切符…(2024.06.11)

↓出先から戻り、既に“使用済”の旨が判るようにスタンプを押した状態で持ち帰った切符を何となく並べた。
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↑稚内・旭川間、旭川・札幌間を特急列車の自由席で往復する切符で、稚内・旭川間は指定席を取っている。加えて札幌で使った、休日に安価で地下鉄に随意に乗降可能な<ドニチカ>という1日券も手元に残った。

感染症の問題が生じた頃から、特急列車の指定席では乗務員(=車掌さん)による検札は行わなくなった。様子を見ていると、乗務員(=車掌さん)は手持データを見て、居るべき場所の乗客の有無を確かめるような感じである。居ない筈の場所に乗客が在れば「御客様…」と声を掛けるのであろうが、そういう場面は偶々見たことが無い。

特急列車の自由席では乗務員(=車掌さん)による検札は行われている。文字どおりに「拝見」で、乗客が切符を示して、乗務員(=車掌さん)が目視で確認という様子が続いた。が、何時の間にか「乗客が乗務員(=車掌さん)に切符を手渡して、検めた切符にスタンプを押す」というのが行われるようになっていた。

そんな訳で、今般は自由席で往復した旭川・札幌間の特急列車の切符にはスタンプが押されている。このスタンプが、キハ261系ディーゼルカーや789系電車という感じの特急列車用車輌の先頭車を正面から見たようなイラストのスタンプになっている。意外にこのスタンプが好きだ。

何時の頃からか、こういう具合に切符を敢えて持ち帰るのが個人的な慣例のようになった。持ち帰って「如何する?」とでも問われても、如何するのでもない。が、出掛けた記憶が染み込んでいるような気もする切符は、何となく保管しておきたいのだ。

自衛隊前駅…(2024.06.09)

↓地下鉄を利用して自衛隊前駅にやって来た。
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↓真駒内駅へ向けて去って行く車輌を見送った。
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↓車輌が去って行った側が、何か凄く明るい。
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↓駅の外に出ると、不思議な構造物が現れる。「屋根を架けた鉄道高架」という独特なモノである。
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地下鉄南北線の南側、南平岸駅から真駒内駅の約4.5kmの区間は高架線である。南北線利用で南下する場合、車輌が平岸駅を出ると地上へ上って高架線に入る。その高架線に屋根が架かっている。1971(昭和46)年の開業当初からである。

聞けば、地下鉄の一部を高架線にすることになった際、「雪が降り積もる冬季は如何する?」という話しになったという。電熱で雪を解かす、路面電車で使うような専用除雪車を用意するというようなこと等、色々なアイディアが在ったそうだ。が、雪が降り積もることに加えて、融雪水が凍る場合も在って、何れの案も何か巧く行かなかいということになった。それを受けて「屋根でも架ける?」ということになったのだそうだ。

この屋根は「シェルター」というような呼び方をしているが、南平岸駅と真駒内駅との間は遠目に金属の大きな筒のように見える屋根が架かっている。これの御蔭で、地下鉄南北線は冬季の雪の影響を免れているのだ。「シェルター」のメンテナンスにも、なかなかの労力は要するようではある。

↓交通資料館を見学し、真駒内駐屯地での催事を見て、都心部へ引揚げようと自衛隊前駅へ再度やって来た。
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↑「地上の高架の駅」ということで、各地で見掛けるような雰囲気だ。

↓「地下鉄」と聞けば「階段を下りる」という様子を思うが、この駅では「階段を上る」のである。
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↓対向式ホームになっている。都心部へ引揚げる場合は「大通・さっぽろ・麻生方面」だ。
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↓そして移動開始である。扉の上に画面が在って、停車駅の案内が表示される。
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正直、自衛隊前駅というのは個人的には殆ど利用しない。そういうことなので、今般はやや珍しい機会だった。こういう「極々手軽な紀行」というような動きも、時には好い。

昼に…(2024.06.11)

旭川駅で乗車した列車が、何やら数分遅れはしたが、無事に稚内駅に到着した。ゆっくりと歩いて拙宅へ引揚げる。

↓道すがら、こういう看板を眼に留めた。
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↑馴染んでいる御近所の御店に立寄ることとした。

↓午後1時を窺うような頃に着けば、昼食が欲しくなる。気に入っているビーフカレーを頂いた。
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↑出先から戻った直後に、馴染んだメニューの昼食というのは安堵感が拡がる。

↓食後の1杯の珈琲も好い。
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別段に特殊なことをしたのでもなく、他地域へ所用で数日間出て戻ったというだけのことである。が、戻った直後に馴染んだ辺りで少し寛ぐというのは凄く好い感じだ。

稚内駅到着…(2024.06.11)

↓稚内駅の改札口になっている場所の横に、硝子張りになっていて列車が見える場所が在る。
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↓この場所で車輌を何となく観るというのが気に入っている。
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↓駅の前に出てみた。出発した日よりもやや空気は温いかもしれないが、然程温かいという感でもない。
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こういう中、出先の旭川辺りでの暑かった感じ等を「何だったのか?!」という程度に思ってしまう。駅前から拙宅へ向けて、ゆったりと歩いて引揚げる。

旭川駅を発つ…(2024.06.11)

↓やや雲が多目な朝だった。旭川駅へやって来た。
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↓東改札口に至った。出発列車の案内の左側上段となっている「9:00 WAKKANAI」に乗車だ。
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↓乗車予定の指定席車の乗車位置を案内板で確かめる。
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↓この乗車位置の案内板が、何となく増えていたような気もした。
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↓停車中のH100形を何となく眺めた。上川行の列車であるようだ。
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↓朝の特急列車は、札幌を出てから旭川を経て、更に進んで稚内へ至る。入線の案内が在ると、札幌の側から車輛が現れる。
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↓列車は進むに連れて少しずつ減速して停車に備えているようだ。
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↓眼に馴染んだキハ261系ディーゼルカーは美しいと思う。
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↓間もなく停車する。
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↓旭川で下車する人達―存外に多い―が下りた後に車内に入る。指定席の辺りで荷物を棚に上げる。
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↑毎度のことだが、身軽な荷物で動き廻っている。

↓着席し、飲物を引っ張り出してその辺に置く。後は何をしていようと、何もせずに眠って居ようと、稚内迄は列車が連れて行ってくれる訳だ。
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他地域へ出た後に稚内へ引揚げるという場面で、最もよく利用する移動手段が、旭川駅を朝に出る特急列車ということになると思う。利用し易い運行時間帯であると思う。

「ぎょうざ」…:みよしの さっぽろ:旭川大雪通店(2024.06.08)

旭川四条駅から列車に乗ろうとしていたが、列車が現れるまでに少し間が在った。辺りを何となく歩き廻っていた。

↓こういう看板を見掛けた。
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↑看板に「さっぽろ」と在るが、札幌ではよく知られているチェーン店だ。

↓「ぎょうざ」という幟が掲出されている。餃子が殊に知られているチェーン店だ。
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↓不意に餃子を摘まみたくなった。
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↓昼食のピーク時間帯は過ぎていて、店内は少し静かだった。他の人が居なかった側が、何となく画になると思った。
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↓シンプルに「ぎょうざ」のみで御願いした。
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↓「1人前」の「6個」ではやや足りない気がして、「2人前」にしてしまった。
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↑札幌では知られている「あの<みよしの>」の看板である「ぎょうざ」はバランスが好い味だと思う。実を言えば、かなり以前から凄く気に入っているモノなのだ。

一応昼食は摂った少し後であったが、それはそれだ。やや暑かった中、エネルギーを欲していたという訳だ。

後から振り返ると、昼に確りエネルギーを補給し、暑い中で<上野ファーム>を歩き廻り、引揚げて早目の夕食を軽く済ませて早くから休んだ。そういうことで好かったのだと思っている。

旭川駅到着…(2024.06.10)

↓列車の中では、こういう具合に荷物を棚に上げてから席に着く。
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この棚に上げた荷物を札幌駅のロッカーから回収し、とりあえず改札を潜って乗場に足を運んだ。「間も無く発車します」という放送が流れ、眼前に利用する予定だった自由席の車輌が在ったので、半ば飛び乗るようにして旭川駅へ向かう特急列車に乗込んだ。

特段に飲物を求めたのでもなく、空席を見付けてそこに陣取った。最近、北海道内の特急列車では指定席は車内検札を原則的に行わず―空いていると見受けられる席に乗客がいる場合等に車掌さんが声を掛けるということのようだ―、自由席に関しては乗車券と特急券とを検める。その検札で車掌さんが現れるのを一寸待った。済んでしまうと、居眠りに陥った時間が長かった。

↓何か随分と速く旭川駅に着いたような気分だった。飽く迄も「気分」だ。1時間半弱という何時もの様子に変わりは無かった。
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札幌・旭川間の特急列車は、一部に例外も在るのだが、概ね30分毎の運行だ。半ば飛び乗るように乗って、事前に何となく思い描いた列車寄りも30分早く発つ列車に乗ることが叶った。思っていた以上に、旭川に早目に着いたということは確かだ。

↓「ここまで運んでくれて有難う」という感慨のようなモノが沸き起こる中、暫し車輛を眺めてぼんやりとしてしまった。
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札幌・旭川間の特急列車のように、1時間半弱の運行時間で列車本数が多いということであれば、「駅で“間に合う!”という感じで気軽に乗込む」ということがし易い自由席は好ましい。

旭川に関しては「勝手知った(つもりになっている)他所」と思う程度に馴染んでいるので、稚内へ引揚げる途次にこうして到着すると、何となく安堵感も拡がる。