
↑「動物を飼われているのですか?」というような位置に、例によって現れているエゾシカだ。
↓図書館の建物の脇辺りに、「彼ら」の一群である。

↑色々な感じの個体が交っている。何か「一家」、「一族」、「一門」というような感じの、やや大きな纏まりであった。
↓戦国武将の兜に在るような―「大坂の陣」が関わるドラマで、かの真田幸村が徳川家康の陣地を目指して疾駆する際、被っている赤い兜に鹿の角が飾られているというのが定番だと思うが、そういうようなモノを思わせる…―立派な角が目立つ個体は、なかなかに身体が大きい。

↑図書館の中で、窓に眼を向ければこのエゾシカの一群は間違いなく見えるであろう。
個体によっては、人間が動いた音や、彼らが感じる「動き」で、慌てたような反応を見せる場合も在る。が、ここで見た一群は、辺りを通りながら写真を撮っても平気で、そのまま草を食み続けていた。最早、辺りは「彼ら」の「棲息域」の一部となってしまっているのかもしれない。