敦賀を歩き廻って、湖西線を経由する列車で京都に移動し、宿に入った後に一息入れ、夜は「想い出の御店」を訪ねることもした。そこから宿へ引揚げたのだが、深く長く眠ることが叶った。それでも「普通に早起き」かもしれない。そして、早起きで6時やその少し前に起き出すと、未だ窓の外が暗いので「深夜に御手洗を使う」という場面のような、変な気分になってしまう。
今日は青蓮院門跡、粟田神社、清明神社、護王神社、菅原院天満宮、六孫王神社と社寺を巡り、京都鉄道博物館を訪ねた。朝から「京都の休日」という感じだ。何やら充実したが、様々な見聞は後日ゆっくりと綴りたい。
ところで…特筆すべき事態が生じた。宿の居室でテレビを点けた。『必殺!仕事人』の新作2時間ドラマを愉しんでいる…
神戸空港から新千歳空港へ飛ぶ計画の「帰国」迄、ゆっくりと過ごすばかりだ。今日立寄った社寺の中、青蓮院門跡は「行こうとして機会を設けられなかった」ということで、敢えて機会を設けた。が、他は「流れ…」でフラフラと動いた。鉄道博物館に関しては、「今年最後の開館」と聞いての思い付きだ。
こんな過ごし方というのも、時には好いかもしれない…
「京都産 山椒」ボロネーゼ…:京都・四条烏丸:<BIGOLI>(2023.12.29)
日中に随分と動き回り、宿の居室で寛いでいた中、夕食を摂ろうと思い立った。
滞在している宿の近辺は食事を摂る御店には事欠かないが、気になっていたのは昨年12月に立寄っていた御店だ。正しいボロネーゼ」というようなモノを提供するとしている御店なのだが、時々思い出していた。確か、今年4月に京都に入った時には立寄る機会を設け損なったのだった。
↓そういうようなことを思い出し、少し足を運んでみた。佇まいは昨年12月に立寄った時と然程変わっているのでもない。
↓年末のなかなかの賑わいの中、カウンターに席を用意して頂いた。有難い!そして食膳に赤ワインを…
↓昨年12月に立寄った時よりもメニューが増えているような気がした。基本的には独自のボローニャ風の「太麺」なパスタに肉と様々なモノを合わせたソースを絡め、チーズを振るのだが、色々と工夫されたモノが在る。
↓「御薦め」、「スタッフの間で人気」と色々と在ったが、御願いしたのは「京都産 山椒」というモノだ。とりあえず自身は“来訪者”であり、「京都産」には酷く惹かれてしまう。
↑山椒を使ったソースで、少し太い独自なパスタを和えている。肉もタップリだ。
このパスタは熱い状態で供されたら、熱い間に元気よく頂くべきモノだと思う。山椒は肉やパスタに、なかなかに合う。仄かに辛いという感じでもあるが、単純に辛さの刺激が在るだけでもない味わいだ。そういうのが非常に好いのだ。
今般は「2回目…間隔は1年…」という感じで立寄った。また機会は設けたい。可能であれば「間隔1年」といわずにである。なかなかに好い感じの料理だと思う。
滞在している宿の近辺は食事を摂る御店には事欠かないが、気になっていたのは昨年12月に立寄っていた御店だ。正しいボロネーゼ」というようなモノを提供するとしている御店なのだが、時々思い出していた。確か、今年4月に京都に入った時には立寄る機会を設け損なったのだった。
↓そういうようなことを思い出し、少し足を運んでみた。佇まいは昨年12月に立寄った時と然程変わっているのでもない。
↓年末のなかなかの賑わいの中、カウンターに席を用意して頂いた。有難い!そして食膳に赤ワインを…
↓昨年12月に立寄った時よりもメニューが増えているような気がした。基本的には独自のボローニャ風の「太麺」なパスタに肉と様々なモノを合わせたソースを絡め、チーズを振るのだが、色々と工夫されたモノが在る。
↓「御薦め」、「スタッフの間で人気」と色々と在ったが、御願いしたのは「京都産 山椒」というモノだ。とりあえず自身は“来訪者”であり、「京都産」には酷く惹かれてしまう。
↑山椒を使ったソースで、少し太い独自なパスタを和えている。肉もタップリだ。
このパスタは熱い状態で供されたら、熱い間に元気よく頂くべきモノだと思う。山椒は肉やパスタに、なかなかに合う。仄かに辛いという感じでもあるが、単純に辛さの刺激が在るだけでもない味わいだ。そういうのが非常に好いのだ。
今般は「2回目…間隔は1年…」という感じで立寄った。また機会は設けたい。可能であれば「間隔1年」といわずにである。なかなかに好い感じの料理だと思う。
梅小路蒸気機関車庫:<京都鉄道博物館>(2023.12.29)
「今年最後の…」という表現が散見、または頻発する。<京都鉄道博物館>について、「今年最後の開館」ということで、明日からは年末年始の休館ということになるらしい。そんなことを聞けば…「行ってみよう」ということを思い付く。朝から方々を歩き廻ってみて、京都駅辺りでやや遅い昼食を摂った後、<京都鉄道博物館>まで歩いてしまった。
↓久し振りにこれが観たくなったのだ。「扇形」の機関車の車庫だ。
↑長く“バック”で走るというのが苦手、または難しい蒸気機関車である。転車台で向きを換えるのだが、その転車台を中心に置いて扇形に車庫を設ける訳である。
↓何か「放射線状」に軌道が敷設されている様子を少し近付いて眺めた。
↓方々に在った大きな扇形機関車庫の中、この梅小路は蒸気機関車の歴史を伝える場ということになり、資料館として長く活動していた。そしてJR西日本の博物館をこの梅小路蒸気機関車庫に統合し、<京都鉄道博物館>が登場した訳である。
自身、幼少の頃に廃止直前時期の蒸気機関車が動いている場面を見たことを記憶している。そんな訳で蒸気機関車に少し思い入れが在る。この梅小路蒸気機関車庫には何度か足を運んでいる。今般、不意に思い付いて足を運んだが、そうしてみて善かった。
↓久し振りにこれが観たくなったのだ。「扇形」の機関車の車庫だ。
↑長く“バック”で走るというのが苦手、または難しい蒸気機関車である。転車台で向きを換えるのだが、その転車台を中心に置いて扇形に車庫を設ける訳である。
↓何か「放射線状」に軌道が敷設されている様子を少し近付いて眺めた。
↓方々に在った大きな扇形機関車庫の中、この梅小路は蒸気機関車の歴史を伝える場ということになり、資料館として長く活動していた。そしてJR西日本の博物館をこの梅小路蒸気機関車庫に統合し、<京都鉄道博物館>が登場した訳である。
自身、幼少の頃に廃止直前時期の蒸気機関車が動いている場面を見たことを記憶している。そんな訳で蒸気機関車に少し思い入れが在る。この梅小路蒸気機関車庫には何度か足を運んでいる。今般、不意に思い付いて足を運んだが、そうしてみて善かった。
宵に…:祇園白川への道筋にて…(2023.12.28)
大黒天…(2023.12.28)
祇園 <Music Bar CABARET>…(2023.12.28)
漠然と「あの街に泊まる機会も設けて、少し時間を過ごしたい」と敦賀の宿を出て散策をした後、部屋を押さえることが叶った京都へ移動した。四条烏丸の少し馴染んだ宿に入った後、「想い出の御店」を思い出した。御店では、その名も<京都ウイスキー>を頂いて寛いだのだった。
一人旅の途次に在る自身のような者も含めて「何方でも気軽に立寄って御愉しみを…」という御店、しかも取り立てて高価でもない「普通」な範囲の料金で愉しむことが叶う御店という場所が愛おしく思い、「想い出の御店」として記憶に残っているままに、夜の四条通に踏み出し、烏丸駅・京都河原町駅間を阪急電車で移動し、四条大橋を渡って祇園白川を抜けて足を運んでみたのだ。
↓記憶のままに、御店は在った。約1年振りだったが、場所は憶えていた。
↑「一見の旅人」の分際で不遜ながら、「憶えている場所」が在る地区を再訪している形ではあるので、「自身もこの街のファン」というように気持ちが昂る。
↓御店の人達と再会を祝し、<京都ウイスキー>を頂いた。
静かにウイスキーを啜りながら、御店の方達と、居合わせた方も交えて様々なことを語らう「夕べの酒場」らしい一時を過ごすことが叶うというのは愉しい。自身にとって“旅先”という以上でも以下でもない京都なのだが、こういう場所が在ると、最早「馴染んだ街」という気分だ。御店では国内外の来訪者を積極的に迎えているのだが、そういう人達も自身のように、最早「馴染んだ街」という気分で夕べの一時を過ごしているのだと思う。
↓バーボンの<フォアローゼス>も頂いた。
最近の話題として、何やら国産の人気ウイスキーが来年から大幅に値上げということが在る。そんなことで、御店の方達や居合わせた方と“酒談義”に興じた。国外の方に少し好評な日本酒を巡る話題から、日本酒の会社の一部で手掛けている“酒粕焼酎”が意外に美味しいモノで、他所ではかの<獺祭>の焼酎をソーダで割る「獺祭ハイボール」なるモノを供して好評だというような話題を提供させて頂いた。
こういう“酒談義”は「好物」で、「国産ウイスキーが高い?バーボンにしたら好い!」と、<フォアローゼス>も頂いた。が、内緒話をすれば、不意に既に地元から転出して久しく、音沙汰が在るでもない或る方が<フォアローゼス>を好んで呑んでいたというようなことを唐突に思い出していたのだった。
年末なので、大きな声で歌うのも好かろうと、年来の御気に入りである『悲しい色やね』を、ドラムス生演奏が入る「他所では考え難い」というカラオケで歌った。何やら、バックバンドを従えて絶唱するシンガーにでもなったような気分だった。時には好い。そして凄く愉しい。
↓特段に計画という程の何かが在るのでもなく、何となくやって来た京都である。そんな京都で、気軽に立寄れる場所が在るのは嬉しい。
↑年末の、「営業収め」の少し前に立寄ることが叶って善かった。
愉しい一時を過ごし、「後は宿でバタンと休めば好い」という様子になった。細かいことは考えずに京都へ足を踏み入れて滞在し、「明日?明日の朝に何となく考えたら好い…」という流儀で過ごすのは、凄く贅沢だと思う。
一人旅の途次に在る自身のような者も含めて「何方でも気軽に立寄って御愉しみを…」という御店、しかも取り立てて高価でもない「普通」な範囲の料金で愉しむことが叶う御店という場所が愛おしく思い、「想い出の御店」として記憶に残っているままに、夜の四条通に踏み出し、烏丸駅・京都河原町駅間を阪急電車で移動し、四条大橋を渡って祇園白川を抜けて足を運んでみたのだ。
↓記憶のままに、御店は在った。約1年振りだったが、場所は憶えていた。
↑「一見の旅人」の分際で不遜ながら、「憶えている場所」が在る地区を再訪している形ではあるので、「自身もこの街のファン」というように気持ちが昂る。
↓御店の人達と再会を祝し、<京都ウイスキー>を頂いた。
静かにウイスキーを啜りながら、御店の方達と、居合わせた方も交えて様々なことを語らう「夕べの酒場」らしい一時を過ごすことが叶うというのは愉しい。自身にとって“旅先”という以上でも以下でもない京都なのだが、こういう場所が在ると、最早「馴染んだ街」という気分だ。御店では国内外の来訪者を積極的に迎えているのだが、そういう人達も自身のように、最早「馴染んだ街」という気分で夕べの一時を過ごしているのだと思う。
↓バーボンの<フォアローゼス>も頂いた。
最近の話題として、何やら国産の人気ウイスキーが来年から大幅に値上げということが在る。そんなことで、御店の方達や居合わせた方と“酒談義”に興じた。国外の方に少し好評な日本酒を巡る話題から、日本酒の会社の一部で手掛けている“酒粕焼酎”が意外に美味しいモノで、他所ではかの<獺祭>の焼酎をソーダで割る「獺祭ハイボール」なるモノを供して好評だというような話題を提供させて頂いた。
こういう“酒談義”は「好物」で、「国産ウイスキーが高い?バーボンにしたら好い!」と、<フォアローゼス>も頂いた。が、内緒話をすれば、不意に既に地元から転出して久しく、音沙汰が在るでもない或る方が<フォアローゼス>を好んで呑んでいたというようなことを唐突に思い出していたのだった。
年末なので、大きな声で歌うのも好かろうと、年来の御気に入りである『悲しい色やね』を、ドラムス生演奏が入る「他所では考え難い」というカラオケで歌った。何やら、バックバンドを従えて絶唱するシンガーにでもなったような気分だった。時には好い。そして凄く愉しい。
↓特段に計画という程の何かが在るのでもなく、何となくやって来た京都である。そんな京都で、気軽に立寄れる場所が在るのは嬉しい。
↑年末の、「営業収め」の少し前に立寄ることが叶って善かった。
愉しい一時を過ごし、「後は宿でバタンと休めば好い」という様子になった。細かいことは考えずに京都へ足を踏み入れて滞在し、「明日?明日の朝に何となく考えたら好い…」という流儀で過ごすのは、凄く贅沢だと思う。