鹿児島中央駅の近隣を歩き、美味しく手軽な店が集まる<かごっまふるさと屋台村>脇の路面電車停留所を過ぎた辺りに高見橋が在る…
↓橋の辺りに、明治時代の洋装姿で、厳めしい髭の人物の像が建っている…
↑幕末期に、更に政治家として明治時代の初めに活躍した大久保利通の像である…
島津家中の武士として生まれた彼だが、若い頃は父親が家中の騒動に巻き込まれて処分を受けたことなどが在って不遇であり、苦労も重ねたようだ。そして、明治時代の様々な“くにづくり”に尽くし、やがて凶刃に斃れてしまう…
鹿児島では、地元では声望が非常に高い西郷隆盛と対立してしまった経過の在る人物であることから、必ずしも人気が高い訳でもなく、「没後100年」というようなことで1979年にこの像がようやく建立され、その功を顕彰しようというようになった経過が在るようだ…
この像に出くわすと…「凛々しくスマートな明治の政治家」という感じがするのだが、同時に背後に植えられた木に「南国!!」という感を抱く…
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