居室…(2024.08.03)

現在の時季、何処へ行っても北海道内の宿は混み合っている。

↓今般、旭川駅の辺りで何度も利用している宿を取った。
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御願いする頻度が高目な場所に関しては、満室であったようで取れなかった。が、こちらの宿も立派な大浴場が備わっており、なかなかに滞在し易い。

<白髭の滝>…(2024.08.03)

↓美瑛町観光協会の<美遊バス>で立寄った<白髭の滝>だ。
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↑地下を流れている伏流水が、岩盤の間から噴き出し、高い箇所から低い箇所を落下している、「潜流瀑」(せんりゅうばく)と呼ばれる滝だ。高さが30m程、幅が40m程であるという。

↓天候が好転し、遠くに十勝岳の火口周辺も見えていた。
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↓滝の水が川に入り込む。<青い池>にも流れ込む水だが、水が青く見える。
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或いは<白髭の滝>は「青い水の源泉」ということになるのかもしれない。

<青い池>…:美瑛(2024.08.03)

何度訪ねても、訪ねる都度に様子が異なって見える。如何いう場所でも言えることかもしれないのだが。

↓十勝岳噴火に備える防災工事が契機で形成されたという<青い池>もそうした場所だ。何度も訪ねている。
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↑半ば池に浸かった立ち枯れの箇所、背後の森の向こうに十勝岳の火口も見える。乗っていた美瑛町観光協会の<美遊バス>が走っていた中で天候が好転し、遠くの山が少し観易くなっていた。

↓一周出来るようになっているのでもないのだが、池の縁を歩いて様々な角度から望むことが出来る。そして観る角度が変わると様子も変わる。
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↓時折、水面が風に揺らいで映り込む景色も揺らいだ。
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“色”が「売り」な場所かもしれないが、敢えてモノクロで撮ることも続けている。これが興味深いと思うのだ。また訪ねることが叶って善かった。30℃程度と、汗もかいたが。

<富良野・美瑛ノロッコ号>…:旭川駅(2024.08.03)

↓美瑛駅で乗込んだ列車が旭川駅に着いた。
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↑左側の奥の席に座った。他の乗客が出た後でもなければ出口へ向かい悪い。悠然と座っていて最後に下車ということにして、去り際に振り返って提げていたカメラを使った。以前に凄く車内が混み合って、座れなかったことも在ったと記憶するが、今般は着席出来た。

↓旭川・美瑛・富良野で毎年夏に運行されている列車で、車輛の側面にエンブレムが貼られている。好い感じだと思う。
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↓少しホームで歩き、機関車を眺めた。
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↑色々な車輛を牽引して活躍する、このDE15形のような機関車も少なくなってしまっている。冬季には装置を連結してラッセル車として動く場面も在る筈だ。が、夏季のこの列車の牽引に向けて「ノロッコ norokko」と確りマークを入れている。

↓何か好い感じの姿をした列車だと思う。
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↓「ここまで運んでくれて有難う!」という気分で客車横のボードを眺めてから改札口を目指して歩を進めた。
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「ノロッコ」というのは「ノロノロ走るトロッコ」というような意味合いで、ゆったりと走って車窓を愉しもうというような主旨の列車である。が、美瑛・旭川間は途中駅に停まらず―列車の行き違いで、極短い停車は在ったが…―に「普通な感じ」で走行する。故にH100形で運行される平常の列車よりも少し速い感じで旭川駅に到着する。何か気分は「旭川行の急行」という感でもあるが。

「機関車で客車を牽引」という列車そのものが少し珍しいかもしれない中、乗車して愉しく嬉しい列車だと思う。今般は乗車出来て善かった。

<富良野・美瑛ノロッコ号>…:美瑛駅(2024.08.03)

↓係の方の誘導に従い、ややイレギュラーな乗車位置で乗客が待っていれば、ディーゼル機関車が牽引する列車が現れた。
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↓<富良野・美瑛ノロッコ号>は朝に旭川駅を発ち、美瑛駅を経て富良野駅に到った後、富良野・美瑛間を往復している。夕刻、富良野駅を発ち、美瑛駅を経て旭川駅に到る。
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↓ディーゼル機関車は3輛の客車を牽引している。
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↓機関車の直ぐ後ろの1号車と、次の2号車が自由席だ。3号車は指定席である。
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↑今般は1号車の乗車位置で待って、1号車に乗車した。

最近は「機関車で客車を牽引」という列車そのものが少し珍しいかもしれない。専ら、ディーゼルカーか電車だ。そういう意味合いで、この列車に乗る機会が在ると少し嬉しい。

アルパカ…:<四季彩の丘>:美瑛(2024.08.03)

↓不思議な顔だと思う。失礼な表現かもしれないので恐縮だが。
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↓『スターウォーズ』のようなSF映画に出て来る、何処かの遠い惑星の不思議な動物というようなモノを連想してしまう。
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↓南米の高山地域で飼われているアルパカという動物なのだそうだ。
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↓動物の分類としてはラクダの仲間であるらしい。
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↑アルパカの毛はなかなかに高品質で、その毛を得るために肥育されているのだという。

実は「アルパカ牧場」という場所が<四季彩の丘>に在ると聞いていたのだが、これまで訪ねてみたことが無かった。そこで今般は立寄ってみた。一寸面白かった。

<四季彩の丘>…:美瑛(2024.08.03)

↓「展望花畑」という場所だ。多くの人が訪れて眺める場所だが、他に農場も在って、広大な敷地を持っている施設だ。
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↑ここも美瑛町観光協会によるバスが停まる場所だ。

↓花のシーズンには入れ替わりで色々と咲き、植え替えも随時行われているようだ。
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↑少し華やいだ感じの手前の花に対し、奥は整然と絨毯のように見事に花が咲いていた。

↓団体が乗っていうバスも多く見受けられ、園内も多くの人達で賑わっていた。
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↓何か「描いた画」というような光景で、少し圧倒される。
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この<四季彩の丘>については何度も立寄っているが、観る都度に様子が異なり、非常に興味深い。

<新栄の丘>…:美瑛(2024.08.03)

旭川に入る際、少し時間が出来た。そういうことになると色々と考える。そして<美遊バス>を申し込んだ。美瑛町観光協会によるバスで、有名な場所をぐるりと廻る。1人でも気軽に参加可能である。

↓乗り込んだ<美遊バス>が最初に停まるのが<新栄の丘>である。
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↑出発して少し経つ辺りから天候がハッキリと好転して来た。遠景の山並みは少し見え悪かった。

↓反対側も眺めた。
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この辺りは「大雪の山々を望む波打つ丘陵の大地」という美瑛らしい様子が感じられる場所だと思う。

1杯の珈琲…:unicafe:美瑛(2024.08.03)

美瑛に着けば、何となく天候が好転して気温が少し上がり始めた。30℃近くで、空気も少し湿っていた。精力的に動き回るのも消耗すると考え、昼食をゆったりと摂って、辺りを少しばかり散策した。

↓洒落た外装の建物であると思った。
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↓メニューが掲出されている。カフェだ。
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↓入ってみた。内装も素敵だ。
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↓御近所から頂いたモノ等、季節の花を飾るようにしているということであった。
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↓凄く素敵だ。
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↓御願いした珈琲が登場した。ブラジルのストレートということだったが、凄く好かった。
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美瑛については何度も訪れているが、最近は「少し好い感じの御店」が少しだけ増えたかもしれない。多少馴染んだ街で、こうした場所を見出すのも好いと思う。