“鹿児島中央駅”というのは、永く“西鹿児島駅”と呼ばれていた。「鹿児島市内の旅客ターミナル駅」という位置付けで、九州新幹線もこの駅を発着している…
新幹線の開通で、鹿児島では「駅に着いた人の移動」または「駅へ向かう人の移動」という「二次交通」の強化という論点が在ったようだが、駅と併せ、軌道の配置も含めた停留所のリニューアルが施された。駅前の広場から道路側に向かうと、歩道脇に双方向の乗場が「道路を横断することなく」利用可能な形状に設えられた停留所が在る。これは非常に便利だ!
そういう訳で、鹿児島の路面電車は、鹿児島中央駅前から天文館通辺りで利用客が増えているらしい…
↓「少し増えた乗客に対応する」と同時に「誰でも乗降し易い低床型」であることを目指して登場したのが、この7000形である…
↑前後に運転台の在るパーツが入り、中間が3つの部分で構成され、全体としては「五連接」になっている…
これの以前から在った低床型の1000形は、運転台部分がやや大き目な「三連接」で乗客定員が少し少な目である…そこで「五連接」にすることで乗客定員を増やそうとしたのである。
何か「かなり長い?」感じに見えるこの型…一部の停留所では、乗降の扉開閉と関係ない部分が、停留所の端の方で「少しはみ出した」感じに見える…
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