<小樽商工會議所>=旧 小樽商工会議所(2023.10.01)

↓美しい建物だと思う。何度も見掛けているが、辺りを通る都度に何か足が停まる。
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↓1933(昭和8)年竣工の小樽商工会議所の建物なのだが、当時は「鉄筋コンクリートのビル」を設えること自体が「凄く特別」で、特別に石材も取り寄せて装飾を施したのであろう。
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↓ホテルとして建物が利用されるようになったと聞くが、何時か滞在する機会も設けてみたいというようなことも思う。
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生ラムジンギスカン…:出抜小路 <小樽ジンギスカン倶楽部 北とうがらし>(2023.10.01)

↓小樽運河に近い辺りに、酷く目立つ構造物が在る。
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↑「出抜小路」と称し、色々な種類の飲食店等が集まっている場所だ。

↓「ジンギスカン」の文字に惹かれた。昼食には好適と見受けられるような時間帯でもあった。
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↓暖簾も掲げられ、ランチタイムの営業中だった。
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↓カウンターのみで、10人かもう少々多く入れば一杯になるような御店だった。二人連れ、三人連れと他の人達が在って、そこに自身が一人で加わった形だ。
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↓とりあえずハイボールを頂きながら、料理の設えが整うのを待つこととした。
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↓分厚い鋳鉄と見た。年季が入った古風なジンギスカン鍋が、炭火を熾している七輪に載せられている。
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↓御店の方が、古くからのジンギスカンの「作法」で確りと野菜をジンギスカン鍋に載せてくれる。
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↓生ラムは、タレで事前に味付けしているのでもない。焼いてからタレを点けるようになっている。
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↓こういう具合に分厚い鋳鉄と見受けられる鍋に肉を載せて焼く。
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↓肉が焼き上がる。炭火の火力の故か、直ぐに焼ける…
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「実に素晴らしいではないか!このジンギスカンは!」と嬉しくなり、夢中で肉を焼いて、適宜野菜と合わせてタレに付けてドンドン頂き、平らげて大満足だった。「佳かった!」と悦に入りながら、「妙な事態…」に気付く羽目に陥った。ハイボールが殆ど全部残っている。ラム肉と野菜とを分厚い鋳鉄の鍋に炭火で焼き、ガツガツと頂いている間に飲物は如何でも構わなくなっていたのだった…

↓キムチを御願いして、それを摘まみながら残ったハイボールをゆったりと頂き、ジンギスカンの余韻に浸った。
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こういうような「一寸した肉の料理」というモノが、北海道内では意外に好いのかもしれない。そんなことを想っていた。小樽に限らず、北海道の方々で巧いジンギスカンのようなモノは頂ける。が、この小樽の御店の「分厚い鋳鉄の鍋と炭火」というのは素敵だ!

ジンギスカンで栄養を着けて、南小樽駅に近い住吉神社迄、ゆっくりと歩いた訳だ…

<ゴロチキカレー>…(2023.09.29)

列車で移動中に「車内誌」というモノを見ていた。飛行機で見受けられる機内誌は「きないし」と平仮名でワープロに入力すると漢字が出る他方、「しゃないし」で「車内誌」は出て来ない。マイナーな存在なのか?それでも列車が動いている地域の様々な話題が載った愉しい雑誌だと思う。

実は見ていた「車内誌」に「旭川で昼食を愉しむ御店」という話題が在った。夕食時にも営業しているようだが、「車内誌」を見て「昼食に好適?」と思ったのだ。

↓こういうカレーライスを頂いた。
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↓こんな具合にメニューの筆頭で紹介されている、ゴロゴロとしたチキンが入ったカレーだ。
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↓こういう具合に供される。サラダを添えた「ランチセット」ということにして、「ルーの大盛」で「激辛」を御願いした。
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↑深い味わいの、様々なスパイスを潤沢に使ったルーで、「ゴロゴロとしたチキン」がカレーに凄く合う。

↓「ランチセット」はドリンクも付く。アイスコーヒーを御願いした。
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↓旭川駅前から<買物公園>の辺りを北上し、7条―旭川では寧ろ“数字+条”だと思う。京都の「七条」(しちじょう)と違って、「7条」(ななじょう)だ…―の辺りに在るビルに入っている御店だ。
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実は、少年の頃からの「無類のカレーライス好き」でもあるので、嬉しい御店を知ることが叶ったと喜んでいる。

<新栄の丘>…:美瑛(2023.09.30)

「大雪の山々を望む波打つ丘陵の大地」というのが美瑛であると思う。今般の訪問では、やや多く拡がる雲の故に山々が少し見え悪かった。

しかしながら雲は次第に流れ散り、好転し続けた天候の中で遠景の山々が少し見えるようになった。

↓<新栄の丘>という眺望が佳い場所に立寄って眺めた様子だ。小さな台が据えられ、そこに上ると観易い。
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↑左側に大雪の山々で最も高い旭岳が少し見えているようだ。雲と天と山並みと丘陵という様子が凄く好い感じだ。

小さな台に上ろうとした際に先客が在った。少し年配の男性で「構いませんか?」と声を掛けると「えぇよ…」との応答だった。関西方面から来た旅行中の方と御見受けした。

景色を眺めていれば、男性は笑みを浮かべて「おめでとうございます!」と言い出した。不意に「何事??」と驚いたが、自身が身に着けていたモノに「阪神タイガース」のマークが在ったので、「アレ」を言祝いだ訳だ。永年のタイガースファンであるという。18年振りの優勝は好いことであるとしていた。甲子園から尼崎乗換、または直通で行ける大阪ドームのチームと対戦する「なんば線シリーズ」という<日本シリーズ>も期待し得る様子だ。そんな野球談議を少ししながら景色を愉しんだ。この男性によれば、前日の旭岳周辺は強めな雨に降られた時間帯も在って、戸外に居て大変だったそうだ。「山は今日にしておけば…」とも言っていたが、それ以上に「北海道で初めてタイガースファンに遭った!」と酷く歓んでいた。自身も時間が限られているので、笑顔で「お気をつけて…好い旅を!」と慌ただしく分かれた。タイガースのグッズは気に入っていて幾つも愛用している他方、凄く熱心なファンという程でもないのだが、それはそれとして、こんな様子も好い。

少し面白い様子も在ったが、「大雪の山々を望む波打つ丘陵の大地」という美瑛らしい感じを愉しんだ。

<四季彩の丘>…:美瑛(2023.09.30)

午前中に運行の<美遊バス>に乗車し、全般で3時間程度の、その日の予定に組み入れて参加し易い範囲の行程で各所を巡ってみた。午後の運行は何度も利用しているが、午前中の運行も好い感じだった。人気が高い各所で、午後よりも人出がやや少なく、観易いかもしれない…或いは9月末で、来訪者が多い最盛期を少し過ぎていたという要素もあったかもしれないのだが。

「色」が「売り」な場所で、敢えてモノクロで撮るのも面白く、それが止められなくなっている。最近は「モノクロで撮り、時々カラーに切り替える」という調子かもしれない。美瑛でもそういうような流儀だった。

↓「波打つ丘」に無数の花が入替りに植えられる<四季彩の丘>だ。
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↑やや雲が多目に見えた様子から、雲が流れ散っていて、天の感じが面白い。そういう様子がモノクロでは映える。そして辺りの造形だ。

概ね30分間で「巨大な花園」を巡って愉しむことになる。ここは「もう少しゆっくり…」と感じる方が多い場所かもしれない。実は一度、美馬牛駅と美瑛駅とを列車で往復し、美馬牛駅と<四季彩の丘>とを徒歩で往復という方法で、少しだけゆっくりしてみたことも在った。列車本数が少な目なので「ほんの少しだけ」のゆっくりで、寧ろ歩いて眺める景色を愉しむような感じでもあったのだが。

↓「クレオメ」というそうだ。「スパイダー・フラワー」とも呼ばれるらしい。不思議な形だ。
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↓「サルビア」も好い。
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↓こちらは「ケイトウ」だ。
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↓「ダリア」の花園が気に入った。
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↓やや小ぶりな「向日葵」も見受けられた。
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この<四季彩の丘>の様子も、何度でも出会いたい様子だ。

実は7月に立寄った経過が在って、「今季はやや花が遅い?」という感も否めなかった。そこで「再訪?」が頭の隅に在った。この<四季彩の丘>は、花が咲くような時季には頻繁に花を入れ替えてもいるようで、訪ねる都度に面白い。

今般も立寄ることが叶って善かった。

<青い池>…:美瑛・白金(2023.09.30)

午前中に運行の<美遊バス>に乗車して各所を巡った。全般で3時間程度で巡ることになっている。「もう少しゆっくり」と感じる方も在るのかもしれないが、「公約数的」には程好い行程だと思う。手軽に、その日の予定に組み入れて参加し易い範囲であるとも思う。そういうことで何度も利用しているが、午前中に運行する<美遊バス>は初めてで、「午前中の光線の下」で各所の様子を愉しんだ。序でに申し上げると、人気が高い各所で、午後よりも人出がやや少なく、観易いかもしれない。

↓美瑛の<青い池>である。
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↓雲が水面に映り込んでいる感じが好いと思った。
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↓川の水が流れ込んで池が形成され、木の立ち枯れが生じ、独特な景観を形作っている。
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↓「色」が「売り」な場所で、敢えてモノクロで撮るのも面白いと思う。
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↓午前中の光線で写真を撮った例が余り無かった。好い感じだと思った。
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永山駅にて…(2023.09.29)

旭川駅で乗車した列車が永山駅に着いた。
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↓跨線橋を通って改札口へ向かう。
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↓名寄を目指す列車は出発した。
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↓掲出の時刻表を見た。概ね1時間に1本の列車運行のように見えるが、運行が見受けられない時間帯も在る。
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↑因みに改札口に駅員さんの姿は在った。南永山駅東旭川駅、或いは旭川四条駅のような無人駅ではなかった。

↓駅前に出て駅舎を望む。
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↑タクシーが1台待機中で、郵便ポストと自販機が据えられている。何か「昔ながらの小さな駅」という風情だ。

こんな駅を列車で訪ねるのも好い…

午後の旭川駅にて…(2023.09.29)

旭川に着いて、直ぐに所用を足していれば、その間にやや強い雨が降っていた。「流石に傘を何処かで求めて…」という程度に思ったが、程無く雨が上がり、天候は好転した。強めな雨に当たらずに過ごすということが叶った。非常に善かった。そういう中で昼食を愉しみ、そして旭川駅に到った。

↓川の側から建物を眺めた。
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↓硝子に天が映り込むような感じが面白い。
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↓切符を手に改札口を潜り、ホームに上った。
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↓「最近の旭川駅」という雰囲気の眺めだ。H100形が並んで停車中だ。
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↑右の5番線が上川行、左の6番線が名寄行だ。何れも1輛で運行の普通列車である。

↓名寄行に乗車して永山駅を目指す。
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それ程多くない本数の列車運行ではあるのだが、それでも出先で列車に乗って一寸動くのは面白い。

朝の旭川駅にて…(2023.09.30)

↓東寄りな側から旭川駅に入る。
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↓切符を求め、改札口を潜る。
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美瑛へ向かう列車は1番線、2番線だ。
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↓旭川駅の各ホームとの通路に設けられたエスカレータの辺りは美しいと何時も思う。
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↓離れた辺りにキハ40が見える。最近は駅で見掛ける機会が減った旧い型の車輛だ。
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↓折り返し運転となる列車が到着する。
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↓H100形を2輛連結している列車が減速して進入している。
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↓到着した。
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↓旭川駅に着いた乗客が下車した後に乗り込んだ。乗客が集まる前に車内の様子を写真に収めてみた。
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↑最近は新しいH100形が登場する頻度が非常に高くなったと思う。

美瑛を経て富良野へ向かう列車は、座席が埋まる程度に賑わう。
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未だキハ150に馴染みが深いのだが、少しずつ現行のH100形に眼が馴染んで来たような気もする。