自販機…:旭川(2025.02.17)

夕食を愉しんで寛いだ後、少し状態の悪い足元に意を配りながらゆったり歩いて宿へ引揚げようとした。

↓駐車スペースの隅に在るモノが眼に留まった。
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↓やや多目な雪を載せた自販機だった。
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↑こういう状態でも自販機は稼働していた。

微妙に湿った堆くなり易い雪が、風に舞わずに森々と降る関係でこういう具合に積もる訳だ。自販機は、やや多目な雪を被りながら利用者を待ち続けているような感じになる。少し面白いと思った。

夕べに…:<おばんざいや ゆるり>:旭川(2025.02.17)

昨年10月に立寄った御店を不意に思い出した。

↓「夕べの散策」を兼ねて再訪した。
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↓飲食店ビルの1階に在る御店だ。
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↓御通しが豪華な感じの御店である。
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↓3種類と思っていれば、もう1種類在った。
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↓「黒ぢょか」は結局は芋の本格焼酎を御湯割りにしたモノに似ているのだが、少し違う感じになる。これが凄く好い。殊に冬季には凄く温まる。
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↓夕食を摂りたかったのでオムライスを御願いした。
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↓クラシカルな感じの美味いオムライスだ。
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↓タラのフライも頂いた。
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各地からの来訪者も、街の人も交じっている感じで、一寸居心地の好い御店で寛いだ。好かった。

12階の眺望…:夕べに(2025.02.17)

馴染んでいる宿にまた滞在している。

↓夕べに出掛けようと窓の外を眺めた。
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先日は東向きの窓だったが、今般は西向きの窓だ。西向きの方が少し賑やかだと思う。

昨年5月に12階の西向きという眺望を愉しんだ経過が在った。こんな様子にも少し馴染んでいることに気付く。

鳥居と路面電車と…:札幌三吉神社の境内(2025.02.16)

札幌三吉神社を参拝した。

↓境内から鳥居を見れば、鳥居の向こうに路面電車の軌道が敷設された南1条通が見える。
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↓南1条通を往く路面電車も見える。
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↓路面電車が往く様を眺め入ってしまった。
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↓鳥居の真前を路面電車が通り過ぎる。
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↓そして路面電車は見えなくなった。
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一寸面白い様子が観られることに気付いた。好かった。

札幌三吉神社…(2025.02.16)

所謂「電車通」、路面電車の軌道が敷設されている南1条通を少し歩いた。

↓西8丁目停留所の傍に神社が在る。
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↑何か「冬らしい」という風情の神社だ。時季としては高目なプラスの気温で積雪は些か緩んでいたが。

↓<三吉神社>という神社だ。
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1878(明治11)年に秋田県出身の方が「大平山鎮座三吉神社御分霊」を奉斎し、翌1879(明治12)年に現在位置に遷座しているのだという。勝利成功、事業繁栄の神であるという「藤原三吉神」等を御祭神としている、札幌では長い歴史を誇る神社ということになる。

札幌に限らず、北海道内には各地の人達が移っている経過が在ることから、方々の神社の「御分霊」が祀られたことを起こりとする神社が見受けられる。この三吉神社もそうした例の一つだ。

↓趣深い社殿だと思いながら眺めて参拝した。
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↓「藤原三吉神」は秋田県の山岳信仰から登場したのだという。そういう神を祀る力強い感じがするデザインの社殿であるとも思った。
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↓御朱印も頂いた。「藤原三吉神」の画が入ったモノと、「月替わり」ということで節分の画が入った2月のモノである。
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↑「藤原三吉神」は曲がったことが嫌いで、力持ちであり、弱気を援け、悪を挫くという、破邪顕正の神なのだという。その画が入った御朱印が凄く好い感じだ。画は「力自慢の正義感」というような人物のようだと思う。極々個人的なことだが、母方の祖父母が秋田県出身ということで、秋田県に起源が在る神社の御祭神については、勝手な親近感を抱いてしまう。

自身のコンディションが少し好くなって、元気に歩き廻って神社を訪ねることが叶うようになったのは「感謝すべきこと」だと強く思う。参拝して感謝の意を表した。そういう「一寸したこと」を報告するような感で、眼に留まった神社で参拝というようなことも好いような気がする。信心という程に身構えるようなことでもない。「生かされている」ということに、時には感謝したいという程度のことだ。

読み方が判らない…(2025.02.17)

6輛編成で新札幌駅に現れた721系電車の先頭の扉から乗り込んだ。デッキから客室に入って直ぐ辺りの1人掛けになっている座席が空いていたので着席した。眼前に広告やJRからの御報せが掲出されている場所でも在る。

↓その御報せらしきモノを何気なく見て、一瞬「固まる…」というような気分になった。
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↑台湾で使っている文字の中国語とハングルが在るのだが、日本語が無い掲示物だった。

掲示物が伝えようとしている内容は、交通系ICが使える線区を地図上で示し、方々の「名前を聞くような街」の線区では使えないので切符を求めるなどして列車に乗車されたいということなのだと思う。

そういうようには「思う」のだが、自身は全く読めない。台湾や韓国からの旅行者が非常に増えている中、交通系ICが使える、使えないとゴチャゴチャするのであろう。

交通系ICは便利だが、何処ででも利用可能でもない。煩雑な様子になっている場所は北海道内だけではなく、色々な地域で見受けられる。実は国内の人でも余り判らないというのは多く在るように思う。

自身の場合、交通系ICを使って列車やバスに乗車可能では無い地域に住んで居て「使える場所に行った際に一寸使う」という様子だったことから、「何処ででも」という感じで使おうとはしない。大概は「とりあえず切符を買う!」である。

国外からの旅行者は、大概は交通系ICが「当然化」している大きな街に着いて、そこから各地を目指す。そうなると「何処でも利用可能」と思い込んでしまうのであろう。少し前迄、旭川駅も利用可能ではなかった。改札口でゴチャゴチャしている人達を時々見掛けたが、画の掲示物の言語を使う人達に限られてはいなかった。そういう場面では、色々な地域の言葉が聞こえた。日本語も含めてである。

それにしても「不思議な掲示物…」という程度に思った。そういうことを思っていれば、乗っていた列車は直ぐに目指していた札幌駅に着いた。

「大変危険です!歩きスマホ」…(2025.02.16)

列車で札幌駅に着き、東改札口へ向かおうと少し歩いた。

↓「お知らせ」というコーナーが設定され、何やらポスターが掲出されていた。
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↓眼に留まったのはコレだ。
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↑「歩きスマホ」の連中のイレギュラーな動きに苛立った場面が何度となく在った。階段等は危なっかしい場合が見受けられる。更に、何やら大きなキャリーケースを引いている状態に「歩きスマホ」のイレギュラーな動きが加わってややこしい。足元が悪いのでもない駅の中でも面倒だが、この時季は足元が悪い駅周辺の戸外にもそういう連中が現れる。普通に足元に注意して歩くべきだ。足元を見ずにスマホの画面に見入っている連中が居る。そういうのが足元の悪い場所で転倒でもして、居合わせて巻き添えになると迷惑千万だ。

駅に在っては、空いている壁面全てに“歩きスマホ厳禁!!”」とでもポスターを掲出しても構わないかもしれないという程度に思う場面も在った。尤も、「歩きスマホ」の連中はスマホの画面しか見ないので、その辺の壁全てにポスターを貼っても、見ることが出来ない、しない、する気も無いという状態なのだと見受けられるが。

今般、札幌に出て最も憤りを覚えたのが「歩きスマホ」である。ポスターも見掛けたので、敢えて綴っておきたい話題だ。

札幌駅到着…(2025.02.16)

少し早目な時間帯に旭川駅で列車に乗ったのだった。

↓「好き旅路に盃を傾ける」ということも交えて、少し空いていた車中で寛いで居れば、何時の間にか列車は札幌駅に着いていた。
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↑やや忙しい札幌駅では、列車は直ぐに回送になるようだ。

車中でぼんやりしていてうとうととした時間も交じったので、「ここまで運んでくれて有難う…」と車輛を眺めながら身体を少々伸ばしていた。札幌で少し街を歩き廻ることを思い描いていた。

「忙し過ぎない」という程度に、「所用を足しに出る」という営為を「旅…」という風情にして愉しんでしまうというようなことをするのが気に入っている。

旭川駅を発つ…(2025.02.16)

↓旭川駅の北側東口に到った。
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↓未だかなり静かだ。
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↓「広さ」が際立つように思う。
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↓休日なので、午前中の札幌行の列車は混み合う。そう思って早目に移動してしまおうと思い立った。出先で好い状態で動き回ることが叶い、気持ちが昂って余り眠らなかったので、朝早くから動いたのだ。
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↑如何でも構わないが「えきねっと」の看板が歩く進路に在って、やや邪魔だと思った。

↓改札を潜った辺りの感じは、大きな美術館や劇場を思わせる。
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↑列車の旅は人生というドラマの大切な場面になる場合も在る。旅立つ人々が通る場所は、美術館や劇場という存在感を放つのかもしれない。

↓<カムイ>に乗車して札幌へ向かう。
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↓既に<カムイ>は待機して乗客を待ち受けていた。
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↓札幌方面へ向かう列車は後尾の1号車、2号車が自由席だ。
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↓行先表示を確認した。
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↓車内に入り込んだ。
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↓自身の流儀に則って身軽に動き回る。
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↓好き旅路に盃を傾ける。
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「間も無く発車します」のアナウンスが在って<カムイ>は進み始めた。やや早い時間帯なので、列車内は空いていた。ゆっくりと寛ぎながら移動した。

<1107>…:所謂「電車通」…:札幌の路面電車(2025.02.16)

北海道庁の辺りを通り、南下するように街を歩いた。

南1条に到った。路面電車の軌道が敷設されている。所謂「電車通」だ。

↓路面電車が現れた。
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↑連接ではない構造で低床型とした1100形である。<1107>だ。ピカピカの車体に街の風景が映り込んでいる。

プラスの気温になっていたようで、融雪が進んでいる感じだった中、路面電車が現れると「札幌へやって来た」と少し実感する。

<北海道庁旧本庁舎>(赤レンガ)(2025.02.16)

札幌駅の西側の道、家電量販店や大きな書店が在る辺りを南下する。

↓ここに行き当たる。
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↓工事が続いていたが、外観は以前と余り変わらない感じになったと思う。
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2022年9月に建物の真中のドーム状の屋根を外しているのを見掛けて驚いた。2022年12月には建物の画を描いた覆いが被せられた状態になっていた。2024年9月にはドーム状の屋根が載せられた。2024年12月には足場も外されていた。札幌へは何度も足を運んでいて、辺りを通り掛かる機会も在ったので、工事の様子を眺めていた。

↓中に入ったことが全くないというのでもない建物だ。が、中が公開されるようになったら見学をしてみようかと思った。そんなことを考えながら建物を眺めていた。
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この辺りも午前中の時点で、各地から訪れているという雰囲気の方達が少し多く見受けられた。自身も「各地から札幌を訪れている」という一人ということにはなるが。