夕べに…(2024.10.30)

朝の好天から少しずつ雲が増えたかもしれないような一日だったが、暗くなったような頃、戸外の様子を見れば雨が交じっていた。

↓雨が交じる夕刻、戸外に出た。
30-10-2024 X100F (8)

↓濡れた路面に灯りが跳ね返っているような、雨交じりの夕べの風情である。
30-10-2024 X100F (9)

↓馴染んだ御店に入り、着席してハイボールを頂きながら寛いだ。
30-10-2024 X100F (11)

↓シーザーサラダを頂いた。
30-10-2024 X100F (14)

↓<いいちこ>のソーダ割に飲物を切替えた。
30-10-2024 X100F (16)

↓砂肝串を頂いた。
30-10-2024 X100F (17)

↓鳥串も凄く好い感じだった。
30-10-2024 X100F (19)

御店のテレビではプロ野球の日本シリーズの試合中継が流れていた。福岡でホークスとベイスターズが対戦していた。ベイスターズが巧く得点を挙げてリードという展開であった。

↓飲物をまたハイボールに切替えた。
30-10-2024 X100F (21)

↓そして「アレとアレ」という調子で大変に気に入っている組合せを御願いする。
30-10-2024 X100F (22)

↓多目なイカの塩辛を摘む。
30-10-2024 X100F (23)

↓タコめしは外せない。
30-10-2024 X100F (24)

少し位の雨が交じっても、気にせずに出て立寄ることが叶う範囲で寛ぐことが出来るというのは非常に有難い。テレビの野球に興じながら寛いだが、野球はベイスターズがホークスに勝利して「2勝2敗」ということになったようだ。

天と雲と…:稚内駅前(2024.10.30)

↓稚内駅前に佇んで、天を見上げた。
30-10-2024 X100F (5)

↓朝の蒼天に刷毛で上から下、または下から上に線のような模様を思わせる雲だ。
30-10-2024 X100F (7)

時々気付く、こういうような様子が凄く面白い。

朝に…(2024.10.30)

↓スッキリと晴れている朝だった。
30-10-2024 X100F (1)

↓ひんやりとした空気感ながら、風が微弱で寧ろ穏やかだった。
30-10-2024 X100F (2)

↓爽快な感じがする朝だと思った。
30-10-2024 X100F (3)

↓殊に好天の日、朝に少しだけ時間を設けて様子を眺めてみるのは好いと何時も思う。
30-10-2024 X100F (4)

おはようございます…(2024.10.31)

早朝、北埠頭と中央埠頭との中間辺り、停泊する大きな船が見える場合の在るフェリーターミナルが見えて、振り返ると稚内駅のビルが見えるような辺りを歩いた。

何か「気配」を感じた。少し大きなモノが動いていた。

↓大きな身体の「彼」が、身体を揺さぶるように辺りを歩き廻っていた。
31-10-2024 early morning X-Pro2 (7)

↓「兄貴!おはようございます!」とでも挨拶をすると、振り返って「おう…」と応じてくれているかのような、そういう風情だ。
31-10-2024 early morning X-Pro2 (8)

↓少し驚く程度に大きく、近くを通って擦違っても悠然としていて、酷く貫禄が在るので、親しみを込めて「兄貴」と呼んでいる個体である。この御近所で時々出会う。
31-10-2024 early morning X-Pro2 (9)

何時の間にか、こういう動物を出くわす場面が酷く多くなっている当地だ。

夕べに…(2024.10.29)

↓平日の夕刻は午後7時過ぎに夕食を摂ろうと御近所に出る場合が多い。最近、辺りの様子を眺める分には、「午後7時」と「午後5時」との見分けが付き悪い場合も在る。
29-10-2024 X100F (10)
↑「午後7時」と「午後5時」とを見分けるとなれば、営業をしている御店の灯りの有無に注目する位しか術が無いかもしれない。そういう方式を採ったにしても、不定休の辺りの御店の休業が被ってしまうと、辺りに灯りが点かないので見分け悪い状況に変わりは無い。この夕べは、営業中の御店に灯りが入っている様子が色々と見受けられ、「午後7時」らしい感じだったと思う。

↓馴染んでいる御店に立寄った。
29-10-2024 X100F (11)

↓着席してハイボールを頂きながら寛ぐ。
29-10-2024 X100F (12)

↓シーザーサラダを頂く。この御店では、大概はこれが「最初」だ。
29-10-2024 X100F (14)

↓やや奥の鳥串、手前寄りの豚串を愉しむ。
29-10-2024 X100F (20)

↓「アレとアレ」という調子で大変に気に入っている組合せを御願いする。
29-10-2024 X100F (21)

↓多目なイカの塩辛を摘む。
29-10-2024 X100F (22)

↓タコめしは外せない。
29-10-2024 X100F (23)

この時は御店のテレビでプロ野球日本シリーズの試合中継が流れていた。ホークス対ベイスターズだ。横浜での2試合はホークスが連勝し、舞台を福岡に移しての第3戦の中継だった。7試合で先に4勝したチームが優勝というシリーズである。1対1の競り合いが演じられていたが、ベイスターズが抜け出す展開だった。流石に「3連敗後に4連勝」は少し珍しい展開となるので、この試合にベイスターズが敗れると少し苦しくなると思っていたが、ベイスターズが白星を1つ得るという様子だった。

↓そんな様子に興じながら、行者ニンニク醬油漬を使った玉子焼きを頂いた。
29-10-2024 X100F (24)

野球の試合のテレビ中継に興じる程度のこともしながら、ハイボールや焼酎のソーダ割を飲み、気に入っている料理を頂くというような様子は好い感じだ。そういうように寛ぐ場所が直ぐ御近所に在るというのは実に有難い。

雲と天…或いは天と雲…:稚内駅(2024.10.29)

↓稚内駅の辺りに佇んで天を見上げた。
29-10-2024 X100F (5)

↓幾重もの雲が折り重なりながら各々に流れているというような様子だった。
29-10-2024 X100F (7)

↓「天に雲」というよりも「雲の奥に天が在るのであろう」とでもいうような感じだ。
29-10-2024 X100F (8)

こういうような様子の日も意外に多いかもしれない。

朝に…(2024.10.29)

↓「やや冷えた空気感」という程度に想いながら、稚内駅周辺迄歩いた。
29-10-2024 X100F (1)

↓雲が多目な朝の「一桁気温」は少々寒々しい。
29-10-2024 X100F (2)

↓爽やかというような様子でもない。
29-10-2024 X100F (3)

↓上空に多少冷えた空気が渦巻いているかのような気がした。
29-10-2024 X100F (4)

最近は「一桁気温」が珍しい感じでもないというような様子になっていると思う。

<プリンス プロナ61>…(2024.10.28)

↓ガスライターを入手した。
28-10-2024 evening X100F (16)

↓1961年に登場した製品の復刻なのだという。指で押せば火が点き、指を離せば火が消える。シンプルで、何か典雅な感じのライターだ。
28-10-2024 evening X100F (6)

↓何となく持っていたZippoのライターと大きさを比べた。縦横比が少し違うが、両者の大きさに大差は無い。
28-10-2024 evening X100F (4)
↑Zippoのライター等を常用して持ち歩いていた関係で、本品を持ち歩くことに抵抗感は無い。

少し「重み」が感じられるようなモノの方が、ライターというようなモノは好いかもしれない。本品も大切にしたい感だ。

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夕べに…(2024.10.28)

↓休業日なので午後5時台に御近所へ出たのだが、既に暗い感じになっている。
28-10-2024 evening X100F (1)
↑最近は日出時刻が午前6時8分頃、日没時刻が午後4時24分頃となっている。日が出ている時間は「10時間台」ということになったのだ。

↓馴染んでいる御近所の御店に立寄った。
28-10-2024 evening X100F (2)

↓着席してハイボールを頂きながら寛いだ。
28-10-2024 evening X100F (5)

↓シーザーサラダを頂いた。
28-10-2024 evening X100F (10)

↓<いいちこ>のソーダ割に飲物を切替えた。
28-10-2024 evening X100F (12)

↓右のモツ串、左の砂肝串を愉しんだ。
28-10-2024 evening X100F (13)

↓「アレとアレ」という調子で気に入っている組合せを御願いする。
28-10-2024 evening X100F (18)

↓多目なイカの塩辛を摘む。
28-10-2024 evening X100F (19)

↓タコめしは外せない。
28-10-2024 evening X100F (20)

↓ホルモン唐揚げを摘んだ。
28-10-2024 evening X100F (21)

ゆったりと過ごしていた。「休業日」と言って特別な何かという程のこともない。が、特別でもない普通の夕べが凄く好い。そして有難いのである。

昼に…(2024.10.28)

↓休業日の昼、昼食を摂ろうと馴染んだ御店に立寄った。
28-10-2024 X100F (27)

↓午前中に愉しく観ていた映画の資料を開いて、少し余韻に浸った。「映画館から遠くない辺りに寄り道出来る御店」というようなモノも意外に大事かもしれない。
28-10-2024 X100F (30)

↓昼食である。
28-10-2024 X100F (31)

↓ミニサラダ…
28-10-2024 X100F (35)

↓スープ…
28-10-2024 X100F (37)

↓ベニズワイガニを使ったトマトクリームソースのスパゲッティである。これが凄く好い。
28-10-2024 X100F (32)

↓食後に珈琲を頂いて寛いだ。
28-10-2024 X100F (39)

何か凄くリラックスした休業日の昼だった。こんな時間が嬉しく有難い。

雲と天…或いは天と雲…:稚内駅(2024.10.28)

休業日の朝に映画を観ようと思い付いたが、映画館の券売窓口が開く迄に間が在り、何となく稚内駅の辺りで戸外に佇んでいた。

↓「多少、雲が多目な感じもする」という天を見上げた。
28-10-2024 X100F (7)

↓雲が刻々と流れ、天の様子が刻々と変わった。
28-10-2024 X100F (9)

↓相対的に雲が薄い辺りで、向こうに太陽光が透けていた。
28-10-2024 X100F (10)

↓一寸した間合いに天を見上げてみると面白い場合も在る。
28-10-2024 X100F (11)

朝に…

↓休業日の朝、稚内駅の辺りに出た。
28-10-2024 X100F (1)

↓8℃というような気温である。「防寒」の意図が在る上着を引っ掛ける必要性が認められる。
28-10-2024 X100F (3)

↓天の雲の感じが少し面白い。
28-10-2024 X100F (4)

「多少、雲が多目な感じもする」という、こんな様子の朝も意外に多いかもしれない。

宵に…:中央商店街(2024.10.27)

↓多少の小雨を厭わず、やや足早に歩いて中央商店街の辺りに至った。
27-10-2024 X100F (45)
↑午後7時を少し過ぎたような頃だったと思う。

↓多少歩を進め、雨に濡れた様子を少し見入ってしまった。
27-10-2024 X100F (46)

何度となく眺めてはいる様子ではあるが、それでもカメラを提げて歩いていると、そのカメラを使ってみたくなる。こういう様子というモノも在るように思う。

波止場横丁の夕べ…(2024.10.27)

↓午後5時近くが少し暗いと感じるような時季になっている。
27-10-2024 X100F (18)

↓午後にサウナを利用した後、少し道草をする。
27-10-2024 X100F (19)

↓馴染んだ御店に立寄ると、御近所の小売店で見掛けないような「業務用」という飲物を見掛け、思わず写真に撮った。
27-10-2024 X100F (20)

↓ハイボールを頂いて寛ぐ。
27-10-2024 X100F (21)

↓大阪の流儀のドテ煮を頂く。
27-10-2024 X100F (23)

↓大阪の鶴橋の御店で採用されている仕様というキムチを摘む。
27-10-2024 X100F (25)

↓確りと普通に辛い白菜が好い。
27-10-2024 X100F (27)

↓白菜に比してかなりマイルドな大根も気に入っている。
27-10-2024 X100F (28)

キムチやドテ煮を摘みながら飲物というようなことをすると「休業日の夕刻に寛いでいる」という気分が高まるような気もする。

↓飲物をレモンサワーに切替えた。
27-10-2024 X100F (30)

↓右のタコに左のイカ…
27-10-2024 X100F (32)

↓牛肉…
27-10-2024 X100F (34)

↓鶏モモ肉…
27-10-2024 X100F (35)

↓豚バラも…
27-10-2024 X100F (37)

これらの各種串カツは「二度漬け禁止」のソースで頂く。個人的にはソースは「サッと」という感じで点ける。材料が好いので、どれも少しソースを点ける感じで美味しい。

↓この青森県産であるというニンニクの串カツだ。サッと塩を振って頂く。これが非常に好かった。
27-10-2024 X100F (39)

↓フレンチドッグも頂いた。
27-10-2024 X100F (42)

↓このマスタードが好い。
27-10-2024 X100F (44)

↓マスタードを点けてフレンチドッグを頂いた。
27-10-2024 X100F (43)

休業日の夕刻にこうして寛いでいたが、何時の間にか小雨が交じるような様子になっていた。小雨交じりな中、歩いて引揚げたのだった。

昼に…(2024.10.27)

休業日の昼、何となく出た。

↓昼食を愉しんだ。鶏肉や野菜類が色々と入ったスープカレーだ。
27-10-2024 X100F (11)
↑具沢山でスパイスが色々と使われたスープで、何か凄く好い感じだ。

↓こういうような具合に供される。
27-10-2024 X100F (10)

↓食後に珈琲を1杯頂き、少し寛いだ。
27-10-2024 X100F (14)

休業日の昼の、何となく気に入っている過ごし方である。

花…(2024.10.27)

昼に辺りを歩き廻った。

↓何か惹かれて、空地のようになっている場所で眺め入ってしまった。
27-10-2024 X100F (6)

↓新旧の建物や塀が在る場所の隙間のような場所に花が咲いていた。
27-10-2024 X100F (5)

↓こういう静かに咲いている花に気付くと、何となく嬉しいように感じる。
27-10-2024 X100F (7)

旧い建物…(2024.10.27)

↓何となく眼が向く場合が在る旧い建物だ。
27-10-2024 X100F (9)

↓嘗ては建物の壁にトタンを貼るということが、少し盛んに行われたらしい。そのトタンの塗装が剥げ、金属が風雪で錆びる。そういう経過で独特な外観の壁面が登場する。
27-10-2024 X100F (8)

カメラを提げて辺りを歩き廻り、何かを眼に留めるとそのカメラを使うというような感じが、何か凄く好いような気がする。

朝に…(2024.10.27)

休業日の朝、稚内駅辺りの御店で飲物でも求めようと思い立ち、少し戸外に出てみた。

↓午前6時台が、未だ「明るくなり切らない」という雰囲気にもなって来たかもしれない。
27-10-2024 X100F (1)

↓気温が7℃台だが、風が弱いので酷く寒いというようには感じなかった。それでも「防寒」という意図も在る上着が欲しい朝だった。
27-10-2024 X100F (2)

↓「何時の間にか“初冬”?」というような気もした。
27-10-2024 X100F (3)

季節は着実に動いているという感じだ。

第一副港辺りの眺め…:稚内港(2024.10.26)

↓稚内駅の辺りから歩き始めると、直ぐに稚内港の繋留濠である第一副港の辺りに至る。
26-10-2024 X100F (5)

↓清々しい感じであると思いながら、濠に沿って歩を進めていた。
26-10-2024 X100F (7)

↓辺りを利用している底曳船も各々に活動していて、出てしまっている船も在るが、繋留している船も見受けられた。
26-10-2024 X100F (10)

↓濠の縁で海鳥が翼を休めていた。対岸に船が見えた。
26-10-2024 X100F (11)

↓何か凄く画になる様子だと思い、何となく歩を停めた光景だ。
26-10-2024 X100F (13)

↓対岸を眺めながら濠に沿って歩を進めた。
26-10-2024 X100F (14)

↓タグボートが繋留中の辺りを眺めた。
26-10-2024 X100F (24)

↓タグボートが見える光景というような感じが気に入っている。
26-10-2024 X100F (25)

↓濠の奥部側に歩を進めた。
26-10-2024 X100F (26)

↓水面、船、雲、そして光が好い感じだ。
26-10-2024 X100F (27)

こういうような「見過ごし勝ちな麗しい様子」に気付きながら歩くというような感じが凄く愉しいと思う。

バルーン…:ジャック・オ・ランタン(Jack-o'-Lantern):稚内市立図書館(2024.10.26)

↓こういうモノを見掛けた。
26-10-2024 X100F (32)
↑ハロウィンのジャック・オ・ランタン(Jack-o'-Lantern)をイメージした大きなバルーンだ。

時々、図書館では「季節の催事」に纏わる飾り付けをしている。さり気なく登場するその種のモノを何気なく眺めるというような感じが気に入っている。

<LAWSON>…(2024.10.26)

↓程好く雲が散る蒼天の下に佇む御店という様子が、何か美しいと思った。
26-10-2024 X100F (22)

↓偶々、駐車スペースが空いていて、建物の様子が観易かったので写真を撮った。
26-10-2024 X100F (23)

こういう「街のさり気ないモノ」というのも、何か美しいと思う場合が在る。そういうことに時々気付くというような感じで過ごすのが好いような気もする。

朝に…(2024.10.26)

↓朝の晴天は心地好いと何時も思う。時季を問わず、晴天の朝は好いと思うものだ。
26-10-2024 X100F (1)

↓12℃というような気温は、時季として普通の範囲のように思う。寧ろ、多少は温かめという感じだろうか。
26-10-2024 X100F (2)

↓眩しい感じな朝、少し辺りを歩き廻ってみようと思い付いた。
26-10-2024 X100F (3)

こういう程度の「心地好い」という感じは気に入っているのだが、次第に気温が低めになって、戸外で動き回ることが然程心地好くも無い感じになって行くことであろう。そういう時季だ。

映画館へ…(2024.10.28)

↓稚内駅のビルの2階に映画館が入っている。
28-10-2024 X100F (5)
↑1階に映画のポスター等が掲出されていて、それを眺める場合も多い。時に「これは是非観たい!」を見出す。

↓階段を上がる。
28-10-2024 X100F (21)

↓ホールが設えられていて、入場券を求める他、売店が利用出来る。
28-10-2024 X100F (23)

↓3つのスクリーンが設えられている。2番での上映を観た。
28-10-2024 X100F (24)

↓一番乗りで中に入った。
28-10-2024 X100F (25)

↓個人的に好きな「眼前にスクリーンが在るばかり」というような辺りに陣取った。今般「自由席」ということで、席の指定が無かった。
28-10-2024 X100F (26)

↓興味深く観た作品の予告篇のリンクを入れておく。




『八犬伝』というのは江戸時代の後期、19世紀の小説である。現代風に呼ぶならば「ファンタジー」ということになるであろうか。作者の滝沢馬琴(「曲亭馬琴」という号も用いている。)は、この作品を通算28年間に亘って綴り続けていた。最終的には眼を患ってしまい、失明して上手く原稿を綴ることが叶わなくなってしまった。が、それでも先立ってしまった息子の妻であった女性が、最初から文章を綴ることを得意としていたのでもなく、漢字を余り知らないような状況でさえあった中で懸命に手伝い、作品が完成している。

映画では、この滝沢馬琴の物語が柱になる。熱い想いを胸に、人生を賭すように執筆に懸命な馬琴が在る。そして妻や息子との生活も在る。この滝沢馬琴の年来の友人である葛飾北斎が在り、息子の友人である渡辺崋山が在るのだが、滝沢馬琴が家を訪ねて来た彼らに「あの『八犬伝』の構想は…」と語っている内容として、「ファンタジー」の『八犬伝』の物語の映像が在る。

こういうような形で、滝沢馬琴自身の人生という“実”の部分と、彼が創った「ファンタジー」の物語が展開する“虚”の部分とが螺旋のように絡み合って展開するのがこの映画だ。

自身としては、本作は滝沢馬琴自身の人生という“実”の部分が主軸となる物語であるように思う。が、他方の「ファンタジー」の『八犬伝』の物語の映像が素晴らしい。“八犬士”という、「珠を持っている運命の戦士達」が登場するが、限られた尺の中で彼らが上手く紹介され、やがて巡り合って共闘し、巨大な怨霊が背後に在る悪の勢力を討つという様子なのだが、最近の技術を駆使した美しい画で織り成される物語が凄く好い感じであった。

滝沢馬琴自身の人生という“実”の部分では、葛飾北斎との対話、歌舞伎を観に行った場での鶴屋南北との対話、息子を見舞に立寄った渡辺崋山との対話というようなことを通じて、個人の人生、更に社会の“虚”と“実”について、その“虚”や“実”との向き合い方に関して語っているような内容が心に刺さる。更に、身体が弱く、自身の何らかの業績という程のモノが無いながら、喜びと矜持を持って父が綴る原稿の校正等をしていた息子が、「父と作品を…」と言い遺して他界した経過を踏まえ、息子の妻が滝沢馬琴の執筆を手伝い、支えようとする終盤の方は、観ていて涙ぐむかのような感じも在った。

映画を制作する、出来上がった映画が公開されてそれを観るという営為も、“虚”と“実”が交差するような営為であるような気がする。鑑賞後にそんなことを思い付いたが、“虚”と“実”とを織り交ぜた物語は興味深かった。

↓映画を観た後、寄道してパンフレットを眺めて作品を振り返るというようなことをするのも、映画を観る場面では好いと思う。
28-10-2024 X100F (28)

休業日の午前中、なかなかに充実していた。

夕べに…(2024.10.26)

↓夕刻に御近所へ出た。然程、風は強くなかった。穏やかであると思った。
26-10-2024 X100F (33)

↓馴染んだ御店に立寄った。
26-10-2024 X100F (34)

↓ハイボールを頂いて寛いだ。
26-10-2024 X100F (35)

↓シーザーサラダを頂いた。
26-10-2024 X100F (37)

↓右の砂肝串、左の豚串と愉しむ。
26-10-2024 X100F (39)

↓気温が下がるとモツ煮込みが上手く感じられるようになる。
26-10-2024 X100F (43)

↓「アレとアレ…」という調子で大変に気に入っている組合せを御願いした。
26-10-2024 X100F (45)

↓多目なイカの塩辛を摘まむ。
26-10-2024 X100F (46)

↓タコめしは外せない。
26-10-2024 X100F (47)

↓薬味と調味料とを兼ねたような感じの行者ニンニク醬油漬を載せた冷奴が好い。
26-10-2024 X100F (48)

夕食を愉しみ、ハイボールや<いいちこ>ソーダ割を頂きながら、御店のテレビで流れていた「日本シリーズ」の試合に興じるというようなこともしていた。そういうような程度に過ごす夕刻の時間というのも好い感じだ。そして、そういうjことが出来る場所が素fぐ御近所に在るというのも有難い。

ジャック・オ・ランタン(Jack-o'-Lantern)…:稚内市立図書館(2024.10.26)

↓夕刻、午後5時台に暗くなって来た中、こういうモノが登場した。何か画になる。
26-10-2024 X100F (31)

↓「ハロウィン」のジャック・オ・ランタン(Jack-o'-Lantern)である。
26-10-2024 X100F (30)

↓図書館に地域の子ども達が集まって、用意したカボチャを使ってランタン作りに挑戦という催しが在った。
26-10-2024 X100F (29)

↓出来上がったランタンに蝋燭を入れて点灯してみるということで、画のような様子になっていた。
26-10-2024 X100F (28)

偶々居合わせて、カメラも在ったので写真に収めた。こういう、地域の人達のさり気ない愉しみというような催事は何となく好い。それにしても、何時の間にか「ハロウィン」も「季節の催し」という感じで定着した感だ。

第一副港辺りの眺め…:稚内港(2024.10.25)

↓爽やかな感じであると思い、稚内駅辺りから歩き始めると、然程の時間も要さずに、稚内港の繋留濠である第一副港の辺りへ至る。
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↓鏡面のように静かな濠の海水面に、天に拡がる雲が映り込むというような様子が面白い。
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↓濠に沿うように、濠の海水面や辺りの様子を眺めながら歩を進めた。
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↓繋留中の底曳船が美しいと思った。
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↓対岸の構造物と雲が海水面に映り込む様子は、何か不思議な景観だと思う。
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↓タグボートが繋留中の辺りは「雲の上にタグボート」というようにも見えた。
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↓長いアームの重機を載せた台船が目立っていた。
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↓歩んだ辺りを振り返った。
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この第一副港の辺りは、何となく散策してみるというのが愉しい場合も多々在ると思う。そういう訳で時々歩く。

<ガリンコ号III>:第一副港:稚内港(2024.10.25)

稚内港の繋留濠である第一副港の辺りで濠に沿って歩き、その最奥部側へ進んだ。

↓この船が繋留していた。
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↓メンテナンスのために紋別港からやって来た<ガリンコ号III>だ。
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↓余り見掛けない、他所の港からやって来た船を見掛けるというのが、この辺りを歩き廻って愉しいことの一つだ。
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夕べに…(2024.10.25)

↓夕刻になって、何やら風が強い感じになって来た。そうした中で御近所に出た。
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↑強い風で、暖簾が如何かなってしまいそうな様子だった。

↓馴染んだ御近所の御店だが、直ぐ傍の大型宿泊施設に滞在する方達で賑わい、入れない場合も多い。最近は件の施設が改装工事で休業中で、加えて来訪者が少ない時季に入っている。そういう関係で楽に入ることが出来た。
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↑御通しの大根を摘み、ハイボールを頂く。

↓大きいグラスのモノを御願いした。
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↓ハイボールを推している御店だ。
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↓シマホッケの半身だ。カットしたモノを串に刺す。「魚の串焼き」という感じで手軽に美味しく頂くことが出来る。
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↓これがなかなかに秀逸だ。
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↓豚串を摘んだ。
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↓鳥皮も好い。
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↓焼きめしを頂いた。
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↓勝手に「小さい方」と呼んでいたが、これが普通のサイズのグラスに入ったハイボールだ。
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↓誘惑に屈して玉子めしも頂いてしまった。
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↓久し振りにゆったりと寛いだ。そして風が強い戸外に出て、慎重な足取りで引揚げた。と言って、直ぐ御近所ではあるのだが。
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こういうような、御近所で寛ぐ夕べというのは好いものだ。

足下に雲と船…(2024.10.25)

↓稚内港の繋留濠である第一副港の辺りに至って歩を停めた。そして足下を眺めた。
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↓濠の縁、繋留中の船の手前に水溜りが見受けられる。その水溜りに天の雲と繋留中の船の姿が少し映り込んでいる。
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こういうような様子も少し面白い。