↓巨体を揺さぶるように悠然と歩んでいるエゾヒグマである。何やら咥えている。
↓咥えているのは画さのキャベツだ。来園者が観ている場所に近い水が在る辺りにやって来た。
↓何やら「洗いながらキャベツを食らう?」というような、妙な様子に見えた。
↓北海道では「森の王者」というような感の猛々しいイメージの動物だが、こうして観ると一寸面白い。
チンパンジー…:札幌・円山動物園(2024.04.13)
宵…:<小樽商工會議所>=旧 小樽商工会議所:<OMO5 小樽>(2024.04.13)
<小樽商工會議所>=旧 小樽商工会議所:<OMO5 小樽>(2024.04.13)
↓美しく、貫禄も在る建物であると視る都度に思う。1933(昭和8)年竣工の小樽商工会議所の建物だ。
↓この建物が改装されて宿泊施設になっている。
↓<OMO5 小樽>というそうだ。
↑小樽商工会議所の建物は「南館」と称し、直ぐ横の新しい「北館」と合わせた施設となっている。
↓今般、この<OMO5 小樽>の「南館」に宿を求めた。2階の部屋だ。
↑小樽商工会議所として利用されていた頃の部屋の仕切り方が殆どそのままなのだと思う。貫禄が在る感じだ。
↓部屋番号は足元に刻まれている。
↓扉が重厚な感じだ。
↓大きなベッドが据えられている部屋だ。
↓所謂「ユニットバス」ではない方式の浴室と御手洗が設えられている。
↓部屋にモノを置いて街へ出てみる時に階段を使った。“昭和”な感じだ。
↓旧い建物は、こういうような箇所に“歴史”が滲むような気がする。
↓こういう箇所の独特な光の入り方が面白いと思う。
↓「南館」を出入する場合、「北館」に在る「ルームキーを使って開閉する扉」を必ず通るようになっている。そことの間の通路も何となく趣が在る。
↓外に出て、改めて「南館」こと小樽商工会議所の建物を見上げた。
こういう宿は「宿泊すること自体」が「少し変わった観光」という感じになると思う。因みに「全館禁煙」である。
↓この建物が改装されて宿泊施設になっている。
↓<OMO5 小樽>というそうだ。
↑小樽商工会議所の建物は「南館」と称し、直ぐ横の新しい「北館」と合わせた施設となっている。
↓今般、この<OMO5 小樽>の「南館」に宿を求めた。2階の部屋だ。
↑小樽商工会議所として利用されていた頃の部屋の仕切り方が殆どそのままなのだと思う。貫禄が在る感じだ。
↓部屋番号は足元に刻まれている。
↓扉が重厚な感じだ。
↓大きなベッドが据えられている部屋だ。
↓所謂「ユニットバス」ではない方式の浴室と御手洗が設えられている。
↓部屋にモノを置いて街へ出てみる時に階段を使った。“昭和”な感じだ。
↓旧い建物は、こういうような箇所に“歴史”が滲むような気がする。
↓こういう箇所の独特な光の入り方が面白いと思う。
↓「南館」を出入する場合、「北館」に在る「ルームキーを使って開閉する扉」を必ず通るようになっている。そことの間の通路も何となく趣が在る。
↓外に出て、改めて「南館」こと小樽商工会議所の建物を見上げた。
こういう宿は「宿泊すること自体」が「少し変わった観光」という感じになると思う。因みに「全館禁煙」である。
「浮ついた苺の気持ち」:<Pafaiteria Pal>(パフェテリア パル)(2024.04.12)
「北のウォールストリート」の面影…(2024.04.14)
三井住友銀行のATM…:小樽(2024.04.14)
↓商業施設の出入口辺りに据えられたATMである。小樽駅に程近い辺りだ。
この商業施設には、北洋銀行や北海道銀行のATMが見受けられた。それらは小樽に営業店舗も在る、北海道内を主な活動地域としている銀行である。三井住友銀行に関しては、小樽に営業店舗は無い。
↓それでもここに在る。「札幌支店小樽出張所」ということになっている。中に2台のATMが据えられていた。
小樽は大正期から昭和の初めに様々な金融機関が営業店舗を据えていた経過が在る街だ。現在も立派な建物が伝わる「三井銀行」の支店も在った。三井銀行は色々と社名を変えているが、現在の三井住友銀行という社名になってからも支店は活動を継続していた。が、「札幌支店へ統合」ということになって、小樽での営業店舗は見受けられなくなった。
そういう経過だが、三井銀行時代に設置したATMが現在でも稼働中である。勿論、機器は時代に応じて更新していて、現在のATMは方々で見掛けるような最近の型のモノである。
北海道内で、全国展開をしている銀行のような企業の看板を見掛ける機会が多いのは札幌だ。小樽でそれを見掛けると「やや意外?」とも思う。が、「歴史」がそこに在るのだ。少し興味深いと思った。
この商業施設には、北洋銀行や北海道銀行のATMが見受けられた。それらは小樽に営業店舗も在る、北海道内を主な活動地域としている銀行である。三井住友銀行に関しては、小樽に営業店舗は無い。
↓それでもここに在る。「札幌支店小樽出張所」ということになっている。中に2台のATMが据えられていた。
小樽は大正期から昭和の初めに様々な金融機関が営業店舗を据えていた経過が在る街だ。現在も立派な建物が伝わる「三井銀行」の支店も在った。三井銀行は色々と社名を変えているが、現在の三井住友銀行という社名になってからも支店は活動を継続していた。が、「札幌支店へ統合」ということになって、小樽での営業店舗は見受けられなくなった。
そういう経過だが、三井銀行時代に設置したATMが現在でも稼働中である。勿論、機器は時代に応じて更新していて、現在のATMは方々で見掛けるような最近の型のモノである。
北海道内で、全国展開をしている銀行のような企業の看板を見掛ける機会が多いのは札幌だ。小樽でそれを見掛けると「やや意外?」とも思う。が、「歴史」がそこに在るのだ。少し興味深いと思った。
<旧 三井銀行小樽支店>(2024.04.14)
↓何度観ても、非常に見栄えがする建物だと思う。
↑1927(昭和2)年に竣工したという<旧 三井銀行小樽支店>だ。鉄骨鉄筋コンクリート造で、外壁に花崗岩を使っているという、なかなかに立派な建物だ。
↓中に入ってみることにした。
実は2023年10月に訪ねた経過が在ったのだが、何かの研究発表会が催されていて、写真を撮るには些かの制約が在った。不意にそれを思い出し、入ってみることにしたのだった。
↓今般はそうした制約はなく、見学可能場所は随意に観て、写真も撮り易い様子だった。
この場所に関しては「古い銀行建築を御覧になって頂く場所」ということになっていて、美術館のような何かの展示というようなことをしているのでもない。それでも自身は、こういう古い建物を見学させて頂くようなことを好むので、全く問題は無いと思っている。が、「より広い層の人達に立寄って頂きたいので催事を」ということになったようだ。
↓大きな天井を利用し、プロジェクションマッピングである。
↓「北国の四季」というようなイメージの作品で、約7分間の上映であった。
↓なかなかに立体的に視えて不思議な感じがする映像作品であった。
↓訪ねた時、偶々「もう少しで上映」という時間帯であったので、ゆっくりと拝見したのだった。
↓竣工して銀行として活動し始めたような頃はこういう様子だったそうだ。
↑米国流の様式で、強盗のような不測の事態に備えて直ぐに乱入出来ないように柵状のモノをカウンターに据え、1階を見下ろして囲むような2階廊下に警備員等を配置し得るようにしたのだという。
↓現状はこういうような感じだ。
↓なかなか愉しく見学させて頂いた。
↓「三井銀行小樽支店」は「帝国銀行小樽支店」となる。
↓やがて「三井銀行」に復し、その後は「太陽神戸三井銀行」、「さくら銀行」を経て、現在の「三井住友銀行」へと改編が繰り返された。
↓この場所は2002年迄は銀行の支店として使われ続けた。その頃になると、色々と内装は改まっていたというのだが、竣工した時代をイメージした修復も施されている。
↓細かい設えも美しいが、なかなかに贅を凝らした建物であったことが想像に難くない。
この建物が竣工した頃というのは、昭和初期の不況の前で、銀行のような会社は立派な建物を競って建てるような感じだったのかと想像する。偶々、敦賀を訪ねた折りに、同じ時代に建った銀行建築を利用した博物館を見学したが、あの建物もなかなかに立派だった。
↓今般、ゆったりと制約無しに見学し、この場所が「御気に入り」に加わったような気もする。
↑1927(昭和2)年に竣工したという<旧 三井銀行小樽支店>だ。鉄骨鉄筋コンクリート造で、外壁に花崗岩を使っているという、なかなかに立派な建物だ。
↓中に入ってみることにした。
実は2023年10月に訪ねた経過が在ったのだが、何かの研究発表会が催されていて、写真を撮るには些かの制約が在った。不意にそれを思い出し、入ってみることにしたのだった。
↓今般はそうした制約はなく、見学可能場所は随意に観て、写真も撮り易い様子だった。
この場所に関しては「古い銀行建築を御覧になって頂く場所」ということになっていて、美術館のような何かの展示というようなことをしているのでもない。それでも自身は、こういう古い建物を見学させて頂くようなことを好むので、全く問題は無いと思っている。が、「より広い層の人達に立寄って頂きたいので催事を」ということになったようだ。
↓大きな天井を利用し、プロジェクションマッピングである。
↓「北国の四季」というようなイメージの作品で、約7分間の上映であった。
↓なかなかに立体的に視えて不思議な感じがする映像作品であった。
↓訪ねた時、偶々「もう少しで上映」という時間帯であったので、ゆっくりと拝見したのだった。
↓竣工して銀行として活動し始めたような頃はこういう様子だったそうだ。
↑米国流の様式で、強盗のような不測の事態に備えて直ぐに乱入出来ないように柵状のモノをカウンターに据え、1階を見下ろして囲むような2階廊下に警備員等を配置し得るようにしたのだという。
↓現状はこういうような感じだ。
↓なかなか愉しく見学させて頂いた。
↓「三井銀行小樽支店」は「帝国銀行小樽支店」となる。
↓やがて「三井銀行」に復し、その後は「太陽神戸三井銀行」、「さくら銀行」を経て、現在の「三井住友銀行」へと改編が繰り返された。
↓この場所は2002年迄は銀行の支店として使われ続けた。その頃になると、色々と内装は改まっていたというのだが、竣工した時代をイメージした修復も施されている。
↓細かい設えも美しいが、なかなかに贅を凝らした建物であったことが想像に難くない。
この建物が竣工した頃というのは、昭和初期の不況の前で、銀行のような会社は立派な建物を競って建てるような感じだったのかと想像する。偶々、敦賀を訪ねた折りに、同じ時代に建った銀行建築を利用した博物館を見学したが、あの建物もなかなかに立派だった。
↓今般、ゆったりと制約無しに見学し、この場所が「御気に入り」に加わったような気もする。