ユジノサハリンスク市内には2箇所の屋内スケートリンクが在って、各々にそこを本拠地とするアイスホッケーチームが在り、シーズンには試合も催される…
9月の好天の日、夕刻にアイスホッケーの試合を観戦し、試合終了後に夜の街を歩いて宿へ引揚げた。
↓ロシア正教の教会に在る鐘楼が、近くの街灯に浮かび上がるように見えた…
↑とりあえず“ライトアップ”を施しているのでもない…街灯に鐘楼が照らし出されているのである…
サハリンの諸都市では、1990年代に入ってロシア正教の教会が建てられるようになった。ユジノサハリンスク市内の教会は、祭壇を備えた部分の建築が先行し、写真の鐘楼は少し時間差で登場している。
非常に目立つ建物で、「あのロシア正教の教会」というように訪問経験者の間では記憶されることが多いが…「復活主教座聖堂」(Воскресенский Кафедральный Собор)という正式な呼称が在るそうだ。“主教座”が入るということは、教会の中で指定された管轄地域内で高位に在る聖職者が原則的に常駐して活動する場ということになる。ここは、サハリンでのロシア正教の活動の中心的拠点と位置付けられている訳だ…
何度視ても、何となく記憶に残る建物である…
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