では意外に好いのかもしれない。そんなことを想っていた。小樽に限らず、北海道の方々で巧いジンギスカンのようなモノは頂ける。が、この小樽の御店の「分厚い鋳鉄の鍋と炭火」というのは素敵だ!

ジンギスカンで栄養を着けて、南小樽駅に近い住吉神社迄、ゆっくりと歩いた訳だ…

<ゴロチキカレー>…(2023.09.29)

列車で移動中に「車内誌」というモノを見ていた。飛行機で見受けられる機内誌は「きないし」と平仮名でワープロに入力すると漢字が出る他方、「しゃないし」で「車内誌」は出て来ない。マイナーな存在なのか?それでも列車が動いている地域の様々な話題が載った愉しい雑誌だと思う。

実は見ていた「車内誌」に「旭川で昼食を愉しむ御店」という話題が在った。夕食時にも営業しているようだが、「車内誌」を見て「昼食に好適?」と思ったのだ。

↓こういうカレーライスを頂いた。
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↓こんな具合にメニューの筆頭で紹介されている、ゴロゴロとしたチキンが入ったカレーだ。
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↓こういう具合に供される。サラダを添えた「ランチセット」ということにして、「ルーの大盛」で「激辛」を御願いした。
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↑深い味わいの、様々なスパイスを潤沢に使ったルーで、「ゴロゴロとしたチキン」がカレーに凄く合う。

↓「ランチセット」はドリンクも付く。アイスコーヒーを御願いした。
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↓旭川駅前から<買物公園>の辺りを北上し、7条―旭川では寧ろ“数字+条”だと思う。京都の「七条」(しちじょう)と違って、「7条」(ななじょう)だ…―の辺りに在るビルに入っている御店だ。
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実は、少年の頃からの「無類のカレーライス好き」でもあるので、嬉しい御店を知ることが叶ったと喜んでいる。

<新栄の丘>…:美瑛(2023.09.30)

「大雪の山々を望む波打つ丘陵の大地」というのが美瑛であると思う。今般の訪問では、やや多く拡がる雲の故に山々が少し見え悪かった。

しかしながら雲は次第に流れ散り、好転し続けた天候の中で遠景の山々が少し見えるようになった。

↓<新栄の丘>という眺望が佳い場所に立寄って眺めた様子だ。小さな台が据えられ、そこに上ると観易い。
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↑左側に大雪の山々で最も高い旭岳が少し見えているようだ。雲と天と山並みと丘陵という様子が凄く好い感じだ。

小さな台に上ろうとした際に先客が在った。少し年配の男性で「構いませんか?」と声を掛けると「えぇよ…」との応答だった。関西方面から来た旅行中の方と御見受けした。

景色を眺めていれば、男性は笑みを浮かべて「おめでとうございます!」と言い出した。不意に「何事??」と驚いたが、自身が身に着けていたモノに「阪神タイガース」のマークが在ったので、「アレ」を言祝いだ訳だ。永年のタイガースファンであるという。18年振りの優勝は好いことであるとしていた。甲子園から尼崎乗換、または直通で行ける大阪ドームのチームと対戦する「なんば線シリーズ」という<日本シリーズ>も期待し得る様子だ。そんな野球談議を少ししながら景色を愉しんだ。この男性によれば、前日の旭岳周辺は強めな雨に降られた時間帯も在って、戸外に居て大変だったそうだ。「山は今日にしておけば…」とも言っていたが、それ以上に「北海道で初めてタイガースファンに遭った!」と酷く歓んでいた。自身も時間が限られているので、笑顔で「お気をつけて…好い旅を!」と慌ただしく分かれた。タイガースのグッズは気に入っていて幾つも愛用している他方、凄く熱心なファンという程でもないのだが、それはそれとして、こんな様子も好い。

少し面白い様子も在ったが、「大雪の山々を望む波打つ丘陵の大地」という美瑛らしい感じを愉しんだ。

<四季彩の丘>…:美瑛(2023.09.30)

午前中に運行の<美遊バス>に乗車し、全般で3時間程度の、その日の予定に組み入れて参加し易い範囲の行程で各所を巡ってみた。午後の運行は何度も利用しているが、午前中の運行も好い感じだった。人気が高い各所で、午後よりも人出がやや少なく、観易いかもしれない…或いは9月末で、来訪者が多い最盛期を少し過ぎていたという要素もあったかもしれないのだが。

「色」が「売り」な場所で、敢えてモノクロで撮るのも面白く、それが止められなくなっている。最近は「モノクロで撮り、時々カラーに切り替える」という調子かもしれない。美瑛でもそういうような流儀だった。

↓「波打つ丘」に無数の花が入替りに植えられる<四季彩の丘>だ。
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↑やや雲が多目に見えた様子から、雲が流れ散っていて、天の感じが面白い。そういう様子がモノクロでは映える。そして辺りの造形だ。

概ね30分間で「巨大な花園」を巡って愉しむことになる。ここは「もう少しゆっくり…」と感じる方が多い場所かもしれない。実は一度、美馬牛駅と美瑛駅とを列車で往復し、美馬牛駅と<四季彩の丘>とを徒歩で往復という方法で、少しだけゆっくりしてみたことも在った。列車本数が少な目なので「ほんの少しだけ」のゆっくりで、寧ろ歩いて眺める景色を愉しむような感じでもあったのだが。

↓「クレオメ」というそうだ。「スパイダー・フラワー」とも呼ばれるらしい。不思議な形だ。
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↓「サルビア」も好い。
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↓こちらは「ケイトウ」だ。
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↓「ダリア」の花園が気に入った。
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↓やや小ぶりな「向日葵」も見受けられた。
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この<四季彩の丘>の様子も、何度でも出会いたい様子だ。

実は7月に立寄った経過が在って、「今季はやや花が遅い?」という感も否めなかった。そこで「再訪?」が頭の隅に在った。この<四季彩の丘>は、花が咲くような時季には頻繁に花を入れ替えてもいるようで、訪ねる都度に面白い。

今般も立寄ることが叶って善かった。

<青い池>…:美瑛・白金(2023.09.30)

午前中に運行の<美遊バス>に乗車して各所を巡った。全般で3時間程度で巡ることになっている。「もう少しゆっくり」と感じる方も在るのかもしれないが、「公約数的」には程好い行程だと思う。手軽に、その日の予定に組み入れて参加し易い範囲であるとも思う。そういうことで何度も利用しているが、午前中に運行する<美遊バス>は初めてで、「午前中の光線の下」で各所の様子を愉しんだ。序でに申し上げると、人気が高い各所で、午後よりも人出がやや少なく、観易いかもしれない。

↓美瑛の<青い池>である。
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↓雲が水面に映り込んでいる感じが好いと思った。
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↓川の水が流れ込んで池が形成され、木の立ち枯れが生じ、独特な景観を形作っている。
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↓「色」が「売り」な場所で、敢えてモノクロで撮るのも面白いと思う。
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↓午前中の光線で写真を撮った例が余り無かった。好い感じだと思った。
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永山駅にて…(2023.09.29)

旭川駅で乗車した列車が永山駅に着いた。
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↓跨線橋を通って改札口へ向かう。
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↓名寄を目指す列車は出発した。
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↓掲出の時刻表を見た。概ね1時間に1本の列車運行のように見えるが、運行が見受けられない時間帯も在る。
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↑因みに改札口に駅員さんの姿は在った。南永山駅東旭川駅、或いは旭川四条駅のような無人駅ではなかった。

↓駅前に出て駅舎を望む。
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↑タクシーが1台待機中で、郵便ポストと自販機が据えられている。何か「昔ながらの小さな駅」という風情だ。

こんな駅を列車で訪ねるのも好い…

午後の旭川駅にて…(2023.09.29)

旭川に着いて、直ぐに所用を足していれば、その間にやや強い雨が降っていた。「流石に傘を何処かで求めて…」という程度に思ったが、程無く雨が上がり、天候は好転した。強めな雨に当たらずに過ごすということが叶った。非常に善かった。そういう中で昼食を愉しみ、そして旭川駅に到った。

↓川の側から建物を眺めた。
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↓硝子に天が映り込むような感じが面白い。
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↓切符を手に改札口を潜り、ホームに上った。
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↓「最近の旭川駅」という雰囲気の眺めだ。H100形が並んで停車中だ。
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↑右の5番線が上川行、左の6番線が名寄行だ。何れも1輛で運行の普通列車である。

↓名寄行に乗車して永山駅を目指す。
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それ程多くない本数の列車運行ではあるのだが、それでも出先で列車に乗って一寸動くのは面白い。

朝の旭川駅にて…(2023.09.30)

↓東寄りな側から旭川駅に入る。
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↓切符を求め、改札口を潜る。
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美瑛へ向かう列車は1番線、2番線だ。
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↓旭川駅の各ホームとの通路に設けられたエスカレータの辺りは美しいと何時も思う。
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↓離れた辺りにキハ40が見える。最近は駅で見掛ける機会が減った旧い型の車輛だ。
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↓折り返し運転となる列車が到着する。
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↓H100形を2輛連結している列車が減速して進入している。
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↓到着した。
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↓旭川駅に着いた乗客が下車した後に乗り込んだ。乗客が集まる前に車内の様子を写真に収めてみた。
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↑最近は新しいH100形が登場する頻度が非常に高くなったと思う。

美瑛を経て富良野へ向かう列車は、座席が埋まる程度に賑わう。
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未だキハ150に馴染みが深いのだが、少しずつ現行のH100形に眼が馴染んで来たような気もする。

住吉神社…:小樽(2023.10.01)

航海安全、交通安全、商業農業の祖神として信仰を集めているという「住吉三神」は各地の神社で祀られている。海運や漁業、更に商工業の街として、海陸交通の要衝としての経過が在る小樽でも、「総鎮守」として祀られている。

↓その小樽の住吉神社へ足を運んでみた。
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所用のために札幌へ出た。翌日の所用迄に間が在る訳だが、天候も好かったので小樽に出て散策をしてみようと思い立った。列車で小樽駅に出て、歩いて住吉神社を訪ね―文字どおりに「足を運んだ」のだった…―、南小樽駅から札幌駅へ列車で引揚げたのだった。住吉神社は南小樽駅から緩やかな傾斜を少し上ったような、歩いて10分も要しないような辺りに在る。

1864(元治元)年に「ヲタルナイ」「タカシマ」両場所の総鎮守として住吉大神を勧進するということになり、蝦夷地を統括した箱館奉行が寺社奉行に掛け合って、1865(慶応元)年に「ヲタルナイ運上屋の最寄りの地へ勧請奉祀」が許された。やがて1868(明治元)年に現在の神社の基礎となる社が起る。住吉神社は明治期以降の地域の歴史と共に歩むことになったのだ。

↓古くから多くの人達の尊崇の対象となっていた住吉神社は、小樽で成功した実業家達から色々と寄進を受けた経過が在る。そういう旨が紹介されていた。
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↓緩やかな石段が組み合わされ、小高い辺りに色々な建物が見受けられる。
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↓1934(昭和9)年竣工という社務所は凄く立派で、大変に栄えた小樽の総鎮守としての威光が感じられる。
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↑小樽市の「指定歴史的建造物」だが、現在も普通に使用されている社務所だ。

↓街や港を見守り続けた総鎮守の持つ、名状し難い「何か」を感じる。「雰囲気」が在る場所だ。
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↓新しいモノだと思ったが、手水鉢の龍が好い…
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↓参拝をした。日々、無事に過ごしていることへの感謝の意を表した…
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↓雰囲気の好い境内だ。
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↓静かと言えば静かであったが、日曜日であったことから参拝する人達も存外に視掛けた。
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↑時節柄か「七五三参り」の皆さんを何組か見掛けた。カメラマンが登場し、両親と着物姿の幼い姉妹が記念写真を熱心に撮っていた…

↓地域の歴史と共に在り続け、現在でも人々に親しまれているという社は好い感じだ。
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↓御朱印も頂いた。専ら書置きということになっていたが、「海辺の街の総鎮守」ということを想わせる柄の、少し凝ったモノが在った。
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以前にも住吉神社は訪ねていたが、年末だったので初詣の備えで何やらゴチャゴチャとしていたようで、ブログに写真を掲載していないようである。そこで今般は写真を掲載した訳である。

永山神社…(2023.09.29)

旭川駅との間を列車で往来する際、少し北になるのだと思うが、永山駅を何時も通り過ぎる。旭川駅・永山駅間は普通列車で12分程度である。普通列車を利用する場合、視る限りでは存外に乗降も多い感じの永山駅だ。「永山」という住所は旭川市内では存外に広い範囲であるように見受けられる。その「永山」の鉄道駅に近い辺りに、地域の歩みと共に在る社が鎮座すると聞き、訪ねてみたいと思った。今般、午後の一時を利用して足を運んでみた。

↓永山駅から10分程度も歩くと、鳥居に出くわす。
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↓大きな標柱が据えられている。
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↓「永山神社」と扁額も掲げられている。
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↓永山武四郎将軍(1837-1904)の像が迎えてくれる。像の姿は、明治後期位の陸軍将官の礼装を身に着けているようだ。
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↑この像は、「創祀100年」を記念して建立が計画されたもので、1994(平成6)年に建ったそうだ。

永山武四郎は薩摩の島津家中の武士の家に生まれている。「武四郎」の名で察せられるが四男だったという。長じて後に開拓使出仕となり、屯田兵の司令官として各地の開拓に携わり、旭川に設置された第7師団の師団長も務めている。

1891(明治24)年、岡山県から入植した人達が郷里の神社から天照大神、大国主神の御分霊を受けて祠を設けた。それが永山神社の基礎になっている。1898(明治31)年に社殿が設けられて以降、神社は地域の発展と共に存在感を増して行った。1914(大正3)年には「村社」ということになった。やがて村開拓の祖として敬愛される永山武四郎将軍を祀るということになり、1920(大正9)年に合祀した。

↓小さな鎮守の森を経て境内へ進むようになっている。
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↓地域の人達に敬愛されて来た風格が感じられる社だ。
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↓大正時代の社殿の老朽化が著しかったことから現在の社殿に建て替えた。1993(平成5)年から現在の社殿であるという。
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この日は、やや強い俄かな雨が交じる場面も在ったが、雨に当たって難儀ということもなく過ごしていた。「何かに護られている」というようなことも想い、神社を訪ねて参拝ということを思い立った。そして、現在は旭川市の一部となっている永山の地名に名を遺す永山武四郎将軍を祀った神社を訪ねた訳だ。

↓参拝を記念し、永山神社の御朱印を頂いた。
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↑地方に出る際、御朱印帳を持参する場合も在る。今般もスティック糊と合わせて持参し、書置き方式の御朱印を頂いて貼った。

北海道内では、村を興す、拓くというような場面で「入植した人達の郷里から神社を分祀」というようなことが行われ、それを基礎に発展した神社が「地域の社」として敬愛されている例が多く見受けられる。そういう神社を心の拠所のようにして、様々な努力を重ねた先人達に想いを巡らせてみるのも時には好いであろう。

<小樽出世前広場>…(2023.10.01)

小樽の堺町通を何気なく歩けば、不意に英語で話し掛けられた。外国人の家族連れか何かで、「写真のシャッターを…」ということだった。最近は「写真=スマートフォン」で、液晶画面の上の指定箇所を押す“タッチパネル操作”だ。実は酷く苦手である。「如何なっている??」と判らない場合も多々在る。そういうことを頼まれた時は「チェックを!問題は無いだろうか?」と尋ねることにしている。今般は尋ねて正解で、何やら画が記録されていない様子だったので再挑戦で巧く運んだ。

↓その一行が記念写真を撮って去った場所がここだ。
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↑何か順番待ちの人達が見受けられるような感じの場所だったが、折良く人通りが途切れた瞬間に「面白い!」と思って写真を撮った。

↓大き目な旧い建物が並び、それを利用している場所であるが、路地のような様子の場所に傘を沢山飾っている。
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↓こういう設えは今季から始めたようだ。好評を博し、9月末まで延期したということなのだが、片付けてしまう前の段階で観られたということになる。或いは少し運が好かったかもしれない。
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こういう「一寸したこと」も今季は多く見受けられ、加えて街の人出が増えているように見える場所も多い。小樽でも「少なくとも日本語ではないと思われる話し声」を耳にした場面も多かった。国内外各地の人達が行き交うようになって来た。

それにしても…写真は普通のデジタルカメラで撮りたい…

朝に…:旭川駅周辺(2023.09.30)

列車で美瑛駅に向かおうと、旭川駅へ歩を進めていた。

↓少しだけ歩を停めて、見入ってしまった様子だ。
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↑建物の硝子張りな部分に天が映り込んで面白い。

雲が流れ散って拡がっている天だが、暗くはない。天候の好転を予想したが、予想したとおりに天候は好転した。こういう様子を観るのは好きだ…

X100F…(2023.09.29)

↓「純正レザーケース」に収まった、愛用のカメラである。
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↑この状態で持参していると「旧いフィルムを使うカメラ?」と御尋ね頂く場合も時には在る。が、デジタルカメラだ。

↓頻繁に持ち歩くので、レザーケースは相当に年季が入ったような感じになっているが、中身は別段に傷んでいるという程でもない。
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2017年9月に入手したという経過のモノだ。稚内・札幌間を駆足に往復して新品で求めていた。

↓こういうようにレンズキャップを外して撮ることになる。レンズ交換式ではないカメラだ。
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出先の宿で、もう1台持っているX-Pro2を使って何となく撮ってしまった。使い易く、好い画を撮ることが出来るカメラだが、カメラそのものも麗しく、写真に収めると画になると思う。こうして時々撮ってしまう…そして何時も感謝しているモノでもある。「“持ち主”のおっちゃん」は、カメラを雪や氷点下気温の中でも、暑い日でも持ち歩き、日出時刻前という次元の早朝からドンドン使う。が、カメラは何時も確りと好い仕事をしてくれる。大変に有難い。

<BAR BER SUZUKI>…(2023.09.30)

バスに乗る迄に少し間が在り、美瑛の街を少しだけ歩いた。

↓こんな看板が眼に留まった。
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↑文字らしいモノが下側に在るが、少し判らない…「アルファベットが逆??」と気付いた。

↓文字が読める向きに廻り込んだ。<BAR BER SUZUKI>…理髪店だ。
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↑髪を切る様子の画になっている。

↓何処となく「欧州諸国の街」を思わせる感じだ。
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「街並みの見え方」に高い意識を持っているという美瑛らしい様子かもしれない。

旭川駅到着…(2023.09.29)

乗っていた列車は、列車の行き合いの関係で数分遅れたが、無事に旭川駅に到着した。

↓旭川駅で下車して、列車の後尾側へ…
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↑「ここまで運んでくれて有難う!」という気分で、見慣れたキハ261系ディーゼルカーを眺める。この型が登場した当初から稚内・旭川間で走っている車輛だ。

↓直ぐ隣には789系電車が待機中だった。
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↑旭川以遠に向かう乗客が乗換える列車だ。

↓こういう具合に並んで停車だ。
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↓更に右側には、稚内から着いた乗客が乗換える列車の後に札幌へ向かう列車も待機していた。
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↓右側の札幌行が間も無く発車だ。
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こういう「到着時の旭川駅」という風情が凄く気に入っている…

月…:旭川にて(2023.09.30)

夕食を愉しんだ後に少し歩いていた。

↓何気なく見上げた…
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↑煌々と輝くような月が見えた。

前夜は月も見えたが、上空を流れ散っている雲がやや多く、少し見え悪かった月だ。美瑛を訪ねた際に言葉を交わした方が、前日は戸外に在った時に雨に降られる場面も在って大変だったが、好い天候になったのが非常に善かったとしていたことを思い出した。

↓画の右側の建物は12階建てだ。高い天から月が下界を照らしている。
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「何気なく天を見上げてみる」というような瞬間は意外に好いかもしれない…

愛用し始めて日が浅いジーンズの洗濯を終えた…(2023.09.24)

↓真新しいデニムのままで使い始めたジーンズを初めて洗った。
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↓ボタンフロントでゆったりした造りのジーンズだ。
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↓「シンチバック」と呼ばれる、ウエストを若干調整出来るパーツが付いている。こういう古式な造りが好い感じだと思う。
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↓未だ新しいジーンズだが、長く大事に使いたい。
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↓同じモノは入手可能ながら、在庫が少し少な目になっているようだ…

児島ジーンズ WEB直営限定 13oz セルビッチ ワイドデニム