↓写真に収めてしまった。使用済みの<青春18きっぷ>である。
↑「2023年12月10日から2024年1月10日」を有効期限とするモノである。年末年始期間に利用しようと稚内駅で求めた。各地で「5回」使った。
当初はこの<青春18きっぷ>を手に旭川へ向かい、飛行機で着いた首都圏で利用ということを考えていた。が、列車の運休が判ったので急に夜行バスで動いたということが在った。そこで使わないままになっていた。
最初に使ったのは金沢駅・福井駅・敦賀駅の区間の移動だ。次が敦賀駅・京都駅の区間である。シンプルな移動に<青春18きっぷ>で乗車可能な列車を利用した。
やがて新今宮駅・大阪駅・坂越駅と乗車移動、坂越駅・三ノ宮駅と神戸に動いて飛行機に乗り、到着後に新千歳空港駅・札幌駅と<青春18きっぷ>を使った。大阪・坂越間や坂越・三ノ宮間は存外に距離が在り、この<青春18きっぷ>を使うのに好適だったと思う。加えて新千歳空港・札幌間も千円程度なのだ。
更に札幌駅・岩見沢駅・旭川駅の移動で<青春18きっぷ>を使った。
「最終回」は早朝の旭川駅を出て、昼に稚内駅に着く列車に乗る場面でこの<青春18きっぷ>である。旭川・稚内間は250㎞以上を6時間程度の乗車となり、5千円以上という区間になる。<青春18きっぷ>を使い易い、或いは使うべき区間かもしれないと何時も思う。
今回は、JR西日本のエリア、JR北海道のエリアで利用したという形になる。<青春18きっぷ>そのもの、それ以上に切符に刻まれた想い出を確りと持ち帰った感である。
特段に「少し厳しい?」というような利用―嘗ては朝5時から夜9時迄動き続けるというようなことや、往復で3千円近くになる区間を含むやや広めな地域で「1日乗車券」的に使って積極的に動くということもやっていたと思う…―をするというのでもない。自身なりの「使い易い範囲で、運賃が少しばかり安価になる」という感じで使う。こんな感じの使い方は続けてみたい感じだ。今回のような感じは、現在の自身の感覚では「概ね妥当」というように感じる範囲だ。
「たばこ」…:川越(2023.12.25)
川越の街を歩き廻り、何となくコンビニに出くわした。飲物でも求めて、御店の前で一寸飲んで一息入れようとした。序に、何となく煙草を買っておこうと思い付いた。
コンビニで飲物をレジに持って行って、煙草を求めたい旨を申し出ると、棚から店員さんが出してくれるというのが普通なのだが、その煙草が見当たらない。尋ねれば「隣の隣が古くからの煙草屋さんなんです」とのことだった。街のコンビニで煙草の扱いが無い場合に見受けられる例だ…
↓その「隣の隣」である。
↑自販機だけではなく、戸が在って店内で店主氏が煙草を普通に販売していた。
御店に入って、店主氏に申出て煙草を求めた。店主氏は自身が提げていたカメラを眼に留め「佳い写真撮れましたか?」と言い出した。一寸笑ってしまったが、「御天気が好かったし、川越は写真に撮ると面白いモノも色々在ると思います」というように店主氏は言葉を継ぐ。大きく頷いた。
「佳い写真」か否かは判らないが、気に入った画を随分と撮った川越だった。街で煙草も求めたので、煙草税の一部は川越市に収めたことになる。こういうのを「感謝の納税」と嘯くのだが…
こういうさり気無いことも、何か色々と思い出される。愉しい訪問であったことの証左であると感じる。
コンビニで飲物をレジに持って行って、煙草を求めたい旨を申し出ると、棚から店員さんが出してくれるというのが普通なのだが、その煙草が見当たらない。尋ねれば「隣の隣が古くからの煙草屋さんなんです」とのことだった。街のコンビニで煙草の扱いが無い場合に見受けられる例だ…
↓その「隣の隣」である。
↑自販機だけではなく、戸が在って店内で店主氏が煙草を普通に販売していた。
御店に入って、店主氏に申出て煙草を求めた。店主氏は自身が提げていたカメラを眼に留め「佳い写真撮れましたか?」と言い出した。一寸笑ってしまったが、「御天気が好かったし、川越は写真に撮ると面白いモノも色々在ると思います」というように店主氏は言葉を継ぐ。大きく頷いた。
「佳い写真」か否かは判らないが、気に入った画を随分と撮った川越だった。街で煙草も求めたので、煙草税の一部は川越市に収めたことになる。こういうのを「感謝の納税」と嘯くのだが…
こういうさり気無いことも、何か色々と思い出される。愉しい訪問であったことの証左であると感じる。
敦賀駅にて…(2023.12.28)
↓列車に乗ろうと敦賀駅に入ると時刻表が掲出されていた。
↑滋賀県の方向へ進み、関西圏のネットワークに繋がる列車、福井や金沢の方向へ進み、北陸地方の中でのネットワークに繋がる列車が在る。そして北陸・関西または北陸・名古屋を結ぶ特急列車が発着している。加えて小浜を経て東舞鶴へ至る小浜線の数少ない列車が発着している。
↓各ホームで乗車出来る列車が大きく判り易く表示されるようにもなっている。
↓跨線橋のようになっている通路に出て、乗車する列車が現れるホームを目指す。
↑「姫路行」に乗車する。敦賀から湖西線を経て京都に至り、京都以遠は「姫路へ行く新快速」という京阪神でよく見かける列車となる訳だ。京阪神を走っている分には、「敦賀からやって来た」ということは、稀に居る熱心な鉄道ファンでもない限り、誰も意識しないのであろう…
↓金沢を目指す特急列車が現れた。
↓停車の為に少し減速しながら走行していた。
↓画の右側に、乗車する列車も姿を現した。
↓停車した特急列車の脇を、乗車する列車が進んで来た。
↓始発駅ということになり、少しゆとりが在る感じで乗車する列車は停まった。
↓車内に入った。
↓身軽な感じで動き廻っている。荷物を棚に上げた。
↓駅に入っているコンビニで“おやつ”を仕入れておいた。
↓駅弁の「ますのすし」でもないが、寿司のネタの類が載ったおにぎりのような感じだ。石川県内で製造している様子だ。余り他地域では見掛けないような気がした。これを摘まんだ。
↓列車は定刻で静かに走り始めた。旅の前途を祝す。
想えば、来る3月の新幹線開業以降は、敦賀駅から福井駅や金沢駅の方向には原則的に特急列車は行かなくなる筈だ。行き交う特急列車を敦賀駅で眺めたというのも、自身にとって最初で最後のような機会となった訳だ。
これまで縁薄く、立寄ってみる機会を設けられなかった北陸に親しむ機会が設けられたのは凄く善かった。そういう想いで、敦賀駅を発ったのだった。
↑滋賀県の方向へ進み、関西圏のネットワークに繋がる列車、福井や金沢の方向へ進み、北陸地方の中でのネットワークに繋がる列車が在る。そして北陸・関西または北陸・名古屋を結ぶ特急列車が発着している。加えて小浜を経て東舞鶴へ至る小浜線の数少ない列車が発着している。
↓各ホームで乗車出来る列車が大きく判り易く表示されるようにもなっている。
↓跨線橋のようになっている通路に出て、乗車する列車が現れるホームを目指す。
↑「姫路行」に乗車する。敦賀から湖西線を経て京都に至り、京都以遠は「姫路へ行く新快速」という京阪神でよく見かける列車となる訳だ。京阪神を走っている分には、「敦賀からやって来た」ということは、稀に居る熱心な鉄道ファンでもない限り、誰も意識しないのであろう…
↓金沢を目指す特急列車が現れた。
↓停車の為に少し減速しながら走行していた。
↓画の右側に、乗車する列車も姿を現した。
↓停車した特急列車の脇を、乗車する列車が進んで来た。
↓始発駅ということになり、少しゆとりが在る感じで乗車する列車は停まった。
↓車内に入った。
↓身軽な感じで動き廻っている。荷物を棚に上げた。
↓駅に入っているコンビニで“おやつ”を仕入れておいた。
↓駅弁の「ますのすし」でもないが、寿司のネタの類が載ったおにぎりのような感じだ。石川県内で製造している様子だ。余り他地域では見掛けないような気がした。これを摘まんだ。
↓列車は定刻で静かに走り始めた。旅の前途を祝す。
想えば、来る3月の新幹線開業以降は、敦賀駅から福井駅や金沢駅の方向には原則的に特急列車は行かなくなる筈だ。行き交う特急列車を敦賀駅で眺めたというのも、自身にとって最初で最後のような機会となった訳だ。
これまで縁薄く、立寄ってみる機会を設けられなかった北陸に親しむ機会が設けられたのは凄く善かった。そういう想いで、敦賀駅を発ったのだった。
湖西線の車窓…(2023.12.28)
敦賀駅で列車に乗って京都駅を目指した。
京都と北陸地方とを鉄路で結ぶ経路としては、琵琶湖の東側を通る経路が賑やかであると思う。滋賀県内の名を聞く機会がより多い街(=駅)が連なっている感だ。列車本数も多い。これに対して琵琶湖の西側は、比叡山の麓に相当するような場所を通るのだが、列車本数がやや少ない感じの湖西線という経路が在る。敦賀・京都間の場合、琵琶湖の東側を通ると120㎞程度だが、湖西線経由は95㎞程度だ。距離が短いので湖西線経由は速い。
そういう理屈も在るのだが、敦賀駅で列車に乗ろうとした際、普通列車は湖西線経由のモノで、東側へ出るなら乗換が必要であった。滋賀県内の道草を想わないでもなかったが、敦賀が面白く、少しゆっくりしていたので、宿を求めた京都に早く動いておこうとしたのだった。
↓ゆったりと、然程混み合うでもない列車内で過ごし、車窓を眺めていた。因みに…こういう画を視易い程度に「真直ぐ」で撮るのは存外に難しいかもしれない…巧く撮れた画が在って、一寸引っ張り出してみた。
↑冬なので何かが植えられている様子でもないが、水田または畑と思われる用地が拡がる場所が続いているという車窓だった。駅の間近には建物が見えるのだが、大型施設や高層建築は近くに見えない感じだった。
実は滋賀県は文化財が多い県だ。湖西線の沿線にも色々な文物が在るのだと思う。何時かゆっくりと訪ねたいと思う。
京都と北陸地方とを鉄路で結ぶ経路としては、琵琶湖の東側を通る経路が賑やかであると思う。滋賀県内の名を聞く機会がより多い街(=駅)が連なっている感だ。列車本数も多い。これに対して琵琶湖の西側は、比叡山の麓に相当するような場所を通るのだが、列車本数がやや少ない感じの湖西線という経路が在る。敦賀・京都間の場合、琵琶湖の東側を通ると120㎞程度だが、湖西線経由は95㎞程度だ。距離が短いので湖西線経由は速い。
そういう理屈も在るのだが、敦賀駅で列車に乗ろうとした際、普通列車は湖西線経由のモノで、東側へ出るなら乗換が必要であった。滋賀県内の道草を想わないでもなかったが、敦賀が面白く、少しゆっくりしていたので、宿を求めた京都に早く動いておこうとしたのだった。
↓ゆったりと、然程混み合うでもない列車内で過ごし、車窓を眺めていた。因みに…こういう画を視易い程度に「真直ぐ」で撮るのは存外に難しいかもしれない…巧く撮れた画が在って、一寸引っ張り出してみた。
↑冬なので何かが植えられている様子でもないが、水田または畑と思われる用地が拡がる場所が続いているという車窓だった。駅の間近には建物が見えるのだが、大型施設や高層建築は近くに見えない感じだった。
実は滋賀県は文化財が多い県だ。湖西線の沿線にも色々な文物が在るのだと思う。何時かゆっくりと訪ねたいと思う。