拙宅の前辺りに佇んで、少し先を視れば御近所の何軒かの御店の灯りが見えるという感じなのだが、そういう御店の中の一軒に何となく立寄った。
↓御通しのタコを摘まみながら、<白霧島>を頂く。

↓もう一つ、ジャガイモやニンジンを煮たモノも登場した。

↓カレイの一種であるナメタの煮魚が非常に好い。

↓「美味い煮魚」が供される御店は意外に多くないかもしれないと何時も思う。

↓そして銀ガレイの焼魚である。

↑少し確りと脂身も感じられる白身の魚をゆっくりと焼き上げた感じで、これが凄く好い感じだった。
↓「時季のモノ」として富山のホタルイカが入っていた。酢味噌和えを美味しく頂いた。小さいながら、確りと「イカ!」という姿をしていて、濃厚なイカらしい味わいのモノであるホタルイカは好い。

↑昨年12月に富山に立寄って少し親しんで以来、ホタルイカは「一寸好きなモノ」ということになっている。
↓そして稚内辺りで、厳冬期に採集して、限られた量が出回るという銀杏草と呼ばれる海藻を使った味噌汁を頂いた。

↑少し多目な程度に銀杏草を使った味噌汁という感じで、何か「飲む」というより「食べる」ということにしたい感じでもあった。出逢えそうで、出会う機会が少し限られるかもしれない汁物だ。
↓長い間に亘って時々立寄る御近所の御店だが、気に入ったモノを頂いて寛ぐのが好い。居合わせた人達と話しが弾む場合も在るが、今般もそういう感じで、何か愉快な感じになった。

確りと美味しいモノを愉しんで、凍る足元に気を付けながら、慎重に引揚げた。