<京都鉄道博物館>を訪ねた後、訪ねた際の道をそのまま京都駅へ引き返すのも面白くないと思い、また天候も好かったので“西本願寺”に寄り道をした…
↓大きな御影堂(ごえいどう)の辺りに、大きな銀杏が在る…
↑酷く背が高いでもないが、枝が物凄く幅広く拡がり、独特な形になっている。樹齢約400年と推定されるそうだ…
この“西本願寺”と通称される寺だが、1591年に豊臣秀吉が現在の場所を寄進したことから移転して、それ以来今日に至るまでここで活動を続けているのだという。とするとこの大きな銀杏は、1590年代に寺の基礎が築かれたような頃、または16世紀末から17世紀初頭に植えられて、永い歴史を見つめ続けて来たということになる…
関西方面に滞在した頃、所謂「紅葉のピーク」は過ぎてしまったような感じだったのだが…
↓この本願寺の銀杏の様子は、凄く強い印象を受けた…
↑暗い色をしている御堂の瓦の前で、葉が輝いているように見えたのだ…
ここの銀杏の独特な形状と相俟って、この時季にここを訪ねて様子が視られたのは大変に幸いだった…
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