<1110>…:資生館小学校前停留所周辺:札幌の路面電車(2024.10.05)

↓横断歩道の辺りに佇むと路面電車が現れた。
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↑特徴的な外観で低床型の1100形電車だ。2023年に<1110>が登場したそうだ。1100形の(現在時点では)最も新しい車輛ということになる。

↓資生館小学校前停留所の側へ向けてカーブの区間に進入した。
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↓停留所での停車に向けて減速しながら走っている様子だった。
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札幌の街で、こういうような路面電車を何となく眺めるというようなことが意外に愉しい。今般、敢えて眺めに出たというのでもなく、「1100形の(現在時点では)最も新しい車輛」と出くわしたことが少し嬉しかった。

映り込み…:すすきの地区(2024.10.05)

部屋を予約していた宿に入ろうと、街を歩き廻った。

↓何気なく横を向けば、建物の壁面が少し面白い様子だった。
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↑コンビニが入っていた箇所と記憶する。硝子張りになっている個所に、眼前の道路を渡った辺りの街並みが綺麗に映り込んでいる。ビルの屋上に観覧車を載せているという様子迄もが綺麗に見えた。

こういうような様子を見出しながら街を歩き、提げているカメラを使うというようなことをしてみるのが凄く愉しい。何処かへ出る場合、そういう程度のことが出来る時間を設けるということが好ましい。今般はその「愉しい」と「好ましい」との組合せで動くことが適ったことになる。

ナナカマド…:旭川(2024.10.05)

↓陽光が輝く中で旭川の街を歩いた。旭川駅から然程離れていない場所で眼に留めた。
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↓ナナカマドの赤い実が輝いていた。
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北海道内ではナナカマドは広く親しまれている。市町村の木に指定されている例も多々在る。実は「旭川市の木」でもあるようだ。

余談ながら自身が住む「稚内市の木」というのも在る。桜であったと記憶していたのだが、ナナカマドも「稚内市の木」であるらしい。こういう北海道内の市町村で定めた「〇〇市の木」というようなことに関しては北海道庁で紹介している。下記にウェブサイトに在るページのリンクを挙げておく。
>>北海道と道内各市町村の木と花

序ながら、サハリン等でも「リャビーナ」(Рябина)と言ってナナカマドが親しまれている。ロシアで「リャビーナ」と言えば、日本国内のモノと少し違うセイヨウナナカマドという種類らしい。サハリンの街で「リャビーナ」と聞いて「ナナカマドだな…」と特徴的な実の木を見たことは在るが、種類の区別は出来なかった。

何れにしてもナナカマドは「北国で親しまれる木」という感なのだと思う。秋めいた陽光が輝くような旭川で、ナナカマドを眼に留めたのは好かった。

旭川駅到着…(2024.10.05)

↓朝、稚内駅を発った特急列車が左側に着くと、右側には旭川駅以遠の札幌駅へ向かう特急列車が待機している。乗継で稚内・旭川・札幌という移動が出来るという訳だ。
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↑列車の後尾側で、こういうように眺めるというのが旭川駅では少し気に入っている。

↓稚内駅・旭川駅間で乗車したキハ261系ディーゼルカーだ。
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↓こちらは789系電車である。
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↓何となく駅名標も眺めて、改札口の側へ歩を進めた。
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↓「ここまで運んでくれて有難う」という気分で車輛を眺める。
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↓改札口を潜り、旭川で少し動くべく嵩張るモノをロッカーに預け、旭川駅の西側から戸外に出て振り返った。
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↑陽光が眩しかった。

「多少勝手知った(つもりになっている)他所」という感の旭川駅に着くと安堵感のようなモノも沸き起こる。

夕刻に…(2024.10.08)

↓日没時刻が16時58分というような次元になったそうだ。17時30分ともなれば暗い。
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↑稚内駅のビルの硝子張りになっている部分から辺りに灯りが漏れて光が散るような感じだ。

↑さり気なく気温は14℃を切っている。
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何時の間にか、確りと季節が動いたような感だ。

稚内駅到着…(2024.10.08)

↓列車で稚内に着いて、「ここまで運んでくれて有難う!」という気分で、こういうように振り返って車輛を眺めるのが気に入っている。
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↑旭川駅を13時35分に出る特急列車は、17時25分に稚内駅に着く。

最近は日没時刻が16時58分というような感じ、「午後5時寸前」という次元にまでなっているので、午後5時半近くともなれば少し暗い感じになってしまっている。

過日は乗車したという経過が在ったが、到着した車輛はこのまま折り返し運転で、17時44分に発車して札幌駅を目指すのである。

稚内駅を発つ…(2024.10.05)

↓キハ261系ディーゼルカーは発車の準備も整い、乗客を迎え始めた。既に前照灯も点いている。
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↓乗込む列車は旭川駅迄の259kmを走破する。
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↓身軽ではあるとは言え、少し嵩張る荷物は棚に上げる。そして席に着く。
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↓駅ビルの御店で飲物を仕入れておいた。
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「好き旅路に杯を傾け…」と飲物に口を付け始めると列車は動き始めた。列車で出発というのは、何時も好い感じだ。

列車の到着…と言うより入線…:稚内駅(2024.10.05)

↓朝の稚内駅に列車が現れる。
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↓6時36分に出る特急列車だが、6時20分頃になると稚内駅のやや南に在る踏切の警報音が聞こえる。そしてキハ261系―過去には「代走」で違う型の車輛が現れたことも在った。近年では同じ型ながら新しい車輛ということになる<はまなす編成>や<ラベンダー編成>が現れる場合も在る。―の姿が覗く。
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夕刻に稚内駅を発つ列車の場合は、旭川駅からの列車が到着後に折り返すということになるので、こうやって列車が見える場面では「到着」ということになると思う。朝の列車の場合には、前日に稚内に到着した車輛が待機していて、その車輛が稚内駅にやって来るので「入線」ということになるであろうか。
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↓如何でも構わないようなことを考えながら眺めていれば、キハ261系ディーゼルカーはゆっくりと近付いた。
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↓稚内駅で停車する直前、列車はかなり減速して慎重に進む。列車は停車した。
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↓やがて前照灯が消える。そして順次乗客が乗車し始める。
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稚内駅に関しては、到着する車輛を正面側から観られる場所が設えられていて、それが好いというように思っている。今般もその眺めを少し愉しんだ。

雲と天…或いは天と雲…:稚内駅(2024.10.05)

↓稚内駅の辺りに至って天を見上げた。曇天だ。
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↓「雲が在る場所」を「天」と呼ぶのか、「天」に「やや多めな雲」が浮かぶのかと余計なことを想い始めた。そうすれば雲の一部が明るくなり、海鳥が飛ぶ様子が見えた。「天」は「雲」が如何であろうと「天」な訳だ。
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↓この雲の向こうへ向かおうというような気分で列車が現れるのを悠然と待った。
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色々な気分で雲と天、または天と雲を見上げる。カメラを提げている場合にそれを使い、後から画を観て撮影時の気分を思い出すというのも好いかもしれない。

<Seicomart>…(2024.10.05)

↓稚内駅のビルに入っている。国道に面した場所に在る。原則的に休業日は無く、加えて拙宅からも近い。非常に頻繁に立寄る御店だ。
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↑午前6時に御店は開く。朝の特急列車を利用する時は、ここで飲物等を求めるのが定番で、今般は列車で発つ前にそのようにした。

何となく、列車で発とうと気持ちが弾む中でカメラ迄提げていると、何気なく眺めるばかりのコンビニの様子を写真に収めるようなこともしてしまう。

朝に…(2024.10.05)

↓列車で出発しようとする朝、ゆとりを持って稚内駅の辺りに足を運んだ。
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↓多少、雲は多い感じではあるが、天には明るい部分が増え始めた。
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↓15℃を切るような気温帯だ。少しずつ気温帯が下がる感じであるのが10月かもしれない。
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列車で発つ場合には程好いというような天候かもしれない。眼前の「始発駅」たる稚内駅から列車に乗るのだが、何か気持ちが弾む。

水辺に…:旭川駅南東側(2024.10.08)

旭川に在って、早朝の雲が多目な様子から天候が好転した中で歩き廻っていた。旭川駅の東側から、駅の南側を歩き廻った。

↓旭川駅南東の橋の辺りからの眺めだ。
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↑雲の感じと相俟って、水辺の様子が美しいと思った。

↓何か「昔のSF映画」というような雰囲気を思い浮かべる光景であるように思った。
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歩き廻って、景色が興味深い場所は幾らでも在るのだと思う。歩き廻った場所の数だけ、そうしてみた回数の分だけ、興味深い何かに出くわすことが出来るのであろう。

STARBUCKS…(2024.10.08)

↓こういう建物を眼に留めた。
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↓何時頃から在るのか?この旭川駅の南東側に<スターバックスコーヒー>の御店が在ることは承知していたが、立寄ってみたということは無かった。
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↓少し近付いてみた。
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↓入口の側に歩み寄った。最初は「入口??」と思って、少し見回して探してしまった。
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↓中はこういうような感じだ。御店の方が詰めて商品を供する場所が在って、店内での飲食の際には、それを囲むように建物の内外に配された席を利用する訳だ。
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↓こういう感じで寛ぐことにした。
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↓「ニューヨークチーズケーキ」を頂いた。
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↑とりあえず「御店が在るのは知っていたが、立寄ったことの無い<スターバックスコーヒー>の御店だ。歩き廻っていて、一息入れるのに好適というタイミングだ。珈琲を頂いて寛ぐのだ」というように考えていた。ケーキは、その場で眼に留め「誘惑に屈してしまう」というように、そして衝動買いで頼んでしまった。定番なケーキと言えるように思うが、なかなかに美味い。

↓店内用マグカップで供される普通の珈琲も好い。個人的には砂糖やミルクは使わない。
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↓暫し寛いで、建物の少し手前の道路側に出た。結局…「車で動いて立寄る」というようなことが想定されているのであろう。橋の側から徒歩で近付いて立寄るというのは少数派なのかもしれない。
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それでもこの場所が、何となく思う以上に旭川駅の建物の東側に近いことに気付いた。そして普通の珈琲と定番なチーズケーキというのが美味しい場所でもあった。カフェとの好い出会いとなった。

朝に…:11階の眺望:旭川(2024.10.08)

旭川の宿の居室で朝を迎えた。

↓窓が西側を向いた居室だった。未だ暗いが、雲が多目で、少し向こうに霧のようなモノも見えていた。
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↓「暗い」感じが抜けた後も何か霧が多い感じになった。
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↓やがて少し光が強くなった。
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↓天候が好転し始めたというように感じられる状況になって行った。
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列車で稚内へ引揚げることにしていた日だったが、ゆっくりと昼の列車に乗る予定としたので、朝はこの宿の居室でゆったりと過ごしていた。こういうのも時には好い。

限定Tシャツ…(2024.10.08)

↓このTシャツの新しいモノが在った。出先での替え用に持ち出し、旭川の宿の居室で引っ張り出した。
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↓風力発電の風車というのが稚内らしい。限定デザインで、稚内の限られた御店で売られているというモノだ。
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これを着て、長袖ワークシャツを引っ掛けた状態で旭川で少し歩き廻り、列車で稚内へ引揚げたのだった。