国内の鉄道路線は、北の稚内と南の枕崎の間で縦横に展開している。そういうことで、両端で交流をしようという御提案が在って、稚内市は枕崎市と友好都市交流を展開している。
そういう交流の一環で、催事の際に物産の販売というようなことも在る。本格焼酎の「薩摩酒造」を擁する枕崎から銘酒が届いて販売されるというのが在って、それを一寸した御愉しみにしている。(「薩摩酒造」の<白波>は、御近所で求めて拙宅にも殆ど“常備”ではあるのだが、少し変わった「限定品」が登場するのが嬉しい。)
銘酒が売られる他に、料理が売られるというのも在る。
↓これが登場していた。<枕崎鰹船人めし>(まくらざきかつおふなとめし)だ。
↑鰹漁船の船上で鰹を捌いて丼にして頂くというイメージで創ったという、枕崎の御薦めメニューということになる。
確りと濃い、鰹出汁が添えられ、それを丼に些か注ぐというのも悪くない。が、それは極少量に止め、ザクっと鰹の丼として頂いた。
既に随分と年月が経ったが、稚内から延々と列車を乗り継いで枕崎に迄至ったということも在った。御無沙汰の鹿児島県を想いながら、枕崎の御薦め料理を少し愉しんだ。