撮った写真の中から気に入ったモノ等を選び、“写真集”的に纏めるという「フォトブック」…時々作ってみると、なかなかに愉しい!
↓今般、こういうモノが出来上がった!
↑表紙も中身も、全てモノクロ写真である…
今般のモノ…「気が向いたから作った」という他に、一寸した“経緯”も在る…
休日等に利用する近所の喫茶店…一部に「“同好の士”が集って歓談」という雰囲気も在るのだが、そうした“同好の士”の一人が「一寸、行ってみましょうか?」と写真やビデオを撮影に出るのに誘って頂いたという経過が在った。やや郊外の側まで出て、色々と写真を撮る等して、「休日の、少し愉しい“朝の活動”」という趣も在った…
そういう愉しい時間を共にした“同好の士”の一人が、稚内から転出するということに決まった。“餞別”というような大袈裟なことでもないが、一緒に出掛けた時に撮った画の中から、何枚かプリントして贈ろうかというようなことを思い付いたのだが…画を選ぼうとして難儀してしまった…そんな時に思い付いたのが“フォトブック”である…
「少し愉しい“朝の活動”」というのは、「ラッセル車が走行する様子」を視るようなことを主眼に、冬季に何回か行ったことなので、「この辺りの冬」をテーマとし、<Зима 2017 - Вакканай, Хоккайдо, Япония>(2017 冬 - 日本、北海道、稚内)と題した。フォントの制約が在って、「もう少し?」と思わないでもなかったが、敢えてロシア語のアルファベットの題にしたので「サハリンの周辺?」という“ムード”の冊子になった…
これを贈ろうと思い立った相手の方なのだが、転出される先が「この辺りのような感じの雪や氷」とは縁が薄い地域だという。故に御本人も「ラッセル車が走行する様子」のようなモノを熱心に写真やビデオに収めようとしていた訳で、私はそれに付き合った型なのだが…
今般のフォトブックでは、「“蓮の葉氷”に覆われた抜海港から雪を被った利尻富士が視える」様子を表紙に据え、走行するラッセル車、この辺りのディーゼルカーによる列車の様子、冬の港町という風情、積雪期の稚内港北防波堤ドーム、少し郊外の方に出ると見受けられる雰囲気、ロータリー車が出動して道路の排雪をしている様子というような画を選んだ。何れも1月から2月の画なので、フォトブックの題に“2017”と入れておいた…
“北海道”というような北国に関しては「爽やかな夏」というイメージが非常に強く、「厳しさが滲む冬」の画はやや少ないのかもしれない。そういう意味で、「この辺りのような感じの雪や氷」とは縁が薄い地域に転出するとなれば、「厳しさが滲む冬」の画は「妙に懐かしいモノ」になることは必定であろう。
実は既に「転出が決まった“同好の士”に贈る」という目的は果たした。御本人や、御目に掛ったことも在る小学生の息子君や奥様にまで御覧頂けたようだが、歓んで頂けた様子で嬉しかった。
そういうことも在って、現在は「自身の分」として用意しておいた同じモノを時々引っ張り出して眺めている…「爽やかな夏」というイメージの画に関しては、日本国内の他地域でも、高原等で見受けられるかもしれない…が、「厳しさが滲む冬」の画は北海道内や、さもなければ東北地方や北陸地方の一部でもなければ観られないかもしれない。更に…「とりあえず定時運行で、雪を除けるラッセル車が走る鉄道路線」となれば、日本国内ではかなり限られてしまう…そして…身近な鉄道路線も、最近は残念ながら「何年か先には?」という情勢なので、画を視ると妙な感慨が湧き上がることも禁じ得ない…
↓今般は、こちらのサービスを利用した…
↑使用する写真を準備した上で、どのタイプのフォトブックを作成するか決めて、出て来る画面の指示で写真をアップロードし、編集して、纏まったところで発注を掛ける。後は届くのを待つだけだ…発送をしている場所から、稚内の拙宅はやや離れていて少々余計な時間を要するが、それでもこれまでの例なら「10日以内」にモノを受け取ることが叶う。素敵なフォトブックが出来上がるので、これ位の「待ち」は苦にならず、寧ろ「愉しみ!」である…
こういうような「愉しみ」も在るので、今後も近所等で写真を撮る機会は減らないことであろう…
この記事へのコメント