A.P.チェーホフ像(2014.09.06)

↓「図書館前に有名な作家の像」というアイディア…好いと思うが…ユジノサハリンスクの図書館前にはチェーホフの像が在る。
Yuzhno-Sakhalinsk on SEP 06, 2014 (11)

アントン・パーヴロヴィチ・チェーホフ(Антон Павлович Чехов)(1860-1904)は、劇作家として有名だが、小説等も書いている。世界中で敬愛されているような劇作家で、世界中の演劇関係者も彼の作品を取上げている訳だが、サハリンでは殊更に敬愛されている。それは「郷土に縁が在る、物凄く有名な作家」だからである。

1890年、当時30歳であったチェーホフは、サハリンを訪ねていて、その調査経験を世に問う『サハリン島』という作品を著している。

この図書館前のチェーホフ像…30歳当時をイメージしたのか否かは判らないが、よく知られている晩年近い時期の写真よりも「若い」イメージで、何か「長旅の合間に腰掛けている」ようなイメージだ。

ユジノサハリンスク辺りは、1890年頃とは似ても似つかない、地域の中心的な都市となっている訳だが…このチェーホフの眼には、どのように映っているのだろうか?

この記事へのコメント