自販機と灰皿と…:早朝(2024.12.06)

列車の入線を待つ「数分間」が酷く長く感じられる場合も在る。

↓こんな場所を見付けた。
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↑誰かがやって来て利用することを期待し、天候や気温を度外視してそこに在り続ける自販機や灰皿である。或いは、誰も顧みないかもしれない。それでも一向に構わず、そこに在る続ける訳だ。

↓こんな様子の灰皿を眺め、一寸利用しながら列車の入線を待った。
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早朝に…(2024.12.06)

↓身軽…」とは言え、他地域へ所用に出る荷物を持てば、日頃とは動きの勝手は少し違う。そんなことを思いながら歩を進めたが、今朝は道路の平滑化を企図した除雪作業の影響で足元が滑り易い中を歩いた。

↓そして稚内駅周辺に至った。
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↓氷点下4℃を伺うような気温だ。
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↓多少寒いと言って、俄かに如何なるのでもないと思っている。他方、足元が悪い中で迂闊に転倒すると、想像以上のダメージを被す場合も在る。そう考えて気が張った。
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↓屋内に入り込むと、安堵感が拡がる。動き易い。
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こういう「独特な早朝の風情」が何となく気に入っている。

夕べに…:<蝦夷前やきとりism>(2024.12.06)

このブログで写真を記事化した分だけで意外に多数になっているのだが、旭川で少し長く親しんでいた御店が在った。その御店が閉店し、少し場所を変えて新たに開店ということになった。新たな場所の準備が整い、11月下旬に御店が開いたと聞いていた。

↓「隠れ家的な風情が好さそう」と新しい場所の準備を進めたということだが、辺りの関係無い一画を何周もして、「えっ?あちら側?」ということになり、漸く辿り着いた。
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↓建物の2階の奥に御店が設えられたようだ。
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↓入口が渋い。
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↓御店に御邪魔した。
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以前と変わらず、店主氏御夫妻が朗らかに迎えて下さった。「開店おめでとうございます」ということであるが、結局、こういう御店は立寄ることが出来る時に立寄るというのが好い筈である。今般、立寄る機会が設けられて善かった。

↓出汁で味付けの枝豆と、野菜の浅漬けという御通しを摘まみ、<赤霧島>をロックで御願いした。
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↓御湯割りも好きなのだが、何となくロックが好いような気がした夕べであった。
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↓鳥精である。大き目な鶏肉を確り焼き上げる。凄く美味い、御店の看板メニューのようなモノだ。
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↓長野の善光寺門前町の老舗から取り寄せている七味唐辛子を一寸点けるのが好い。
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↓下味を付けて焼き上げる「漬けササミ」も、この御店の独自の工夫という感じで好い。
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↓熱い器が登場した。
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↓鳥出汁と昆布出汁を合わせたスープである。こういうのが好い。
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↓確り焼き上げた手羽先が凄く好い。「鶏肉を頂いた!」という満足感が高い。
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↓そして鶏挽肉を使ったキーマカレーだ。
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気に入っていた御店は健在で、調理関係の設備が以前より充実し、新たな工夫で色々と面白いモノも登場しそうな感じだ。

時々立寄る出先の街にも、少し馴染んだ場所が出来るというのは好い。そして御店の皆さんに朗らかに迎えて頂けるというのは嬉しい。初回は少し迷ったが、居f後は迷わずにこちらにも寄ろうと思う。

旭川駅到着…(2024.12.06)

稚内駅で列車に乗込み、列車が旭川駅に到着すると、多少身体を伸ばして一息入れながらホームで乗って来た車輛を眺める。

↓これは列車の後尾側だ。稚内に在る者としては「我が街の特急列車」というイメージが少し強いキハ261系ディーゼルカーである。
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↑冬季には、列車の後尾に走行中に跳ね上がった粉雪が付着する。そういう様子が観られる時季がまたやって来た。

↓旭川以遠へ向かう場合、右側の789系電車の札幌行に乗換えることが出来る。
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↑キハ261系ディーゼルカーと789系電車は初登場の時期が近く、中のメカは全く違うのだが、列車の先頭や後尾になる運転台を備えた部分の形状が酷似している。

↓キハ261系ディーゼルカーは回送となる。列車後尾側であった方の運転台に運転士さんがやって来て、車輛基地へ移動することになる。
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↓雪が付着した冬季の様子が、何か凄く似合うような気もする。
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↓旭川の駅名標だ。
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↓駅の東側から外へ出て、宮下通、更に1条通へ通じる通路を進み、一寸振り返った。
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こういうような具合に、「多少勝手知った(つもりになっている)他所」である旭川に着いた訳だ。

列車の入線…:稚内駅(2024.12.06)

↓静かな朝の駅に列車が姿を見せる。
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↓稚内を含む区間で、列車は然程速度は上げないのだが、稚内駅周辺は少し極端に減速する。ゆったりと列車が近付く感じだ。
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↓「朝」というより「夜」に列車が到着する場面のようにも感じられる。
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↑実は10月にも同じ時間に列車が稚内駅に入る場面を見ている。10月の場合は周りが明るく、朝であることが判り易い。12月になれば、明るくなるのは遅い。

↓所定の位置で列車は停止した。
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↓やがて改札が始まり、列車は乗客を迎え始める。
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ランチ…:<ramo けいなのおばんざい>:旭川銀座商店街(2024.12.06)

旭川に着き、所用を足した。そこから理髪店を利用した。昼食には程好い時間帯になっていた。

↓何度か立寄って気に入っている御店を目指して、慎重な足取りで歩いた。
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↑天候は若干好転して陽射しが心地好い感じもしたが、足元の積雪表面が融けて凍るという感じになってしまって、少し歩き悪いことは否めなかった。

↓食事を愉しむ御店ということが伝わり易いようにと、店頭の掲示物に少し工夫を加えたらしい。
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↓立寄ってみた。
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↓「推し!」というように、眼前に在った。迷わずこれを御願いした。
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↓「家族の一寸した御愉しみ」という風情の、つくねや野菜の鍋である。アッサリしているようで国が深い出汁で煮込まれた具材は好い。
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↓鍋に添えられた大根おろしである。が、これは如何見ても「シマエナガ」だ。
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↑シマエナガは、アイヌ語で「雪の鳥」という意味の「ウパシチリ」と呼ばれるそうだ。冬季にはフカフカの白い羽毛に身体が包まれるのだそうだ。なかなかに人気で、色々なグッズも売られている。

↓食後に珈琲を御願いした。一口、ビスケットも頂いた。
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↓何気なくラジオを置いて、ラジオ放送の音声が静かに店内に流れている感じだ。
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店主氏や居合わせた方と歓談し、少し愉しく過ごした。都心部の端というような位置で、来訪者で賑わうような一画でもないと思われる場所の御店で、地元の人達が立寄る「街角の憩いの場」という雰囲気が好ましい。自身は「やや遠い辺り」から時々訪ねるという、少し変わった感じの存在なのかもしれない。時々立寄る旭川で、「あそこが営業?では寄ろう!」という場所が在るのは嬉しく、有難い。

早朝に…(2024.12.05)

↓稚内駅の辺りに至った。
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↑右端辺りに札幌へ向かう都市間バスが待機している様が見える早朝だ。道路は「冬らしさ」が増しているように見えた。

↓雪の中に灯りが漏れるような様子だ。早朝なのだが、未だ暗いので夜のようにも感じられる。
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↓氷点下4℃を伺うような気温だが、辺りが綺麗に雪に覆われている。
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↓体に当たる風が存外に冷たい。気温も低いので不思議ではないが。
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↓このまま雪は居座り続けるのであろうかというようなことが気になり始める。
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冬は俄かに「らしさ」を増して行く。