鴻上覚一翁像…:美瑛・白金(2023.11.04)

↓些か失礼な言い方に聞こえたら勘弁して頂きたいが、気付いた時に「誰?」と思った。
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白金温泉の地区、<白髭の滝>へ向かう辺りの駐車場の脇に在った胸像だ。

↓「政治家の胸像?」という程度に思った。
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↑この人物は元美瑛町長の鴻上覚一である。

1947年(昭和22)年から1955(昭和30)年迄の2期8年間、美瑛町長の任に在ったという人物だ。1955(昭和30)年の選挙に敗れ、1959(昭和34)年の選挙に再度出馬したが、前回と同じ相手に敗れてしまった。以降、選挙公職歴は無いようだ。

白金地区にこの元町長の胸像が在るのは、「白金」という名を付けた人物と考えられるからだ。

十勝岳の観光開発を企図した鴻上町長であったが、温泉の開発を目指した。1950(昭和25)年に温泉が発見された。「泥の中にプラチナを見出したような」とその喜びを表現したという。それに因み、辺りをプラチナを意味する「白金」という字を宛てて「しろがね」と呼ぶようになったのだという。

↓胸像はこういう具合に佇んでいる。
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実は何度も辺りを通っていながら、この胸像のことは承知していなかった。温泉発見当時の町長の言という、「白金」の命名に纏わる挿話は何度も聞いていたのだが、その故事がこういう形で伝えられていたことは知らなかった。歩き廻り、路線バスが現れるのを待つということをして、これを知った。こういうのも悪くない。

とりあえず歩いた…=運行日誌(2023.11.05)

連泊中の宿の居室で寛いで居るのだが…午後4時前に戻って、そこから出ていない。居眠りに陥り、気付けば暗くなっていた。昼食はやや遅かった。そして前日に求めた<びえいのラスク>が何となく在った。そのうちに試食する意図は在ったので、何やら「夕刻のおやつ」ということにしてしまった。そして「何時でも休んで頂いて結構です」という態勢だ。

深夜帯に起き出し、そのうちに少し休みという感じ、そしてまた起き出すを何回か繰り返した。午前6時前に窓辺を観て起き出した。朝陽が上がって行く様を眺めた。好く晴れた朝となっていた。宿の朝食を摂り、何やらのんびりと過ごした。8時20分頃から動き始めた。自身の基準では少しだけスロースタートだ。

やがて<外国樹種見本林>と同時に<三浦綾子記念文学館>が在る辺りへ歩き、想像以上に興味深いので、想定以上に長く過ごした。そこから神楽岡辺りの日帰り入浴施設を訪れてサウナを利用する等した。上川神社に立寄って参拝し、旧い鉄道関連建築を使っているという<市民活動交流センター>の辺りを通り、高砂酒造辺りを歩き廻り、やがて都心部へ出てラーメンを頂き、書店に立寄り、宿に戻る前にコンビニで飲物を少々仕入れた。

ネット上のマップで「ルート検索」を試みたが、上記に挙げたような場所を最短距離で結んで歩いただけで8㎞弱で、「周辺を歩き廻った」が加わると、何キロ歩いたのかよく判らない。前日も美瑛で相当歩いた。前々日は動物園と少々であったが。何やら「歩き続けた数日」である。正直、脚の動きが悪くなって来た…

文字どおりに「何時でも休んで頂いて結構です」という態勢で明朝をゆったりと迎えたい。

Merry Christmas…(2023.11.04)

↓旭川駅にも直結の商業施設の、宮下通側の入口である。
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↓11月の「4日」なのだが…何やらクリスマスソングも流れていた。個人的にはやや驚いた。
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今季、この種のモノを見た最初の例かもしれない…「綺麗で賑やか」というのも悪くないかもしれないが…

夕刻の<青い池>…:美瑛・白金(2023.11.04)

「11月1日から年を跨いで4月30日迄」と聞いたが、<青い池>では夜間にライトアップが催行される。現在の時季は午後5時頃に始まるようだが、それを観に行く観光協会のバスが在る。それに乗車しようと美瑛に足を運ぶことにしたのだが、何となく早朝から動いていた。そして待望の夕刻である。

↓照明に浮かび上がった<青い池>である。
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凍った、積雪したという様子でのライトアップは何度か観ている。そういう時季に入る以前のライトアップは今般が初めてであった。

↓ローテーションで光量や光の角度が変わる。
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↓数人しか居なかった早朝とは異なり、辺りには来訪者が溢れる中で、余り動き回れずに眺めていた。
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↓強引にカメラを「手持ち」で撮影した。
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↓幽玄な様子だと思った。同時に…夏季には虫が集まって、こんなにライトは使えないであろうというような、野暮なことも思わないでもなかった。
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「色」が「売り」な<青い池>を、敢えてモノクロでも撮るというのは、個人的には何やら愉しい。そこで何時も挑んでいる。

このライトアップも今季で10年目であるそうだ。知名度も上がっている。

朝の<青い池>…:美瑛・白金(2023.11.04)

早朝の列車で旭川駅から美瑛駅へ移動し、美瑛駅前停留所―同名の停留所が幾つか在る。その中の一つ、旭川信金の支店の前に在る停留所―から<青い池>まで路線バスで移動した。そうやって訪ねたのも久し振りだ。

↓実に静かだった…
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↓曇天で、時季としては温いような空気感だった。
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↓十勝岳噴火時の泥流に備えた防災工事の結果、川の水が森に流れ込んで池が形成された。辺りの木々が立ち枯れになってしまい、何か独特な様子が形成された。
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↓何度でも会いたくなる光景だ。
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この<青い池>から<白髭の滝>の辺りまで3km余りと聞いていた。なるほどその程度だ。その道程を歩き、やがて白金温泉停留所からバスに乗って美瑛駅前停留所へ引揚げた。

エゾリス…:<外国樹種見本林>:神楽:旭川(2023.11.05)

<外国樹種見本林>を訪ねる」というようにも「<三浦綾子記念文学館>を訪ねる」というようにも言い得る状況だと思う。

三浦綾子の作家デビュー作品で、大好評を博して現在も読み継がれている(因みに自身も最近読了した…)小説『氷点』の物語の舞台のモデルに
なっているのが<外国樹種見本林>である。その「所縁の場所」の際たるものである場所に<三浦綾子記念文学館>は在る訳だ。

自身はとりあえず、<外国樹種見本林>を旭川駅東口の宿から歩いて訪ね、<三浦綾子記念文学館>を興味深く見学する時間を挟んで林を散策した。好天に恵まれて快適であった。そういう中である…

↓静かな林で「何か動いた!」と些か驚いた。
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↓「速い!」と注目した。
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↓木の根元や木々の間の落葉の地面を駆けるばかりではなく、素早く木にも上り、そして撥ねる。
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↓何やらなかなかの運動量に驚く。林の住民たるエゾリスである。
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↓複数の個体が各々に動き回っている。何か「木々の間で蠢く忍者」を連想した。木の間隔が然程広くない箇所では、木から木へ飛び移るような動きまで披露していた。
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↓忙しなく動き回るエゾリスだが、時には短い時間ながら立ち止まる。
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↓晩秋の陽射しが眩しい箇所でも撥ねるように駆け回っていた。
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↓「エゾリスも生息する<外国樹種見本林>」と聞いていなかったのではないが、こんなにアッサリと出くわすとは予期していなかった。
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同じ種類、または亜種ということになるのだと思うが、サハリンのユジノサハリンスクでリスを見掛けた記憶は在る。と言って、北海道内で見た記憶は殆ど無い。こんなにアッサリと出くわしたのは驚きであるが、或いは冬季を前に積極的に活動する時季であったのかも知れない。またこの「林の忍者」のようなエゾリスにも御目に掛ってみたい。或いは「神楽地区のマスコット」というような存在感も放っているのかもしれない…

<三浦綾子記念文学館>:<外国樹種見本林>:神楽:旭川(2023.11.05)

<外国樹種見本林>の入口辺りにこんな建物が在る。
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↓直ぐ隣にはこういう建物も在る。
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<外国樹種見本林>の入口辺りからは、こういう具合に2棟並ぶ感じにも見える。出入口を経由して、2棟の中に各々に入ることが出来る。
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↓この建物が作家の作品や人生等を紹介する<三浦綾子記念文学館>である。
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↑1998(平成10)年に開館した民営の記念館ということである。

↓<三浦綾子記念文学館>のあらましと、三浦綾子と彼女を支え続けた夫の三浦光世の概要等を綴ったリーフレットが在る。加えて三浦綾子の小説『氷点』の物語の舞台のモデルになっている場所等を詳しく紹介したリーフレットも在る。
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中の展示品では、三浦綾子が愛用した万年筆や取材旅行で使ったという小さなカメラ―「昔、こういうの在った!!」と自身では似たようなモノを触ったことは無いが、思わず見入った…―が何か記憶に残る。

また旭川に在って小説家デビューをした三浦綾子は旭川に住み続け、若い頃に病気を患った経過も在る彼女を夫の三浦光世が献身的に支えた。何時しか、2人で「綾子が後述する案を光世が原稿用紙に綴り、話し合って校正する」というような創作方式が定着したようだ。その“現場”である旭川市豊岡の御自宅に在ったという部屋を再現した展示は強く惹かれて見入った。脇に偶々読了して日が浅い小説『氷点』に纏わる解説も掲示されていて面白かった。

そして企画展は、ほぼ同年代の作家である遠藤周作に纏わる展示が在って興味深かった。

何か、凄く好い感じの場所に出逢ったような気がしている。早くも訪問の余韻に浸っているというような感じだ。

<外国樹種見本林>:神楽:旭川(2023.11.05)

↓こういう場所が在る。
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北海道の開拓が進む中、気候に適した樹木を植えて、森林資源を護り育むという問題意識も高まった。そういう中、外国由来の樹木も含めて植樹を志向する動きが在って。1898(明治31)年にヨーロッパアカマツ、ヨーロッパカラマツ、ストローブマツの苗木を初めて植栽して始まったというのが、この旭川市神楽に在る<外国樹種見本林>である。長い歴史を有していて、外国樹種を中心に本州からの移入種、北海道郷土種を含めて約50種の植栽がされている。1970(昭和45)年には国有林の制度である自然休養林に指定され、旭川での人々の憩いの場として親しまれているという。

というのが<外国樹種見本林>の説明なのだが、もう少し違う言い方をする方が通りが良いかもしれない。三浦綾子の小説『氷点』の物語の舞台のモデルになっている場所だ。旧いベストセラー小説ということになる三浦綾子の小説『氷点』だが、実は自身では偶々最近になって読了した。そういう中で「あの小説の舞台のモデルになっている<見本林>は、旭川駅から然程遠いのでもなく、旭川で時間が在れば訪ね易い筈。他方で、訪ねた経過が無かった…」と思い立ち、足を運んでみたのだ。

この<見本林>の辺りには、小説『氷点』にも因み、作家の作品や人生等を紹介する<三浦綾子記念文学館>が設けられている。その開館に概ね合わせて朝に足を運び、<三浦綾子記念文学館>を見学したが、その前後に<見本林>を少し散策した。

↓何やら木々の幹に蔦が絡まっているというような場所が在った。
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↓好天に恵まれ、光の感じが好かった。
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↓辺りは落葉が寧ろ目立つ様子だった。
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小説『氷点』にも登場している堤防の辺りだ。
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↓堤防の辺りは歩道が整っていた。
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小説『氷点』に出て来る挿話を少し想い起しながら、林の中の路を歩き廻ることが出来る。
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↓現在の時季なので、こういう足元が目立った。
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↓散見する「黄葉」の木が何やら凄く目立った。
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↓正に「人々が憩う場」という感じだと思った。
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↓見学した<三浦綾子記念文学館>も興味深かったので、何となく事前に思っていた以上に長くこの場に在った。
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晩秋にこの場所と出逢ったということになる。何れ、時季を変えて立寄ってみたいとも思いながら引揚げた。

「鮭ぶしらーめん」…:<一蔵>(2023.11.04)

朝5時台から午後7時台迄外で動いていた1日ということになった。美瑛へ出て、旭川に引揚げたが、旭川駅に到着した足で街を歩いた。夕食を摂ろうとした。

↓何気なく立寄った御店で、メニュー表の表紙に何やら興味深そうなモノが紹介されていた。
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↑鰹節のノウハウが豊富な鹿児島県枕崎市の業者に、北海道の鮭を送って「鮭節」を造って頂き、それを使った出汁のスープというラーメンが在るという。枕崎市は稚内市と友好交流が在る。一度訪ねた想い出も在る。その枕崎と北海道との協働というモノが使われている訳だ。

↓北海道ではラーメンと言えば、スープが3種類在るのが何となく普通だ。この旭川の御店の「鮭節」の出汁のラーメンも、醤油、塩、味噌の3種類が用意されている。
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↑塩を所望した。

↓現れた!透き通った、出汁が利いたスープだ。
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↓色々な出汁が在るが、魚の旨味が溢れるようなスープで、麺もそのスープが巧く絡む。
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↓サイドに鶏肉を使った「やみつきギョーザ」を御願いした。
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↑辣油に塩を加えたモノ、醤油、オリーブオイルと3種の調味料を適宜点けて頂く。「こういうのも在るか…」という美味い餃子だった。

↓旭川の街中で、少しは知られた御店だ。偶々、自身は初めて立寄った。
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店内は地元の家族連れや若者が目立つ感じだった。こういう「地元で親しまれている」を愉しむのが出先では嬉しいものだ。

宵に…:<サキソフォン吹きと猫>…(2023.11.04)

朝5時台に旭川から美瑛へ向かい、1日を過ごし、旭川へ戻ったのは午後7時台だった。旭川駅を出た足で、何か夕食を摂ろうと街を歩いた。

↓「土曜日の宵の一寸した賑わい」という風情も感じられる様子だった。
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↓朝の曇天が日中から夕刻に好転し、時季としてはやや温かった空気が少し冷たくなった宵だった。何時もの“セッション”だ。
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↓毎度ながら「音が聞こえそう」という気がする。
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この<サキソフォン吹きと猫>は何時出くわしても好い感じだと思う。カメラを提げていると、一寸撮ってしまう。

ポトフ…:<おきらく亭>:美瑛(2023.11.04)

↓美瑛の本通にこういう御店が在る。
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↑この辺りは、三角屋根を採り入れたデザイン、御店等は創業年を西暦の数字で記すというような原則で街並み整備を進めた。電線等は地下に埋設したようでスッキリした眺めである。この御店もその原則で1993年という創業年が記されている。

↓昼食には好適な時間帯と思ったが、営業は始まっていた。
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↓立寄ってみた。
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↓メニュー表のトップに「ポトフ」が在る。この御店の代表的な料理ということのようである。
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↓オードブルということで、野菜が供された。これが美味い。
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↓そしてポトフだ。
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↑ポトフはフランスの家庭料理で、野菜や肉をゆっくりと煮込んだモノで、スープも美味い。

↓各種野菜と鶏肉で、柔らかく煮込まれていて凄く好い感じだった。
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↓スープのおかわりを1杯頂ける。
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↓食後に珈琲を頂いた。
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「街角の気軽に立寄れる洋食の御店」という風なのだが、手の込んだフランス風家庭料理が愉しめる。これは好かった!

「←富良野33㎞・旭川27㎞→」…:美瑛駅前(2023.11.04)

「若干、日が傾いた?」と感じられるような頃、美瑛駅の周辺に在った。

↓こんな様子を眼に留めた。
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↑「←富良野33㎞・旭川27㎞→」と在った。

33㎞と27㎞との差である6㎞を歩くと存外に時間も要するが、自動車や列車というような乗物であれば大きな差でもない。そういう意味で美瑛は「富良野と旭川との中間地点」というような感を強くした。少し大きな街である「旭川」に対して「富良野・美瑛」というような言い方をすると思う。が、美瑛は「富良野」よりも「やや旭川に近い」ということになるのかもしれない。美瑛町も広いので、駅前の看板だけで語り尽せない面は在るのであろうが。

自身は立寄り易く滞在場所の選択肢も色々と在る旭川を起点に美瑛を訪ねる機会が多い。振り返ると、2023年は何となく訪問頻度が高かったかもしれない。「だから?」という話しだが…

午前5時20分頃…(2023.11.04)

↓「“深夜”の風情」だと思いながら、提げていたカメラを使った。
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↑滞在中の宿に近い<セブンイレブン>だ。早朝である…

未だ暗い早朝、こういう「24時間営業」の御店から漏れる灯りは目立つ。そして惹かれる…

雨交りな宵に…:<サキソフォン吹きと猫>…(2023.11.03)

夕食を愉しもうと街へ出た。多少の雨は交ったが、歩き悪いという訳でもなかった。

↓雨交りでも“セッション”は催されている…
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↓何か“音”が聞こえるような気がしないでもない…
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↓旭川の都心では、通る都度に何となく眺める像だ。
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こういう「馴染んだ様子」は好いが、雨交りな中では面白い風情になると思う。