“呉線”というのは、広島県の三原駅と海田市駅との間を、呉を経て結ぶ路線である。呉駅以西を行き交う列車は、海田市駅の少し先に在る、地域の中核的な駅となっている広島駅に乗り入れている列車ばかりだ…
呉線の西寄りな側は、「広島都市圏」に完全に入っている感じで、列車運行本数は多いが…
↓東寄りな側になる竹原駅辺りでは、多少運行本数が少なめな時間帯も見受けられる…
↑実は西へ向かおうと駅に辿り着き、列車が出たばかりの時間帯で、次まで1時間以上待つ羽目になった…急ぐ旅でもなく、近隣に喫茶店を見付けて一息入れていたのだった…
↓気を取り直して、列車が出る時間帯に竹原駅へ…何か味わいの在る、2輛運行の電車が現れた…
↑広駅へ向かう列車だ。広は、何となく呉線の東側と西側とが分けられる境界のように見えた駅だが…
↓乗車した車輛は105系電車だ。
↑国鉄時代の1981年に登場した車輛で、直流電化区間に対応した電車である。JR東日本とJR西日本が継承しているが、JR東日本では既に運用していない。現在ではJR西日本の各区間で活躍しているものが見られるばかりなのだという。
この105系は、1980年頃の時点で、地方の電化区間では1950年代に初登場したような旧型車が多く残っていたことを受けて、それらを更新する目的で開発製造されたものであるという。が、こちらも現在では「一寸…古い…」という感じに既になって来ている…
「広島都市圏」では、新しい車輛も登場し始めている他方、こういう「一寸、古い…」もマダマダ見受けられた。どちらも、それぞれに好いと思う…
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