早朝の雪…(2025.02.19)

前夜は、多分午後8時以前に眠ってしまっていたと思う。午前4時前に眼が開いた。やがてさらに一寝入りした。

↓起き出したが、未だ暗い時間帯だった。そして戸外の様子を伺った。
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↓降雪中だが、雪が風に舞っている。
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↓街灯の灯りに、降っているのか、風に舞っているのか、雪が照らし出される感だ。
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雪交りな1日になって行きそうな感じの早朝だ。

旭川駅到着…(2025.02.17)

札幌駅で乗車した列車が旭川駅に到着した。
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↑札幌から旭川へ進む場合の<ライラック>は、列車の後尾側になる5号車と6号車が自由席になる。最後尾の6号車に乗車していた。下車して車輛を眺めた。

↓列車の後ろ側に少し雪が跳ね上がって付着していた。「冬らしい」という感じかもしれない。
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↑旭川駅のホームだが、列車の最後尾側には雪が吹き込んでいる感じで、足元に白い雪も見受けられた。

今般、旭川に立寄った中では、氷点下二桁という次元に厳しい低温からは免れた。相対的に穏やかな中で過ごしたと思う。

札幌駅を発つ…(2025.02.17)

↓札幌での所用を無事に足したので、北へ引揚げる途に就こうと札幌駅から旭川駅へ移動するということにした。出発列車の案内を見て乗場へ移動する。
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↓乗車する列車は<ライラック>だ。
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↓先頭車の脇に北海道内各地のイメージのイラストが入っているのが一寸好い。
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↓以前は「自由席=指定席」または「自由席>指定席」であった札幌・旭川間の特急列車だが、何時の間にか「自由席<指定席」になった。そうなると?自由席が混み合うだけである。指定席が満席になる場合も在るが、結局は札幌から旭川ではなく、途中の岩見沢や美唄との往来に使うような利用者も多く「態々、指定席を取るような乗車時間でもない」というのが多いのだ。
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↓とりあえず自由席に陣取った。身軽な感じでの乗車である。
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↓好き旅路に盃を傾けるという感じだ。
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こうして北上の途に就いたのであった。

新札幌駅を発つ…(2025.02.17)

所用が無事に済んだ。

↓新札幌駅へやって来た。
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↑程々に年季が入った駅名標が愛おしく思う。札幌駅へ移動し、ロッカーの荷物を引き取り、北へ引揚げる行程に入って行くことになる。

↓反対側のホームに現れたのは「北広島行」という普通列車の731系電車だった。
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↑札幌圏の電化区間では珍しくはない車輛なのだが、「北広島行」というのが個人的には耳新しいような気がした。そういう行先が登場したのは比較的近年であったように思う。

↓731系電車の「北広島行」が発車した。
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↓札幌駅へ向かう列車が姿を見せた。
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↓列車は減速しながら停車位置へ進んでいる。
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↓間も無く停まる。721系電車だ。
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朝の新千歳空港行のように車内は混み合っていなかった。普通に着席出来た。

余計な事を加えておくが、僅かに10分に満たない乗車時間で札幌駅に着くのだが、所用を足して着席で移動の安堵感、コンディションが好く元気に動いていたこと、気持ちが昂って余り眠っていないような感でもあること等々が相俟って、何となく居眠りに陥りそうになった。札幌駅が近付いた辺りでやや慌てた。

スープカレー…:<一灯庵 サンピアザ>(2025.02.17)

新札幌駅界隈で昼食を摂ろうとした。

↓JR新札幌駅、地下鉄新さっぽろ駅に直結の商業施設の地下に飲食店街が在る。その中の一軒に立寄った。
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↑偶々、立寄る間隔が少し開いていた。久し振りだ。

↓スープカレーの御店だ。
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↑タイカレー風のグリーンという辛口のスープを大盛で米飯が少な目、チキンをメインの具材でベーコンをトッピングというように御願いした。

↓こういう具合に供される。
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肉や野菜がタップリで「食べる」という感覚のスープというのが「スープカレー」だと思う。北海道内ではポピュラーなモノであるというが、殊に冬季は身体が温まる感じがするメニューだ。

721系電車…:新札幌駅:朝(2025.02.17)

↓朝の新札幌駅に到着した。
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↑ホームに下りて、列車の後尾側に歩を進め、一息入れながら車輛を眺めた。721系電車だ。

朝、札幌駅から新札幌駅へ移動しようと千歳線の列車が出ているホームに上った。眼前に新千歳空港行の快速列車が待機中だ。未だ乗れると思い、歩を進めて空いている扉を潜って車内に入った。

721系電車では、各車輛にデッキ状の箇所が3箇所在って、クロスシートが並ぶ客室が2つ設けられている。そのデッキ状の箇所に足を踏み入れた。漸く入り込んだという感じだった。空港へ向かう列車なので、大き目な荷物を持った国内外の旅行者で溢れていた。

乗込んだのは進行方向右側の扉であった。新札幌駅で下車する際には進行方向左側の扉が開く。乗客達や彼らの荷物が一杯で進み悪いように見受けられた。右側の扉の傍に立っていた。

そして驚いたのだが、腰より少し低い程度の高さに、小さ目なキャリーケースが床にでも置いているような感じで横になって置かれていた。不思議だと思ったが、かなり大きなキャリーケースの上にそうやって置いているのだ。荷物の主は、互いに英語で話している、御夫妻と3人の児童達という御一行と見受けられたが、彼らの荷物で左側扉へ進む通路は完全に塞がれていた。

721系電車は客室に座って乗車という時は快適だが、乗客が多い時は窮屈だ。そして身動きし悪い程度の混雑度だ。と言って、札幌駅から新札幌駅は10分を少し切るというような乗車だ。それでも通路が荷物で塞がれているのでは下車出来ない。

間も無く列車が新新札幌駅に着く時に「Excuse me. I shall go out...」と声を出した。通り道をふさいでいた荷物の主が、それらを何とか動かしてくれたので何とか通り抜けられた。「Thanks!」と言って下車した。

↓そういうような様子だったので、ホームに佇んで一息入れたくなったのだ。そうやっていれば、列車は先を目指して動き始めた。
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↓朝なので新千歳空港へ向かう人達が多かったのだと見受けられた。そういう時間帯、この721系電車は少し不便かもしれない。
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721系電車は少し数が減っているというように聞くが、それでも未だ存外に出くわす機会は多い気がする。

自販機…:旭川(2025.02.17)

夕食を愉しんで寛いだ後、少し状態の悪い足元に意を配りながらゆったり歩いて宿へ引揚げようとした。

↓駐車スペースの隅に在るモノが眼に留まった。
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↓やや多目な雪を載せた自販機だった。
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↑こういう状態でも自販機は稼働していた。

微妙に湿った堆くなり易い雪が、風に舞わずに森々と降る関係でこういう具合に積もる訳だ。自販機は、やや多目な雪を被りながら利用者を待ち続けているような感じになる。少し面白いと思った。

夕べに…:<おばんざいや ゆるり>:旭川(2025.02.17)

昨年10月に立寄った御店を不意に思い出した。

↓「夕べの散策」を兼ねて再訪した。
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↓飲食店ビルの1階に在る御店だ。
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↓御通しが豪華な感じの御店である。
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↓3種類と思っていれば、もう1種類在った。
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↓「黒ぢょか」は結局は芋の本格焼酎を御湯割りにしたモノに似ているのだが、少し違う感じになる。これが凄く好い。殊に冬季には凄く温まる。
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↓夕食を摂りたかったのでオムライスを御願いした。
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↓クラシカルな感じの美味いオムライスだ。
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↓タラのフライも頂いた。
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各地からの来訪者も、街の人も交じっている感じで、一寸居心地の好い御店で寛いだ。好かった。

12階の眺望…:夕べに(2025.02.17)

馴染んでいる宿にまた滞在している。

↓夕べに出掛けようと窓の外を眺めた。
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先日は東向きの窓だったが、今般は西向きの窓だ。西向きの方が少し賑やかだと思う。

昨年5月に12階の西向きという眺望を愉しんだ経過が在った。こんな様子にも少し馴染んでいることに気付く。

鳥居と路面電車と…:札幌三吉神社の境内(2025.02.16)

札幌三吉神社を参拝した。

↓境内から鳥居を見れば、鳥居の向こうに路面電車の軌道が敷設された南1条通が見える。
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↓南1条通を往く路面電車も見える。
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↓路面電車が往く様を眺め入ってしまった。
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↓鳥居の真前を路面電車が通り過ぎる。
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↓そして路面電車は見えなくなった。
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一寸面白い様子が観られることに気付いた。好かった。

札幌三吉神社…(2025.02.16)

所謂「電車通」、路面電車の軌道が敷設されている南1条通を少し歩いた。

↓西8丁目停留所の傍に神社が在る。
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↑何か「冬らしい」という風情の神社だ。時季としては高目なプラスの気温で積雪は些か緩んでいたが。

↓<三吉神社>という神社だ。
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1878(明治11)年に秋田県出身の方が「大平山鎮座三吉神社御分霊」を奉斎し、翌1879(明治12)年に現在位置に遷座しているのだという。勝利成功、事業繁栄の神であるという「藤原三吉神」等を御祭神としている、札幌では長い歴史を誇る神社ということになる。

札幌に限らず、北海道内には各地の人達が移っている経過が在ることから、方々の神社の「御分霊」が祀られたことを起こりとする神社が見受けられる。この三吉神社もそうした例の一つだ。

↓趣深い社殿だと思いながら眺めて参拝した。
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↓「藤原三吉神」は秋田県の山岳信仰から登場したのだという。そういう神を祀る力強い感じがするデザインの社殿であるとも思った。
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↓御朱印も頂いた。「藤原三吉神」の画が入ったモノと、「月替わり」ということで節分の画が入った2月のモノである。
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↑「藤原三吉神」は曲がったことが嫌いで、力持ちであり、弱気を援け、悪を挫くという、破邪顕正の神なのだという。その画が入った御朱印が凄く好い感じだ。画は「力自慢の正義感」というような人物のようだと思う。極々個人的なことだが、母方の祖父母が秋田県出身ということで、秋田県に起源が在る神社の御祭神については、勝手な親近感を抱いてしまう。

自身のコンディションが少し好くなって、元気に歩き廻って神社を訪ねることが叶うようになったのは「感謝すべきこと」だと強く思う。参拝して感謝の意を表した。そういう「一寸したこと」を報告するような感で、眼に留まった神社で参拝というようなことも好いような気がする。信心という程に身構えるようなことでもない。「生かされている」ということに、時には感謝したいという程度のことだ。

読み方が判らない…(2025.02.17)

6輛編成で新札幌駅に現れた721系電車の先頭の扉から乗り込んだ。デッキから客室に入って直ぐ辺りの1人掛けになっている座席が空いていたので着席した。眼前に広告やJRからの御報せが掲出されている場所でも在る。

↓その御報せらしきモノを何気なく見て、一瞬「固まる…」というような気分になった。
16-02-2025 X100F (22)
↑台湾で使っている文字の中国語とハングルが在るのだが、日本語が無い掲示物だった。

掲示物が伝えようとしている内容は、交通系ICが使える線区を地図上で示し、方々の「名前を聞くような街」の線区では使えないので切符を求めるなどして列車に乗車されたいということなのだと思う。

そういうようには「思う」のだが、自身は全く読めない。台湾や韓国からの旅行者が非常に増えている中、交通系ICが使える、使えないとゴチャゴチャするのであろう。

交通系ICは便利だが、何処ででも利用可能でもない。煩雑な様子になっている場所は北海道内だけではなく、色々な地域で見受けられる。実は国内の人でも余り判らないというのは多く在るように思う。

自身の場合、交通系ICを使って列車やバスに乗車可能では無い地域に住んで居て「使える場所に行った際に一寸使う」という様子だったことから、「何処ででも」という感じで使おうとはしない。大概は「とりあえず切符を買う!」である。

国外からの旅行者は、大概は交通系ICが「当然化」している大きな街に着いて、そこから各地を目指す。そうなると「何処でも利用可能」と思い込んでしまうのであろう。少し前迄、旭川駅も利用可能ではなかった。改札口でゴチャゴチャしている人達を時々見掛けたが、画の掲示物の言語を使う人達に限られてはいなかった。そういう場面では、色々な地域の言葉が聞こえた。日本語も含めてである。

それにしても「不思議な掲示物…」という程度に思った。そういうことを思っていれば、乗っていた列車は直ぐに目指していた札幌駅に着いた。

「大変危険です!歩きスマホ」…(2025.02.16)

列車で札幌駅に着き、東改札口へ向かおうと少し歩いた。

↓「お知らせ」というコーナーが設定され、何やらポスターが掲出されていた。
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↓眼に留まったのはコレだ。
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↑「歩きスマホ」の連中のイレギュラーな動きに苛立った場面が何度となく在った。階段等は危なっかしい場合が見受けられる。更に、何やら大きなキャリーケースを引いている状態に「歩きスマホ」のイレギュラーな動きが加わってややこしい。足元が悪いのでもない駅の中でも面倒だが、この時季は足元が悪い駅周辺の戸外にもそういう連中が現れる。普通に足元に注意して歩くべきだ。足元を見ずにスマホの画面に見入っている連中が居る。そういうのが足元の悪い場所で転倒でもして、居合わせて巻き添えになると迷惑千万だ。

駅に在っては、空いている壁面全てに“歩きスマホ厳禁!!”」とでもポスターを掲出しても構わないかもしれないという程度に思う場面も在った。尤も、「歩きスマホ」の連中はスマホの画面しか見ないので、その辺の壁全てにポスターを貼っても、見ることが出来ない、しない、する気も無いという状態なのだと見受けられるが。

今般、札幌に出て最も憤りを覚えたのが「歩きスマホ」である。ポスターも見掛けたので、敢えて綴っておきたい話題だ。

札幌駅到着…(2025.02.16)

少し早目な時間帯に旭川駅で列車に乗ったのだった。

↓「好き旅路に盃を傾ける」ということも交えて、少し空いていた車中で寛いで居れば、何時の間にか列車は札幌駅に着いていた。
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↑やや忙しい札幌駅では、列車は直ぐに回送になるようだ。

車中でぼんやりしていてうとうととした時間も交じったので、「ここまで運んでくれて有難う…」と車輛を眺めながら身体を少々伸ばしていた。札幌で少し街を歩き廻ることを思い描いていた。

「忙し過ぎない」という程度に、「所用を足しに出る」という営為を「旅…」という風情にして愉しんでしまうというようなことをするのが気に入っている。

旭川駅を発つ…(2025.02.16)

↓旭川駅の北側東口に到った。
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↓未だかなり静かだ。
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↓「広さ」が際立つように思う。
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↓休日なので、午前中の札幌行の列車は混み合う。そう思って早目に移動してしまおうと思い立った。出先で好い状態で動き回ることが叶い、気持ちが昂って余り眠らなかったので、朝早くから動いたのだ。
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↑如何でも構わないが「えきねっと」の看板が歩く進路に在って、やや邪魔だと思った。

↓改札を潜った辺りの感じは、大きな美術館や劇場を思わせる。
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↑列車の旅は人生というドラマの大切な場面になる場合も在る。旅立つ人々が通る場所は、美術館や劇場という存在感を放つのかもしれない。

↓<カムイ>に乗車して札幌へ向かう。
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↓既に<カムイ>は待機して乗客を待ち受けていた。
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↓札幌方面へ向かう列車は後尾の1号車、2号車が自由席だ。
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↓行先表示を確認した。
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↓車内に入り込んだ。
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↓自身の流儀に則って身軽に動き回る。
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↓好き旅路に盃を傾ける。
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「間も無く発車します」のアナウンスが在って<カムイ>は進み始めた。やや早い時間帯なので、列車内は空いていた。ゆっくりと寛ぎながら移動した。

<1107>…:所謂「電車通」…:札幌の路面電車(2025.02.16)

北海道庁の辺りを通り、南下するように街を歩いた。

南1条に到った。路面電車の軌道が敷設されている。所謂「電車通」だ。

↓路面電車が現れた。
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↑連接ではない構造で低床型とした1100形である。<1107>だ。ピカピカの車体に街の風景が映り込んでいる。

プラスの気温になっていたようで、融雪が進んでいる感じだった中、路面電車が現れると「札幌へやって来た」と少し実感する。

<北海道庁旧本庁舎>(赤レンガ)(2025.02.16)

札幌駅の西側の道、家電量販店や大きな書店が在る辺りを南下する。

↓ここに行き当たる。
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↓工事が続いていたが、外観は以前と余り変わらない感じになったと思う。
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2022年9月に建物の真中のドーム状の屋根を外しているのを見掛けて驚いた。2022年12月には建物の画を描いた覆いが被せられた状態になっていた。2024年9月にはドーム状の屋根が載せられた。2024年12月には足場も外されていた。札幌へは何度も足を運んでいて、辺りを通り掛かる機会も在ったので、工事の様子を眺めていた。

↓中に入ったことが全くないというのでもない建物だ。が、中が公開されるようになったら見学をしてみようかと思った。そんなことを考えながら建物を眺めていた。
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この辺りも午前中の時点で、各地から訪れているという雰囲気の方達が少し多く見受けられた。自身も「各地から札幌を訪れている」という一人ということにはなるが。

すすきの交差点…(2025.02.16)

↓相変わらず<ニッカウヰスキー>の看板が目立つ。すすきの交差点だ。こういうように看板が見える辺りでは、記念写真を撮る人達が非常に多く見受けられた。
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↑<ニッカウヰスキー>の看板は「W.P.ローリー卿」という19世紀の人物がモデルらしいのだが、「キング・オブ・ブレンダーズ」と呼ばれるそうだ。看板は1969年に登場したそうだ。そして1986年、2002年、2013年と改装されているそうだ。更に2019年には夜の照明がLEDに切替えられたのだそうだ。

街の都心部の特定地区というイメージを通り越し、「札幌」とでも聞けば思い浮かべるような光景かもしれないこの看板だ。今後も輝き続けて欲しいものだ。

シカゴ・ホワイトソックスのキャップ…(2025.02.16)

幼少の頃、“親父殿”が言っていた気がする。「頭は帽子を乗っける台ではない。使うためのモノなのだ」というようなことである。

自身の頭は?“親父殿”の言に反して「帽子を乗っける台」のようになってしまっているかもしれない。帽子を被る頭は1つだけだ。にも拘らず、多数の帽子を所持している。そして「気分…」で頻繁に様々な帽子を使う。

↓米国のMLBのシカゴ・ホワイトソックスのキャップだ。1901年からの伝統を誇る。現行のアメリカンリーグが成立する以前から在るチームだ。
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↓このキャップには「Chicago」(シカゴ)というロゴが敢えて入っている。
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↓定評の在る<ニューエラ>のキャップだ。
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↑札幌駅のビルに在るショッピングモールを冷かしていて、眼に留まって衝動買いという次第だ。「7 3/4」という自身に好適なサイズのモノが在ったという状況も手伝っての衝動買いだった。

↓米国の都市ではサンフランシスコとシカゴを訪ねた経験が在る。かなり古い話しになってしまってはいるのだが。そういう意味で両都市に纏わるグッズを好むという側面が在る。
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近年では日本の選手がMLBに挑戦して活躍という例も少なくないので、MLBのキャップもポピュラーなモノになっていると思う。が、シカゴ・ホワイトソックスで日本の選手が活躍した経過はやや旧い話しなので、このキャップは然程見掛けないような気もする。

訪ねた想い出も在るシカゴに纏わるキャップだ。大切に使おう。

X100F:車中にて…(2025.02.16)

乗っていた列車が札幌市内に入った。

↓何となくX100Fを引っ張り出した。
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↑痛みが激しかったストラップは新しいモノに換えたが、ケースは2017年に求めてからそのまま使い続けている。

↓何かソ連か東ドイツか、そういう「歴史」になってしまっているような遠い国から、随分前に持ち込まれたカメラを想起される場合も在るらしいがそうではない。2017年以来、殆ど毎日のように使用するばかりではなく、風雨や雪に怯まずに戸外へ持ち出していて、凄く年季が入ったということなのかもしれない。
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↓ケースを外してみるが、X100Fは「往年のカメラ」というような外観であると思う。カバーに護られ、中身は然程傷んでいない、
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↓撮影時にはレンズ部分のキャップは外して使用する。
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↓2017年秋以降、このX100Fは何処にでも同行していると言って過言でもない。このブログの撮影地別カテゴリの各地で2017年以降に訪ねている全ての場所にこのX100Fは持参している。
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X100Fは十分な描写性能でフィルムシミュレーションが使えて、防塵性能や低温耐性に関して特段に何かが謳われているのでもないのだが意外にタフなカメラである。ケースで本体を保護しながらであるが、雨や雪の中でも使う場合が在り、加えて冬季の低温の中でも持ち歩く。冬季については、地元の稚内以上の低温という場所にも持ち出している。大変に気に入っているこのカメラは、正常に動く限り使い続けると思う。

夕べに…:<AVANTI 1923>(アバンティ 1923)(2025.02.16)

何度か立寄った経過が在るのだが、少し御無沙汰になってしまった場所を訪ねることを思い立った。

↓夕刻、暗くなり切る前に足を運んだ。
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↓ハイボールを所望した。
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↓何となく寛いだ。
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↓<山崎>のロックも頂いた。
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↓氷を削る「一手間」が加わり、銘酒がより美味くなる。
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やがてハイボールを何杯か頂き、御店の人達と語らって、愉しい一時となった。時にはこういう過ごし方も好い。

<IWOR-UN-PASE-KAMUY>(イウォルン パセ カムイ)=「その場所を見守る尊い神様」:札幌駅前通地下歩行空間(2025.02.16)

↓何度見ても迫力が在り、同時に神々しいと思う。
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↓アイヌが村を見守り続ける存在と考えていたというシマフクロウの彫刻だが、夥しい人達が行き交う札幌駅の地下に降臨して、街と人々を見守っているかのようだ。
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↓夜空を静かに滑空して降下し、川の魚を掴み取るというシマフクロウだが、そういう姿を思わせるデザインが秀逸だ。
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↓札幌へ出ると、コレに「会いたい」という気分になる場合が在る。
16-02-2025 X-Pro2 (191)

少しばかりコンディションが悪かったというような経過も在ったが、何とか復調してまた札幌に出て動き回っている。この<IWOR-UN-PASE-KAMUY>(イウォルン パセ カムイ)に、そういう経過を見守ってくれて有難うとでも声を掛けたい気分だった。札幌の宿に向かおうと動き回っていた中、このシマフクロウに再会出来たことを少し嬉しく思う。

「5555」…(2025.02.15)

旭川駅到着後、コインロッカーを利用した。街を歩いた後、宿へ向かおうと、駅のロッカーからモノを引き取ろうとしていた。

↓鍵を入れた小銭入れから鍵を取り出した。
15-02-2025 X-Pro2 (100)

↓「5555」というロッカーの番号である旨が鍵に明記されている。
15-02-2025 X-Pro2 (99)

「5555」が「Go!Go!Go!Go!」と、米国のテレビドラマでテロリストが立て籠もっているような場所に特務部隊が突入する場面の号令のように思えた。今般は少しコンディションが好く、「Go!Go!」と元気に歩を進められるような感じだ。何か嬉しくなる。

ロッカーの番号で4桁の数字という場合に4つの数字が揃うというのは、少し珍しいようにも思った。思わず鍵を写真に収めてしまった。

横断歩道の押ボタン…(2015.02.15)

宿から戸外へ出た。

↓道路を横断しようと横断歩道に佇み、何となく押ボタンが眼に留まり、提げていたカメラを使った。
15-02-2025 X100F (6)
↑前日から雪が断続しているようだ。押ボタンの上にも複雑な形で雪が積もっている。

こういう様子でも、押ボタンは普通に稼働している。道路を横断する際に利用した。

11階の眺望…:夕べに(2025.02.15)

夕食を愉しみに出ようとしていた。

↓宿の居室の窓から外を眺めた。暗くなり始めたというような感じだった。
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↑午後5時を少し過ぎた辺りが未だ明るい感じになって来ている。午後5時半を過ぎて、画のように暗くなった感じだ。

11階からの眺望である、

旭川駅到着…(2025.02.15)

稚内駅で列車に乗り、車中で寛いで居れば列車は259kmを走破している。旭川駅に到る。

↓到着後に身体を伸ばしながら、乗っていた列車の後尾側に廻り込んで車輛を眺める。
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↑走行中に巻き上げた雪が付着する。

↓冬季らしい様子だと思う。
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↓旭川以遠、札幌迄は右の列車に乗換えて進むことも出来る。
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↑士別駅で北上する列車と行違う際に少し「待ち」が発生し、3分弱の延着であったが、乗換は何ら問題は無い。自身は別段に乗換えはしないのだが。

↓札幌へ向かう列車も雪が沢山付着している。
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↑キハ261系ディーゼルカーと789系電車は、中の機構が違うのだが、先頭車の外観がよく似ている。一寸面白い。

冬の列車の旅も味わいが在って好いと何時も思う。

「-1℃」…(2025.02.15)

↓旭川都心部、旭川信用金庫のビルの辺りだ。時刻と気温が表示されている。
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↑「-1℃」は寒さが厳しいとされる冬季の旭川では「マイルド」な感じかもしれない。

雪が交る、晴れる、また雪が交ると少し忙しく天候が変わる感じであった。こういう中だが、自身のコンディションは概ね良好で、好い感じで歩き廻っている。

X-Pro2+XF16-80mmF4:車中にて…(2025.02.15)

乗り込んだ列車の中で、何となくカメラをテーブルに置いた。
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↑氷点下2℃以下の戸外で使っていた関係で、温かい車内ではレンズを保護するフィルターが些か曇った。そして風に舞った粉雪が少々付着したが、それらは急速に融けてしまっている。

↓この「X-Pro2+XF16-80mmF4」という組合せが凄く気に入っている。今般も多用することになりそうだ。
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恐らくX-Pro2は「オーナーのおっちゃんはサハリンだのウラジオストクだのとよく判らん場所へ行くは、雪の中でも氷点下気温でも構わず使うは、実に荒っぽい…」とぼやいているかもしれない。が、X-Pro2が非常に佳い仕事をする性能を備え、「オーナーのおっちゃん」が非常に使い易いと考えている訳で、2018年に入手して以来、手放すということを全く考えずに居るのである。

何気なくカメラを置いて眺め、実に愛おしい道具だと思うのである。