<第一市場>:旭川銀座商店街(2024.12.06)

↓独特な存在感が放たれる。歩を停めて見入ってしまい、提げていたカメラを使う。
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↑濡れた路面に建物が映り込む。

↓建物の壁も、難解かに亘って手を施したように見えるが、何度も手が施されていて、何が如何なっているのかが判り悪いような様子になっている。
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↓正面側に廻り込んだ。
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1918(大正7)年に<第一市場>という場所が出来たという。その流れを汲む市場ということになる。「市場」としては旭川市内で最古と目されるそうだ。

この<第一市場>が在る辺りは「旭川銀座商店街」となっている。「銀映座」という映画館に由来するらしいが「銀座」と呼び習わされ、「旭川銀座商店街」ということになって行ったそうだ。

↓何か「地域の歴史」が何気なく横たわっているかのような、少し不思議な様子の場所だと思った。
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辺りを通ると、提げているカメラを「使わずには居られない」というような気がする場所だとも思う。

<上川倉庫> 事務所棟等…(2024.12.06)

↓旭川駅の北側で東西に延びる宮下通を歩き廻ると、この辺りに至る。
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↓一画の古い建物を遺して利用している上川倉庫である。
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↓旭川市内に現存する木造建築としては最古と目される<上川倉庫>の事務所棟である。
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農業、醸造業、建築業、木材業等の産業関係、旭川に立地した軍の師団に関連する事柄等、貨物の輸送需要が高まり、それに応えた<上川倉庫>が手掛けた倉庫事業は大変に栄えたそうだ。そんな歴史を伝える建物が「普通に街の中に在る」というのが好い。旭川を訪ねる都度という程度に眼を向ける場所だ。

車窓…:貨物列車積載仕様のコンテナ(2024.12.06)

稚内から旭川へ列車で南下し、車窓から見えている様子が「旭川市の域内」と気付く。そして少し経つと見える光景が在る。

↓これである。
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↑貨物列車積載仕様のコンテナが積上げられ、コンテナを積む貨車も並んでいる。

旭川以北、稚内迄の区間で貨物列車積載仕様のコンテナそのものは見掛ける。稚内でも時々見る。が、何れもトラックで運ばれているモノである。貨物列車は旭川以遠では石北線で運行されているが、宗谷線では運行されていない。

↓そういう意味で、貨物列車積載仕様のコンテナに加えて貨車、更に貨物列車を牽引している型の機関車が車窓に見えると「旭川に来た!」という気分が高まる。
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↑思わず、提げていたカメラで写真を撮った。コンテナや貨車は写ったが、機関車は一寸タイミングが合わなかった。

こういうような「移動中の眺め」というのも少し面白いと思う。

車窓…:雪と森と(2024.12.06)

↓冬季に列車で移動すると、こういうような様子を頻繁に見掛ける。
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↓針葉樹が主体の森が見え、木々が雪を被った感じは「冬季の北海道」という雰囲気が色濃いと思う。
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↓積雪の時季が本格化して行くような感で、未だ雪は然程深くない。
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稚内から旭川へ列車で南下する中、旭川が近付いて塩狩峠を抜けるような辺りで、何となく車窓を眺めながらカメラを使ってみた。時にはこういうのも好いかもしれない。