小樽駅…(2023.10.01)

↓小樽駅は軌道が敷設されている箇所が「一段高い」という辺りで、改札口方向へ向かうにはエスカレータを下りる。その下りエスカレータからの眺めだ。
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↑往年の人気俳優である石原裕次郎が子ども時代を過ごした街でもある小樽であるため、駅のホームに石原裕次郎の写真パネル―人気俳優として活躍していた頃に小樽を訪ねた時の画と見受けられる―が据えられ、4番線を示す「4」を彼が愛したというヨットのような形にデザインしたモノが掲出されている。そして、やや古風な「おたる 小樽 OTARU」という看板が見える。

↓趣在る様子を眺めながらエスカレータで下りて、改札を潜ると正面の様子が面白い。
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↑硝子細工の工房が起こって人気が高い小樽ということで、硝子のランプを多数据えている。

↓振り返れば改札口の上側にも硝子のランプが多数据えられている。
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↓駅舎の前に出てみる。街の交通結節点にもなっている広場に面している感じだが、「往年の駅」のままという外観を維持しているのが好いと思う。
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↓街を歩こうと、駅の前の道路を渡って、何となく振り返った。気に入っている眺めだ。
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小樽駅は、臨時列車を除けば特急等の優等列車は停車せず、札幌と札幌以遠の一部とを結ぶ普通列車や快速列車、余市方面の各駅とを結ぶ普通列車が発着していて、「大きな街の近郊に在る中規模の街を代表する駅」という感じなのだと思う。が、何か凄く「旅情溢れる」という設えの駅だと思う。立寄る都度に少し嬉しい感じもする駅だ。今般、思い付いて足を延ばしてみて善かったと思う。

煮魚にイクラ丼…(2023.10.04)

平日の夕べということになった。拙宅で多少寛いだ後、何か夕食に頂こうと御近所の御店へ向かった。

↓野菜類を煮た御通しを摘み、<白霧島>をロックで頂きながら、料理の登場を待った。
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↓所望したのは煮魚である。カレイの一種であるナメタだ。
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↑このところは凄く気に入っていて、時々この御店で「煮魚を所望致す…」として、このナメタを頂いている。

この後、更に何かを頂こうかと考えていた。供することが可能な様々なモノが挙げられている訳だが…何か「非常に強い誘惑…」というモノが在った。

↓イクラ丼!!!鮭の漁期となり、筋子が入手し易い時季となったことから、自家製のイクラが用意されている。それを使ったイクラ丼だ。
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↓輝く宝石のようなイクラが丼の米飯に載っている様子は、抗うことが不可能な程度に魅力的だ。「無条件降伏…」と誘惑に屈し、このイクラ丼をゆったりと頂いた。
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何やら「エンゲル係数が…」という気もしないではないが、時にはこういうモノも頂いておきたい…こういうモノは「時季のモノ」でもある。そして「今季初!」でイクラ丼を頂いた気がする…

朝に…(2023.10.04)

9月末から10月に月が改まるという数日間、稚内から離れて過ごした。戻ってみれば「一段階、気温が下がった?」という程度には感じた。

↓「感じ」ということで思ったとおり、機器で表示される気温を見ても、少し前から一段階気温が下がったことは間違いない。
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↓雲が少し多い感じながら、薄日が射していた。
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偶々、長袖Tシャツを着ていて、その上に薄い長袖シャツ、更に裏地が無い薄い上着という感じで戸外に出たのだったが、それで程好いと思った。

↓「時季としては妥当か?」という程度にも思った。が、後から「俄かに少し寒いという気がする朝も…」という話しを聞いた。
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少し振り返る…2022年10月1日は22℃で、2022年10月5日は8℃であったことがこのブログの記事にも遺っている。ということは?現在はその「やや温かい」と「少し寒い」との中間という感じであろうか?

こういう、様子を振り返る場合の道標にもなるので、この稚内駅前の機器で表示されている気温が画に入るシリーズは止められない面が在る…

手宮線跡…(2023.10.01)

↓小樽駅前から運河側へ進むと、不意に「線路」が現れる箇所が在る。
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↓嘗ては鉄道の軌道であた場所で「手宮線」であった。路線が1985(昭和60)年に廃止になった後、散策路として殆どの部分が整備されて現在に至っている。
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この「手宮線」は1880(明治13)年に北海道内で初めて敷設され、列車が運行された鉄道の一部を成していた。色々と変遷は在るようだが、最終的には現在の南小樽駅から、元日本銀行支店や美術館の在る辺りの色内を経て、博物館の在る手宮へという経路であったようだ。延長2.8kmで全国屈指の「短い路線」であったようだ。

↓小樽市内では存外に目立つかもしれない場所で、少し面白いと思う。
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北陸銀行…(2023.10.01)

↓小樽駅前から運河側への道筋に在って、少し目立つ感じだった看板だ。「22℃」と在るが、確かに寒い感じは免れ、と言って暑くもない感じで過ごし易かった。
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看板の「北陸銀行」はえの右側に進むと「小樽支店」に到るようだ。その支店に寄った記憶はないのだが。

「北陸銀行」とは、富山県に本店を構える銀行である。前身となる幾つもの銀行が順次合併して行き、1943(昭和18)年に「北陸銀行」が設立され、現在にまで受け継がれている。富山県と北海道との繋がりは深く、富山県出身者とその後裔が北海道内には多く在る。銀行業でも、1899(明治32)年には前身の一つである十二銀行が早くも小樽支店を開いている。2004年には「北海道銀行」との経営統合で「ほくほくファイナンシャルグループ」を形成して現在に至っている。

北海道の歴史に深い縁が在る他県に本社を構える会社の看板が、目立つ場所、判り易い場所に在るのも一寸面白い。そういうことが面白いと思うのだが、同時に「あの看板が在る辺りは…」と頭の中で、「歩き廻る際の目印の一つ」というように認識もしてしまっている。多少、苦笑いが漏れる。

「ラムロールスライス」:ジンギスカン…(2023.10.03)

所用と、「所用の序で」と「半ば強弁?」で時間を設けて他所で過ごしたという情況から、無事に稚内へ引揚げて夕刻を迎えた。日頃の夕食を摂る時間帯より少し早目に御近所に出てみた。

既に営業を始めている何軒かの御店が眼に留まり、思い付いてその中の1軒に御邪魔した。

↓然程広くないフロアの角側に、2人で使う小さなテーブルが据えられていた。そこを1人で使わせて頂くということになった。
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↓ハイボールを頂き…
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↓御通しの豆腐を摘まんで、料理の設えが整うのを待った。
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↓卓上のコンロに点火で、厚い鍋に野菜を載せたモノが持ち込まれた。
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↓「ジンギスカン」とでも言えば、思い浮かべるモノは色々と在る。が、一定以上の年代ではこの「ロールスライス」を思い浮かべると思う。
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↓こういう具合に、「ロールスライス」を鍋に載せて焼く。
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↓適宜裏返すようなこともしながら肉を焼く。
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↓焼上がった肉と野菜とを摘み、タレに点けて頂く。非常にポピュラーな「ジンギスカン」という感である。
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↓久し振りで美味かったので、肉は「おかわり」ということもしてしまった。
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↓肉と野菜との合間にキムチも摘まんで、ハイボールを頂いた。
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「ジンギスカン」というようなモノは、時には頂いてみたくなる。色々と在る肉だが、この「ロールスライス」というのが「昔から慣れ親しんだジンギスカン」というような感でもあって、何か凄く好い。この「ロールスライス」については、御近所のジンギスカンの御店に立寄る「理由!」のようにもなっている。

朝に…:8階の眺望:旭川(2023.10.01)

金曜日、土曜日の夜を過ごした宿から、日曜日の朝に発つという段取りだった。

↓出発前に窓から外を眺めた。
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↑少し陽が高くなり、何か光が溢れて眩しい感じになった。

日頃、「小さな建物の1階」というような場所に在るので、出先の宿で「8階」というような場所に入ると、何となく戸外を見るのが興味深い場合も在る。

旭川駅到着…(2023.10.02)

↓到着した列車から下りると、多少身体を伸ばして、乗っていた車輌を少し眺めるというようなことをしたくなる。
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↑札幌駅で乗車した<ライラック>は順調に旭川駅に到着した。

↓眼を転じると、直ぐ隣りのホームにH100形の1輌の列車が、通路と階段かエスカレータで向かう向こうのホームに789系電車が停車中だ。
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↑789系は<ライラック>の仕様で、北海道内各地をイメージしたイラストの部分に「宗谷岬」が覗いている。「SOYA」の編成だ。

↓この型の車輌も、札幌・旭川間の移動では御馴染だ。「何時も感謝」という感じだ。
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↓東改札口を潜って駅の外へ出ることとした。
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↑不意に思ったのは「この向きで写真を撮っていない?」というようなことで、何となく撮ってしまった訳だ。

「札幌から稚内へ」という場面では、この<ライラック>か<カムイ>で「とりあえず旭川に出て一息」ということを好むようになっているが、こうして旭川駅に着くと、何やら安堵する。

札幌駅を発つ…(2023.10.02)

前日から札幌に在って、朝から所用を足した。昼食も挟んで所用が済んだことから、札幌駅に出て来た。

↓所用を足した後、新札幌駅に入ると直ぐにこの列車が現れたので乗車した。札幌・新千歳空港間の快速は早い。素早く札幌駅に着く。
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↓ロッカーに預けた嵩張るモノを引き取って、列車の運行予定を見れば、旭川へ向かう特急列車が間もなく現れそうだった。
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↓少し眼に馴染んだ<ライラック>の789系電車だ。
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↑<ライラック>の仕様の789系電車には、北海道内各地をイメージしたイラストが入っている。今般は時計台のイラストが一寸覗いている「SAPPORO」の編成だった。

↓列車の後尾側、自由席に陣取る。
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何時の頃からか、「札幌から稚内へ」という場面では、この<ライラック>か<カムイ>で「とりあえず旭川に出て一息」というのが定番化した。そんな訳で、札幌駅から旭川駅に向かう列車を見ると安堵感も覚えるようになった。