往時の「巨大な要塞」だった“大坂城”を想えば、現在の大阪城公園の大部分を占める城は小さくなっているのだが、それでも敷地はかなり広い…
敷地の桜や、石垣や、遠くに見えた天守閣等を眺めながらゆっくりと歩き回っていた…宿へ引揚げるために、駅を探し始めたのだが…
↓こういう様子を眼に留めて、歩を停めた…
↑大きな石垣と、巨大な高層ビル群…恐らく石垣は江戸幕府が「大坂の陣」の後に築いたモノであろう…そんな時代の巨大構築物と、現代の大建築が並ぶ…そしてそれが濠の水面に映り込んでいる…
往時は…というよりも長い間に亘って「大坂城の天守閣」が、「辺りで最も目立つ高層建築」であった筈だが…現在は「城が高層ビルに囲まれている」ようにも見える…
「大坂城の天守閣」だが…江戸時代の比較的早い時期に火災で喪われ、幕末期に至るまで「広大な敷地に様々な用途の低層の建物」という様子だったらしい。明治期、大正期にも、ここの用地は色々と利用されたようだが、昭和の初めに現在の天守閣が「街のシンボル」として建設されて現在に至っているという…
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