5月11日は早朝5時台に発車の列車で発ち、一日動き回って旭川に到った。5月12日は早朝6時台の列車で発って上富良野を訪ねて歩き廻った。5月13日も早朝6時台の列車で発って、岩見沢を経由して栗山を訪ねて歩き廻った。そして旭川に泊って翌朝に稚内へ引揚げるという段取りだ。
岩見沢駅を出た列車が旭川駅に着いた。直ぐに宿へ引揚げず、そのまま寄道で食事を愉しんでみようと、午後5時半前の街を歩いた。
↓看板を眼に留めた。

↓馴染んだ御店だ。灯りが点いている。

↓階段を下りて御店に御邪魔する。

↓「一番乗り」という風情だった。

↓<赤霧島>の御湯割りと、御通しを頂く。

↓「寒い」という程でもないが、日中に雨に濡れて、多分冷えていた。「御湯割り」が凄く好かった。

↓もやしと枝豆の御通しも好い感じだった。

↓直ぐ横に「本日の一品料理」が掲出されていた。迷いながら何点か択んで御願いする。

↓アスパラの「出汁浸し」という一品だ。軽く茹でたアスパラを、昆布や鰹の出汁に少々の調味料を加えたモノに浸す。

↑アスパラと油揚げを刻んだモノを若干ということなのだが、これに出汁が滲みて凄く好い。アスパラも旭川辺りの、短い旬という感じの太いモノで素晴らしかった。
↓鳥焼売は、鶏のミンチを皮で包んで蒸上げるモノだ。これも好い。

↓そして「じゃがバター」だ。クリームを攪拌して造るという、本当にクリームのようなバターをジャガイモに乗せるのだが、少し塩分が入った生ハムを刻んだモノも加えられ、これが非常に合う。

↓締め括りに、少し迷いながら択んだ「鳥出汁の塩ラーメン」を頂いた。

↓やや細い、ストレートな感じの麺が、サッパリしていながらも味わい深いスープに非常に合う。

↓美味いスープも確り頂いた。

確り食事を愉しみ、遠い西の天が仄かに明るい時間帯の中で宿に引揚げた。翌朝の移動に備えて休む訳である。