朝に…(2023.10.05)

↓この時季に15℃に届かない気温というのは、当地では何ら珍しくもない。寧ろ「普通」な感じの気温で、風も微弱である。
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↓こういうようになると「今にも雨が降り出しそうな…」という天候の変化が酷く気になってしまう。
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↓もう少し気温が高い例や、低い例も過去の同じような時季には見受けられた気がするが、現今の情況は「この時季はこういう感じ…」という範囲の中であるようにも思う。
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静かな普通の朝だ…

<旧中越銀行 小樽支店>…:小樽・堺町通(2023.10.01)

↓「堺町通の御店」とでも聞くと思い浮かべる、カフェや菓子類等の売場が合わさったような場所だが、何か「新しいような?古いような?」と感じられる建物だった。
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↓よく見れば辺りに「指定歴史的建造物」の看板が在った。
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↑<中越銀行>の支店として1924(大正13)年に建てられた建物であるという。<中越銀行>は1943(昭和18)年に他行と合併して<北陸銀行>となって行く。そうなるとこの建物は「北陸銀行 南小樽支店」ということになったそうだ。その後、様々な経過で現在のように利用されているということなのであろう。

中へ入ってみると、↓広めな吹き抜けの空間が在って、デッキのような2階が設えられているようだ。
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↓階段を上がってみると、1階が菓子類等の売場で、2階がカフェという様子が判り易い。
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↓小樽駅に着いてから、昼食も摂ったが、少し精力的に歩いたので珈琲を1杯頂いて一息入れることにした。
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↓珈琲を頂いた後、脇の水道でカップを濯いで、小箱に入れて記念品として持ち帰ることが出来るという売り方をしていた。運河のイラストが入った小さめなカップは、珈琲を頂いた後に持ち帰った…
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何となく「大勢の来訪者で賑わう堺町通の御店」という風情が「往年の銀行の設えの建築」に入り込んでいる様子が凄く面白いと思った。

小樽に関しては、立寄ってみる都度に「一寸面白い…」という箇所が増えるような気もする。

稚内港北防波堤ドーム…(2023.10.05)

何処となく「天候が変わり易い」というような気がしている。10月に入って「一段階?」という程度に気温が下がっているように思うが、他方で「不意に雨が交る」というような感じ、「遠い雷鳴が聞こえて強い通り雨」というような感じというのが続いている気がする。

↓雲が多目で暗いと思った他方、日出時刻前の光らしきモノが覗いてもいると見受けられ、早朝の戸外へ出てみた。
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↓低目な天の一部は雲が少ないが、その少ない箇所を除く、天のかなり広い部分が雲に覆われている感じだ。
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↓朝陽の通り道と見受けられる箇所が、画の右側に大きく傾いたような感じだ。雲に覆われてしまっているが、それでも拡がろうとしている光が少し拡がろうとしている様子が伺える。
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↓光が雲に滲むのだが、その光が解き放たれるというような様子にはならない感じだ。
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↓日出時刻を少し過ぎた様子で、光の滲む具合が強まったように見える。が、光は解き放たれない。
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↓雲の縁が強く輝いているような感じだった。
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↓朝陽の光は解き放たれず、寧ろ光が封じ込められた状態で、何となく曇天の朝となって行った。
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予報で雨交りや曇りであっても、早朝の光の具合が面白い場合も在る。偶々、そういう情況に出くわした感だ。こういうのが、早朝に何となく動き廻る場合には興味深いものだ。

早朝に…:8階の眺望:旭川(2023.10.03)

旭川の馴染んだ宿の居室で寛ぐ夜だった。何度か暗い窓辺に閃光が奔った。それに驚いていれば、雷鳴も聞こえたことが在った。どうも雷雨が断続していたようだ。

そういう深夜帯を過ごし、早朝に改めて窓から戸外を伺った。

↓路面が濡れたような感じだ。未だ街灯は消灯していない。
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出先の宿で早朝に眼を開けた場合、少し散策に出るというのも悪くはないのだが、何か「不意に雨が交る」という状態も在るかもしれないという気がした。加えて、所用に絡めて出ていた期間で意外に歩き廻ったこと等で、「少しゆったりと…」という気分も強かった。

↓そのままゆっくりとしていれば、何となく強い陽射しが射し込んだ。他方で雲は少し多い。
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滞在した居室の窓からの眺めに親しむというようなことをするのが意外に好きだ…部屋は異なるが、往路の移動と旭川滞在に際して利用した部屋と同じ階、同じ方向の窓だった。時にはそういうことも在る。

第一副港辺りの眺め…:稚内港(2023.10.04)

「何時も歩く…」というような場所を通らない期間が生じ、何日か振りに戻ると、何やら酷く新鮮である。

↓稚内港の繋留濠である第一副港の辺りに至った。
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↓「頻繁」と言い得る程度に歩き廻る場所だが、他地域に出ていた期間が生じていて、少し暫く振りに辺りに至った。
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↓翼を休める海鳥が、思案に耽るかのように濠の縁を歩いていた様が面白いと思って眺めていた。
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↓船の姿が水面に映り込む様子が好いと思った。
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↓タグボートが繋留されている辺りを眺めた。
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↓繋留濠の奥側から、歩いた辺り等を振り返った。
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何となく好い天候であったが、何時の間にか「時々雨が交る」とか「雷雨?」というような様子も生じる、不安定な天候になって行った。

それはそれとして、こういう景色を眺めて歩く朝は心地好い。