鹿児島の路面電車は1912年に初登場し、2012年に100周年を迎えた…
↓100年を迎え、更に新たな100年に向けて一歩を踏み出すという意味合いで“101”という車番を与えられたようだが、「大正時代から昭和初期の電車」をイメージして、旧い台車に新造の車体を載せた<かごでん>が登場した…
↑鹿児島駅前停留所で、少し長めに停車している場面だ…
<かごでん>は通常の1番系統、2番系統の運行ということでもなく、“貸切”や「観光電車」として運行されていることが多い。この「観光電車」が、何度か乗車もしてみたが、なかなかに好い。
「観光電車」は、鹿児島中央駅前停留所から、概ね2番系統の経路で鹿児島駅前停留所に入り、そこからは半ば1番系統の経路で往路とは少し異なる場所を通り、郡元停留所で2番系統の経路に入って鹿児島中央駅前停留所に至る。1時間余りで一周するような按配で、車内では沿線の事物や街の人々の暮らしに纏わるお話しが聴ける。これがなかなかに愉しい!!
鹿児島で路面電車を運行している鹿児島市交通局にとって、この<かごでん>の「観光電車」は、「一押し!!」であって、同時になかなかに人気なので時々話題になっている様子だが…そういうことに触れる都度、「また鹿児島でこの<かごでん>に…」と思い出している…
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