御手洗港の<かがやき2>号(2016.11.23)

↓瀬戸内海の“真中”のような位置に在る、大崎下島の御手洗に連絡船が着いたところ…
Mitarai on NOV 23, 2016 (2)
↑竹原から、大崎上島、大崎下島の港に寄りながら航行している高速艇だ。船内の掲示によると、32名定員ということだった…

竹原から大長(おおちょう)の航路は、概ね45分間程度の運航である。全体で1日に7往復が運航されているようだが、御手洗に関しては、午前中の1往復が寄港することになっているという。今般、早朝に竹原に移動し、最初の便で御手洗に入り、少し後の復路の便で竹原に引揚げた…

船の乗り心地…「多少状態が悪い道路を、中途半端な大きさの自動車で移動した時」の感触を思い出すような感じだった…

御手洗を発つ時、出入港関係の業務を請け負っているという風だった御夫妻のおばちゃんと言葉を交わした。乗船客が在る時には、合図の回転灯を点けて、船に見えるようにしておくのだという。実際、その合図が見えないらしい停泊地について、船は通過していた…

↓この後は大長に向かい、また竹原へ折り返す…
Mitarai on NOV 23, 2016 (3)

何かこの航路は…海上を駆ける小型高速艇でありながら、何処と無く「小さな町の路線バス」というような風情が漂っていた…

言葉を交わしたおばちゃんが、「“島だった”頃は、もっといろいろな船が出入りして賑やかじゃった…」と口にしていた。この辺の小さな島は、架橋が推進されていて、橋を経て本州等と往来がし易くなった。そうなると、島の側は賑わいが失われて行ったようだ…

大崎下島の辺りだが、行政管轄としては広島県呉市になるそうだ…

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