旭川を午後1時半頃に発車する列車に乗って稚内へ引揚げるという予定で、予定のとおりに列車に乗った。車中、居眠りという展開も多かった。そうなると飽く迄も「感覚」ながら「意外に早い?」と感じる。列車の運行時間に何らの変化も無い。順調な運行だった。
あの日本海が覗き、条件によって海上の利尻富士が車窓から望むことも出来るという区間は、北上する列車の場合には「もう少しで南稚内駅で…」というような辺りに相当するので、かなり北上した辺りになる。そして「海が見える区間」に差し掛かって直ぐに利尻富士が見える。個人的な感覚では、逆区間の「少し先に見える」という様子から、次第に近付くというのが「観易い」というように感じる場合が多い。
10月上旬、辺りの日没時刻は午後5時の少し前である。旭川から稚内の午後の列車であれば、日本海が覗き、条件によって海上の利尻富士が車窓から望むことも出来るという区間を列車が通る頃には、日没時刻を少々過ぎていることになる。
↓日没後で暗くなり始め、カメラのシャッター速度が上り難く、何か景色が流れる感じの写真になった。

↑窓の外が暗い場合、明るい車内の様子が窓に映り込んでしまい、窓の外を意識した写真は撮り悪い場合も在る。
↓日没後の光に染まる天を背景に利尻富士のシルエットが好い感じだ。

偶々、
1ヶ月前の9月8日に同じ時間帯の同じ列車に乗った経過が在った。両者を比べると、10月8日は明らかに暗い。
それ以前に好い感じに利尻富士が見えていたのは、自身の見聞の範囲では、
2024年1月に遡るということになる。
今般、なかなかに好い感じで利尻富士が観られた。加えて9月、10月と列車に乗車した都度に観ることが適った。何か好運が続いた感だ。時にはこういうのも好い。