朝…稚内駅の周辺へ…
駅の直ぐ傍の倉庫脇に、雪が堆くなっている箇所が在る。小さな丘のようになっているのだが、肥薩線の旅で乗車した「勾配を越えるループ線」の原理で廻り込むようにそこを上がり、「やや高い、稚内駅構内と辺りの軌道を少し見下ろす位置」を確保した。
↓降雪も交じる中、列車が動き始めた…
↓駅の直ぐ手前の踏切の辺りに、直ぐに差し掛かる…
↓踏切を過ぎると少し速度が上がる…
↑降雪と、列車走行時に舞い上がる雪煙で、列車の姿が霞む…名寄や旭川を経て札幌へ…長い旅が始まる…
この<スーパー宗谷>…来る3月のダイヤ改正で、列車名が<宗谷>に変わる…“スーパー”というのは、「従前からの列車」に対して、新しい車輛の登場等で「従前より速く目的地に着く」ということで列車の愛称に冠せられていたモノだ。<スーパー宗谷>は、登場以前の急行よりも速い、新しい車輛の特急で「一味違う」として“スーパー”を冠したのであろう…「“スーパー”ではない」モノが無いので、“スーパー”は「要らない?」と個人的には思わないでもなかったが…本当に<宗谷>となる…
そういう「変な感慨」も交えながら眺めたが…4輛編成の列車が雪交じりの中で出発する場面は美しいと思う…そして辺りの雪が積もった上に上がっての画…「冬ならでは」というものである…
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