宵に…:旭川・平和通買物公園(2024.04.15)

夕食をゆっくりと愉しみ、旭川駅の東側に在る宿へ歩いて引揚げようとした。平和通買物公園を通り抜ける。

↓内部の照明の光が通を照らすかのような感である硝子張りの建物に眼が惹かれた。そして歩を停めて見上げた。
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↑少し西の、屋上に大きな看板を掲げている背が高い建物に加え、月も見えている。

やや静かな月曜日の夕べの様子が好いと思った。

夕べに…:<旭川やきとりism>(2024.04.15)

稚内へ引揚げる途次、旭川に滞在する。

↓夕食に街へ出て、少し馴染んだ御店の灯りが点いていると大きな安堵感を得る。
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↓そして階段を下りて御店に立寄る。
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↓<赤霧島>のグラスを傾けようということにした。
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↓御湯割りで頂く。芋の本格焼酎はこれが好い。長芋と茶豆の御通しを摘まみながら頂く。茶豆は出汁に漬けたモノで凄く好かった。
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↓「定番の中の定番」という感の鶏精肉を頂く。
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↑程好い歯応えの良質な肉が非常に好い。

↓「きんかん」はモツ焼きで見掛けるモノだ。未成熟の卵ということになる。これを味噌漬けにして丁寧に焼き上げる。
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↑削ったゴーダチーズを箸を使って塗して頂く。チーズの塩味が味噌漬けの「きんかん」に凄く合う。

↓鶏出汁と昆布出汁とを合わせて作るスープは卵白を入れている。中華料理に見受けられる「淡雪スープ」の様に纏めている。
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↓タレを塗しながら焼き上げるつくねに卵黄を塗す。
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↑一口サイズの米飯が添えられ、タレや肉の味も加わった卵黄の残りと合わせて頂く。

↓少し水を切ってある豆腐を、その場で揚げる「厚揚げ」だ。
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↑柔らかくも歯応えも在る豆腐だが、外側カリっと揚っていて、その“皮”に柔らかい豆腐が包まれていて、絶妙な食感だ。

↓鳥レバーも柔らかく仕上げられていて美味である。
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↓「やきとん」はタレの味が点いているが、辣油を加える、または唐辛子を載せて頂くのが更に好い。
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↓御店のロゴを入れた特製の最中にアイスクリームという「一口デザート」で〆る。
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↓1人で気兼ねなく立寄れる感じの御店は有難い。
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こうした「多少馴染んだ…」が在ると、街を「多少勝手知った(つもりになっている)他所」という程度に呼びたくなる。今般も愉しい一時を過ごした。

<小樽商工會議所>=旧 小樽商工会議所:(2024.04.13)

小樽で過ごした後は、所用に備えて札幌へ移動する段取りだった。直ぐに移動しても構わなかったが、少しゆっくりとすることにして、<旧 三井銀行小樽支店>を見学する等していた。が、活動開始が早目であり、未だ昼前だった。<旧 三井銀行小樽支店>辺りから歩を進め、直ぐに多少馴染んだ<FamilyMart>の辺りに至った。そして一息入れたが、何となく辺りを伺った。かつて小樽商工会議所であった建物が見えた。そして気付いた。直ぐに駆け寄った。

↓「無粋極まりない!!」と思っていた、建物前に駐車の車輛が無い状態だったのだ。
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↑美しい建物は、景観を妨げるモノと無関係な状態で眺めたいものだ。

↓何回眺めても好い感じだと思う。
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↑小樽を発つ前にこういう様子が観られて好かった。

建物外観を眺めて愉しんだというないようなので、記事件名から<OMO5 小樽>という施設名は敢えて外した。

朝…:<小樽商工會議所>=旧 小樽商工会議所:<OMO5 小樽>(2024.04.14)

早朝、散策に出てから宿へ引揚げた。

↓朝の光を受けて佇むこの建物は美しい。
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↑左の「南館」こと嘗ての小樽商工会議所の建物は3階建であるが、右の「北館」こと新しいビルは7階であると見受けられる。旧いビルは天井が高いゆったりした内装であることが判る。

↓「北館」側から出入りし、フロントの前辺りを通って通路に進み、「南館」に出入りする仕組みになっている。
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↓2階に上がった。
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↓嘗てはこのビルで小樽商工会議所の活動が展開されていた訳で、様々な人達が行き交ったであろう廊下で歩を進めた。
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↓居室の扉は重厚な感じだ。
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↓居室で少し休んだ後、外に出るべく階段を下った。
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↓古いデザインの階段が酷く美しい。
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↓何人の人がこの階段を行き交ったのだろうかというようなことを、思わず考えてしまった。
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↓非常に思い出深い場所となった。
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正直、自身が日頃利用する宿泊施設よりも料金は高い。が、「時には…」と何とか許容できる範囲だと考えた。何度も辺りを通って興味を覚えていた建物に入って一晩過ごすことが叶うというのは、少しだけ特別な経験だ。正直、別段に「特別」は望まない方だ。それでも興味を覚えた古く趣が在る建物を利用した部屋に泊まるという程度のことはしてみたい。

地下通路への出入口…:札幌駅(2024.04.14)

近年の札幌駅辺りは、「新幹線関係工事」と号して何時の間にか色々と通り道が塞がるようなことが多々在る。

札幌駅の北側には西寄りの出入口と東寄りの出入口が在る。その西寄り辺りに在って、東寄りの側へ向かおうとすれば最短距離の場所が通行府下になってしまっている。

↓大きく回り込むよりも好いかもしれないと思い、地下の通路へ入ってみることとした。
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↑出入口の趣が面白いと思った。

札幌駅の北側は、各種のオフィスが多い場所だ。日曜日はかなり静かで驚いた。

日曜日の宵に…:札幌駅北側(2024.04.14)

札幌駅の北東側に宿を求め、居室で寛いで夜を明かすこととした。

夕刻に至って軽く食事を摂りに出て、直ぐに宿へ引揚げた。

↓辺りは静かな感じだった。何気なく見上げた。そして提げていたカメラを使った。
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↑左側、少し奥が札幌駅の南東側に聳え立つ<JRタワー>だ。手前の硝子張りなビルは予備校であるそうだ。

「札幌駅の北東側」は古くはもっと静かで、或る予備校の建物ばかりが目立ったと記憶している。何時の頃からか少し背が高いビルが林立している。各予備校関係の建物も散見する地区である。

何れにしても、日曜日の宵は少し静かな辺りだ。

<旧 向井呉服店支店 倉庫>…(2024.04.14)

寧ろ静かな日曜日の午前中、街を散策していた。

↓実に趣深い建物だと思う。
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↓間口は広くないが、4階建になっている。煉瓦造の壁だ。
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↓広角ズームの故に、こういうような横から見た感じの画も撮れる。
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↓1907(明治40)年に登場した4階建の倉庫だという。1904(明治37)年に大きな火災が生じたことから、煉瓦造で防火扉を備えたという、この倉庫のような建物が登場したようだ。
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小樽では、日露戦争の時期、その少し後に登場した防火対策を念頭に置いた堅牢な建物が多く伝わっている。面白い!

<日本銀行旧小樽支店金融資料館>の建物…(2024.04.14)

早朝に街を歩いて宿へ引揚げ、少しゆっくりと宿を辞去し、また午前中から街を歩き廻っていた。

↓この建物の趣が非常に好い。
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「北のウォールストリート」とも呼ばれ、金融業界の北海道での要であった経過も在る小樽には日本銀行の支店が設置されていた。 日本銀行小樽支店は、著名な建築家で、東京駅の設計等で広く知られる辰野金吾や他の建築家達が取り組んだ建物で、1912(大正元)年に竣工している。

日本銀行小樽支店は2002(平成14)年まで活動していて、後に札幌支店に統合となった。現在は資料館となっている。

街角…:日曜日の昼前:小樽(2024.04.14)

運河の側から、少し緩い坂を上るように進み、都通商店街へ通じる辺りに至った。

↓路地のようになっている辺りを通り抜けた。日曜日の昼前、飲食店や商店等は休んでいて非常に静かだった。
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↑日陰になっている辺りの壁に、雑多な看板やポスターが見受けられる様子が面白かった。

自販機…:小樽駅周辺(2024.04.14)

小樽駅前から小樽運河の側へ延びる道を歩いた。

↓こういうモノを眼に留めた。
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↓コカ・コーラのみを売っている自販機だ。「北海道」というイメージの画が入ったモノだ。
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多分、各地のイメージの画が入ったモノが在るのだと思う。旅行者も多く歩き廻るような辺りなので、「北海道」の画は人気なのであろう。思わず提げていたカメラを使った。

早朝の<FamilyMart>…:小樽(2024.04.14)

小樽の宿で夜を明かした。短く深く眠り、眼を開けて、少し起きて居てまた眠るということを繰り返し、結果的に早起きとなった。

↓思い付いて起き出し、戸外に出て宿の眼前というような位置の御店に立寄った。
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↑天が明るくなり始め、美しい様子だった。

御店で飲物を求め、御店前の灰皿が据えられた辺りで飲みながら煙草を点けた。「くらり…」とするような感を覚えた。「全面禁煙」の中で寄るを過ごした後だ。

今般、小樽滞在中に何度も立寄った場所だった。

<サキソフォン吹きと猫>…(2024.04.12)

所用を足した後、昼食を愉しもうかと旭川の街を少し歩き廻った。

↓何時ものように「セッション」だった。
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↓「また旭川に寄りました…」と“御挨拶”という気分で眺めた。
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↓概ね等身大でベンチに掛けているという像は、何か通に凄く馴染む。
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旭川の都心部に在る「御気に入り」である。

旭川駅到着…(2024.04.12)

早朝に稚内駅を発ったのだったが、列車は順調に259kmもの道程を走り抜けた。

↓列車は定刻に旭川駅に到着した。
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↑車輛は回送となる。

↓直ぐ右に、旭川以遠、札幌駅迄の特急列車が待機中で乗換が可能だ。
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↓「ここまで運んでくれて有難う!」という気分で「ラベンダー編成」の車輛を眺め、改札口を目指して歩を進めた。
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オリックス・バファローズのTシャツ…(2024.04.13)

↓小樽の宿で、着替えに持参していた新しいTシャツを引っ張り出した。
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↓オリックス・バファローズのロゴが入った紺色のTシャツだ。汗で湿っても乾き易い化繊のモノである。
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出先の札幌や小樽は、日中は温かい感じになっていた。こういうようなTシャツが重宝するような感じになろうとしているかもしれない。