門司港駅を起点に周辺を動き回った…関門橋が見える丘の上に上った後、「上った時に、こんな場所は通らなかった?」という辺りに出てしまった…
そこから更に動き回っていると、<関門人道>なるモノが在るらしい。「何?」と案内看板に従って進んで行くと、「入口」とある。そこはエレベーターだった…
↓エレベーターを降りると、こういう通路が…
↑通路の向こうは下関…関門海峡を越えた先だ…
↓通路の半ば程に、こういうラインが…海の底で、福岡県と山口県の県境を越えることになる…
↑この“人道”は、概ね800mの延長である。雨風が当たるでもないトンネルなので、この時は夜間であったが、ジョギングやウォーキングに勤しんでいる人達を存外に多く見掛けた。私のような「ふらりと立ち寄って、好奇心に駆られて入り込んだ旅行者」という感じの人は見掛けなかった…
この時は、このまま直進して下関の出口から地上に上り、下関駅へバスで移動し、列車を利用して宿を取った小倉へ引揚げたのだった…
「海底を歩いて県境を越える」というのは、振り返れば何となく不思議な経験だ…福岡県や山口県に縁が在るような方に、この“人道”を訪ねたことを話したが、存外に「行ったことがない…」場所らしい…
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