「北上」へ…=運行日誌(2024.01.02)

札幌の宿の居室に在る。札幌に何軒か在る馴染んだ宿の一つで、札幌駅に近い施設だ。夕刻6時台に発って、夜8時台に着くフライトを利用したので、列車で夜9時台に札幌駅に着き、そこから直ぐにチェックイン出来るという場所だ。「予定どおり」に動いている。何か、少し暫く振りに積雪している歩道―富山県、石川県、福井県と言った北陸地方に立寄っているが、彼の地で「雪の歩道」を歩いた場面は無かった。多少の雪は視たが…―を歩く場面も交えて宿に至った。後は「御随意に御休み頂いて構いません」という態勢になって、「安着」と称して缶のハイボールを傾けて寛いで居る。

北上の途に就く朝は、深めに眠った後にスッキリと迎えたと思う。

前日夜、箱に詰めて細々したモノを自宅に宛てて送った。前日、宿に入る前に梅田のヨドバシカメラのビルに入っているユニクロで見付けたリュックサックを求めていた。さり気なくそれにモノを詰め替え、バッグも箱に詰めて送った。モノを送り出して、容量に余裕が生じて軽くなったバッグとリュックサックという、身軽な様子で動き回る。最初から身軽でもあるのだが。

動き回っている身軽な様子に関しては、旅行中というよりも、その辺に用事を足しに出ているというような雰囲気だと思う。方々で旅行用トランク、ホイールが付いたキャリーケースを使っている人達に多く出くわした。中には「あの中?何が入っているのだろう??」という程度に大きなモノを持つ方も在った。自身はそういうような様子ではない。立寄る、滞在する各地域に、例えば住んで居たとして、休日等に思い付きでその辺を動き回っているという風情だと思う。そういうような調子で、稚内から札幌へ夜行バスで移動し、到着直後に列車で旭川へ移動し、旭川空港から羽田空港へ飛び、大宮に滞在して川越を訪ねてから大宮に戻って、新幹線の列車で富山を訪ねて滞在し、以降は金沢、福井を経て敦賀に至って滞在、更に京都、大阪である。

今般は、そういうようにして通り過ぎた地域の一つである石川県等で地震災害が発生したということが伝わっている。御見舞い申し上げるという他無い。本当に「何日か前に通った…」という場所での出来事というのは、災害の方に触れた際の驚きがより大きく、気持ちも曇るものだ。

列車で移動しているので、災害に関連する運行の様子も気に懸る。北陸方面は地震の頃から運転見合わせで、北陸方面との往来が盛んな一部の地域でも広く運行の変更や遅延が生じているらしい。大阪の街から山陽路へ向かうような辺りは、朝早くの時点で特段に影響は生じていない様子が伺えた。それを利用で、神戸空港へ入る迄の時間を過ごすということにした。

実際、身軽を好いことに、コインロッカーも無いような赤穂線の坂越駅まで朝から移動し、坂越で一寸した遠足である。好天に恵まれ、景色が好かった。そして興味深い歴史を感じた。列車本数も少な目なので、午後1時台の列車で神戸に移動した。少しばかり馴染んでいるとも言い得る神戸を散策した。こういう兵庫県に御邪魔しての見聞は、何れゆっくり綴りたい。

午後6時頃、神戸空港の搭乗待合室に入っていた。既に保安検査を終えていて、搭乗の案内を待つばかりだった。そこに妙な話しである。「羽田空港で火災」というようなことである。神戸空港に在っても、大幅な遅延や、羽田空港から向かってくる筈の機材が到着出来ずに結構という状況が生じ得るという“第一報”がアナウンスされていた。

地震のフライトは無事に神戸空港から新千歳空港へ飛んだ。定刻での運航と呼べる範囲だった。が、飛行機を下りる際に「羽田空港閉鎖のため、飛行機に積まれた荷物を急遽下ろす都合が生じ、到着の手荷物受取が混み合っていますから、留まらずに速やかに退出して頂くよう御協力願います」という案内が在った。

なるほど空港も駅も列車も混み合っていた。羽田空港との間を往来する各航空会社の便の他、機材繰りが困難になって他の地域とを往来する便も動かなくなったようだった。夕刻の話しで、とりあえず札幌市内や近郊に滞在する宿を求める人が在ったようだ。羽田空港の様子が判らない中、明日以降も如何いうような様子になるか、とりあえず不明だ。しかも、1月3日というのは人が動いて飛行機等は混み合っている時季だ。

多少「異様?」な様子に触れ、宿に入ってノートパソコンを取出してネットのニュースを視た。午後5時55分頃、新千歳空港から到着して空港内を動いていた旅客機と、出発しようとしていた海上保安庁の飛行機とが衝突してしまったというのだ。飛行機が火を噴いて大炎上で、旅客機側の乗客や乗員は全員が脱出できたが、海上保安庁機の乗員に死者が生じてしまったようだ。前日の地震を受けた救援活動の関係で、羽田空港に在る飛行機で新潟へ向かい、必要な物資を空輸しようとしていたようだ。亡くなってしまった方達に哀悼の意を表したい。ところで、直接の事故現場以外の羽田空港の滑走路は既に運用が再開されたそうだ。今夕の混乱が早く収束することを願うばかりだ。他方、羽田空港に色々な事が集中し過ぎて、事故でも在れば混乱が直ぐに拡がり、深まってしまうというような事柄にも、個人的には想いが及んだ。

2024年に改まって早々に、大きな災害に少し驚く事故と「波乱含み」かもしれない。そんな中、自身はとりあえず「予定どおり」に動いているような感だが、「生かされている」、「平穏にここに在る」という様子であることを深く感謝したい感だ。明日も「北上」が続く。

天神橋筋六丁目駅周辺…(2024.01.01)

三連泊の予約が出来なかったので、大阪の中で宿を移動しようということにしていた、その当日に至り、移動を始めた。

↓何時の間にか見慣れた光景になった。天神橋筋六丁目駅の出入口が在る辺りだ。
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↑冬季は木の葉が落ちてしまっている。木の葉が多く繁っている時期とは見え方が少し違うかもしれない。

↓入口から駅へ下りる前に少し振り返った。天神橋筋六丁目駅に着いて、宿の受付時間にやや間が在ったので、看板も見えている、このビルに入っているネットカフェに寄って一息入れたのだった。
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或いは再訪を期したい場所だ。
posted by Charlie at 03:40Comment(0)大阪府

<あべのハルカス>を見上げた…(2024.01.01)

「何処に出る」を然程気にせずに「とりあえず…」と地下鉄の天王寺駅の出口から地上に上った。

↓こんな様子を仰ぎ見た。
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↓歩を進める都度に見え方が少し変わる。高層建築を近くで見上げる場合は大概はそういうものでもあるとは思うが、それはそれとして面白い。
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↓歩いた道路が谷町筋と交差する辺りに大きな歩道橋が交差点の辺りで環状の歩道を形成しているような場所が在る。その場所が<あべのハルカス>を仰ぎ見るには好適だと個人的には思っている。
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↓「硝子の巨塔」という感だが、何か天に刺さるような感じでありながら、同時に天に包み込まれているかのようにも見える。天の様が壁面に映り込んでいるからだと思う。
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↓2010年の着工で、百貨店部分が2013年に開業し、2014年に竣工して全面開業したという<あべのハルカス>である。300mの高さなのだという。
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↓この<あべのハルカス>は「独立峰」のような存在感だ。超高層建築が林立しているというのでもない。圧倒的に群を抜く高さの<あべのハルカス>が目立つ。
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時にはこういうモノを眺めるのも好い。
posted by Charlie at 03:27Comment(0)大阪府

出口…:地下鉄 天王寺駅…(2024.01.01)

地下鉄を利用し、動物園前駅から天王寺駅へ移動した。

天王寺駅のような大きな交通結節点で地下鉄の駅に到って改札口を出ると、色々なモノが連結していて広い空間が形成され、出入口の案内が多数在る。

そんな様子を見ると、時々思う。「如何でも構わない…外に出してくれ…」とである。殊に、何度か利用した程度で、ややなじみが薄い感じも遺るような駅では、そういう気分になる場合が多いのかもしれない。

↓手近に出口が在った。どの辺りか判らないが、とりあえず出てみようと思った。
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↑見上げると、外の光が入り込んで、何となく好い風情だった。
posted by Charlie at 03:08Comment(0)大阪府