上川神社…:旭川(2023.11.05)

↓何か壮麗な感じがする場所だ。
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↑かなり大きな鳥居が据えられ、丘陵地形の斜面に複数の石段を連ね、急峻な段になり過ぎないように工夫している。それでも存外に急なのがこういう石段かもしれない。意外に石段は長い。

↓落葉がやや目立つ石段をゆっくりと上ってみた。
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<外国樹種見本林>の辺りに足を運び、見本林を散策した他に<三浦綾子記念文学館>を興味深く見学し、神楽岡地区の日帰り入浴施設でサウナを利用して寛ぎ、更に歩いて至ったのは上川神社だ。

↓神楽岡の辺りは「上川離宮予定地」という史跡とされている。京都、奈良(南都)、東京に対して「北京」(ほっけい)というモノを拓く、皇居の他に明治天皇が住まう宮殿たる「離宮」を築く構想が在った。その場所が神楽岡の、現在の上川神社の境内であったというのだ。
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上川神社は、現在の旭川駅に近い宮下通4丁目から7丁目に相当する辺りで1893(明治26)年に起こったという。街が発展する中で何度か遷り、1924(大正13)年に現在地に遷っている。

↓境内には天満宮も在るが…
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↓上川神社の社殿はなかなかに大きく立派だ。
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↓1992(平成4)年に「百年記念」で回収も施されたそうだ。
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↓御祭神が紹介されている。「上川地方開拓守護・旭川の鎮守」という神社で、北海道開拓、上川地域の開拓に尽くしたとされる人達が祀られているのが特徴的だ。
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↓参拝して、御朱印も頂いた。
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↑さり気なく右下にエゾリスの画が小さく在る。写真は撮れなかった―素早く動き廻るやや小さめな動物なので…―が、社務所の近くでエゾリスを見掛けるという場面も在った。

この神楽岡の地から、街を見守るというような感の神社だと感じられる。が、日頃の参拝ということでは街中から微妙な距離なので、常盤公園に頓宮も設けられている訳だ。

晩秋の好天の日、歩き廻ってみようという中で訪れるには好適な場所かもしれない。この日は過ぎる程度に歩いたのだったが。

晩秋の趣…:旭川駅(2023.11.03)

↓旭川駅の川に面した側に出てみた。
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↑枯れてしまった草花や落葉の一部は片付けてしまい、何か「積雪期を待つ」というような感じになっている。

↓振り返った辺りの木も葉が落ちてしまっている。
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↓何となく辺りに落ち葉が散らばっている。
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思うと、この駅の川の側は冬季には積雪が堆くなって、少し近付き悪い感じになる。晩秋の趣を少々愉しむというのも好いかもしれない。

白金神社…:美瑛・白金(2023.11.04)

↓白金温泉の地区にこういう場所が在る。
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↑小高くなっている丘のような場所に急な階段が設えられている。

↓急な階段を慎重に上がると鳥居が据えられている。
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↓白金神社という。鳥居は白金(プラチナ)の色をイメージして彩色が施されている。
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この場所は1926(大正15)年の十勝岳噴火に伴う火山泥流の際、被害を受けずに残った場所であるという。1950(昭和25)年に温泉が発見されて辺りが開発されるようになる中、1951(昭和26)年に白金温泉の平安と隆盛を願って神社の大麻(おおぬさ)をこの地に祀った。やがて1953(昭和28)年に神社が建立され、白金神社ということになった。

↓神職が常駐するような神社ではない。が、独特な空気感が辺りに漂っている。
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↓独創的な狛犬が据えられていた。
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↓少し見入ってしまった。現代的なアート作品という風情の狛犬である。
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↓1996(平成8)年8月8日、白金で活動している陶芸家が、この狛犬を寄進したのだということだ。
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↓こういう提灯も据えられていた。
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↓急峻な感じがしないでもない場所をそのままに、辺りの安寧や平穏を願う場所と設定した、何か「巷の神社というようなモノがそもそも起こった時のような雰囲気」を感じないでもない場所だった。
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時間にゆとりが在る状況で、白金地区を少し歩く時間を設けられて幸いだった。こういう素朴な形で地域の願いが表現された、そして大災害の際に無事だったという、不思議な力でも宿っているかのような地点に至ったのは興味深かった。

朝の稚内駅を発つ…(2023.11.03)

↓「11月初め」という時季としては、些か空気が温いような気がした朝だったが、風は少し冷たかった。
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↓駅のやや南にある踏切の警報音が聞こえていた。列車は既に駅に入ったようだ。
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↑最近は天候の影響等での列車運休も存外に目立つ。出掛けようとする時、特段に問題が生じていないことが判ると安堵する。

↓列車が待機して乗客を迎え始めている。
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↓列車の先頭側で車輌を眺めた。稚内駅では見慣れた、キハ261系ディーゼルカーの初期型である。
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↓旭川駅「へ」の259㎞の道程を行くことになる。
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↓指定席に陣取り、嵩張るモノを棚に置いた。
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↓「好き道中を期して乾杯…」という感で寛ぐ。
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定刻に至って、列車は何時ものように動き始めた。曇天で、方々の車窓の眺めは今一つであったが、無事に移動した。善かった。

<Seicomart>…(2023.11.03)

↓稚内駅のビルを国道側から眺めた感じだ。
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↑ここに入っている御店は午前6時に開店し、確か午後11時迄の営業だった。何方かと言えば朝、または日中が多いが、この御店は利用頻度が高い。

列車に乗って出掛ける場合、車中で飲むモノ等をこの御店で求める。この日、出掛けようとしていたところで、この御店で飲物を幾分求めたのだった。

<焼売酒場 つつみ 旭川本店>…(2023.11.03)

夕食を摂ろうと街へ出た。少しだけ雨が交った感であった。

↓雨に濡れた路面に、辺りの御店の灯りが跳ね返って、何か面白い様子に見えた。
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↓近付いた。振り返れば7月に立寄った経過が在った場所だ。
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↓ハイボールをゆっくり頂き、料理の登場を待った。
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↓トマトのスライスを御願いした。
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↓揚げ餃子を頂いた。
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↓焼いた餃子は何やら薄い皮が付く感じが面白い。
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以前に寄った際にも頂いて美味しいと思った焼売を再度頂くことが叶った。
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↓蒸餃子も好い。
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↓そして独特なソースを点けた水餃子も好かった。
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こういうような、好みの焼売や餃子を随意に御願いしてゆっくりと頂くような感じも、少し好いと思う。なかなかに満足して宿に引揚げたのだった。

<サキソフォン吹きと猫>…(2023.11.03)

↓少し街を歩き、旭川駅側へ進む中で眼に留めた。何時もの“セッション”は継続中だ。
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↓旭川へ立寄る都度に「どうも!また、こちらに御邪魔しました…」とでも声を掛けたくなるような、何となく親しんだ像である。
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↓何度観ても「全くの等身大の像がベンチに座っている」という様子は面白いと思う。
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