大阪の天王寺駅前、または通天閣に近い恵美須町から、堺市内へ向けて南下する経路を行く阪堺の路面電車に乗ると、住吉大社を訪ねることが出来る。
住吉大社はなかなかに雰囲気が好い場所で、何となく気に入っているのだが…
↓殊にこの場所が気に入っている。境内に建ち並ぶ古い建物の手前側に大きな古木が立っていて、注連縄が飾られている…
住吉大社は古くから色々な人達の尊崇を集めている神社で、色々な時代の年号が入った、寄進された灯篭等も見受けられる。“北前船”―大坂から瀬戸内海を経て関門海峡、海峡を抜けて日本海岸を行き交った、江戸時代から明治時代初期まで活躍した船。―で現在の北海道のモノを運んでいたような海運業者が寄進したというモノも見受けられ、“北海道民”としてもこの神社に親近感を覚えてしまった…
そういうような歴史が在る住吉大社だが、立寄った時には、七五三の親子連れ、結婚式をやっている家族、車椅子に乗ったお年寄りと介助している若者が一緒に参拝していた等、正しく老若男女が集っていて、現在でも地元の多くの人達に親しまれている様子が伺えた。
何度でも再訪を期したいような場所である…
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