稚内へ引揚げる途次、旭川に滞在する。
↓夕食に街へ出て、少し馴染んだ御店の灯りが点いていると大きな安堵感を得る。

↓そして階段を下りて御店に立寄る。

↓<赤霧島>のグラスを傾けようということにした。

↓御湯割りで頂く。芋の本格焼酎はこれが好い。長芋と茶豆の御通しを摘まみながら頂く。茶豆は出汁に漬けたモノで凄く好かった。

↓「定番の中の定番」という感の鶏精肉を頂く。

↑程好い歯応えの良質な肉が非常に好い。
↓「きんかん」はモツ焼きで見掛けるモノだ。未成熟の卵ということになる。これを味噌漬けにして丁寧に焼き上げる。

↑削ったゴーダチーズを箸を使って塗して頂く。チーズの塩味が味噌漬けの「きんかん」に凄く合う。
↓鶏出汁と昆布出汁とを合わせて作るスープは卵白を入れている。中華料理に見受けられる「淡雪スープ」の様に纏めている。

↓タレを塗しながら焼き上げるつくねに卵黄を塗す。

↑一口サイズの米飯が添えられ、タレや肉の味も加わった卵黄の残りと合わせて頂く。
↓少し水を切ってある豆腐を、その場で揚げる「厚揚げ」だ。

↑柔らかくも歯応えも在る豆腐だが、外側カリっと揚っていて、その“皮”に柔らかい豆腐が包まれていて、絶妙な食感だ。
↓鳥レバーも柔らかく仕上げられていて美味である。

↓「やきとん」はタレの味が点いているが、辣油を加える、または唐辛子を載せて頂くのが更に好い。

↓御店のロゴを入れた特製の最中にアイスクリームという「一口デザート」で〆る。

↓1人で気兼ねなく立寄れる感じの御店は有難い。

こうした「多少馴染んだ…」が在ると、街を「多少勝手知った(つもりになっている)他所」という程度に呼びたくなる。今般も愉しい一時を過ごした。