“都市間バス”でネベリスクへ…(2017.05.06)

↓スーパーやカフェで支払い後に頂くレシートにしか見えない紙だが…実際、レシート同様にロールの感熱紙に印字され、料金を支払ったことの証という機能も有するモノだが…これはユジノサハリンスク鉄道駅傍の券売所で求めた“都市間バス”の「乗車券」ということになる代物だ…
Bus (Yuzhno-Sakhalinsk to Nevelsk) on MAY 06, 2017 (1)
↑ネベリスクまで、片道300ルーブルだ…

私:おはようございます。ネベリスクを往復したいのですが…
おばちゃん:おはようございます。ネベリスク?これから直ぐなら8時発です。
私:その8時で出発し、ネベリスクから昼に引揚げて来たいので、往復の券が…
おばちゃん:ネベリスクからの券は判りません。ここでは売っていないのです。
私:そうですか。ではその8時発を。
おばちゃん:何人ですか?
私:私1人ですけど…
おばちゃん:1枚300ルーブルです。
私:(支払う)
おばちゃん:はい、どうぞ…
私:どうも…

こういう具合に入手した券である。

↓やがて、発車の15分位前になるとバスが現れる…40人前後が乗れそうな大型車だ…
Bus (Yuzhno-Sakhalinsk to Nevelsk) on MAY 06, 2017 (2)

運転手さんが1人乗務するスタイルでの運行だ。このバスには、迷彩柄の作業ズボンにセーター姿で、キャップを被って、上背は普通だがガッチリした体形の「ロシアのおっちゃん」という風体の運転手さんだった。車輛を乗車位置に着けてから、一息入れながら準備をしていたようで、何やらリストのようなモノを手に運転席に腰を下ろして乗客を迎え始める。乗車券に番号が書かれていて、各々の番号の乗客が乗り込んでいるのを確認している訳だった…

↓車内の後ろの方に陣取ってみた…
Bus (Yuzhno-Sakhalinsk to Nevelsk) on MAY 06, 2017 (3)

ユジノサハリンスク鉄道駅の辺りから、線路に沿うように少し北へ動き、左折してサハリンスカヤ通に入り、そこから日本海側へ向かう街道に入って進む。途中、北寄りのホルムスクへ向かう側と南寄りのネベリスクへ向かう側が分かれる辺りから、ネベリスクへ向かう道路を目指して曲がって行く…

“ネベリスク”という、市の管轄区域に入ったことを示す看板が視える辺りまでは約1時間半だった…そして、ネベリスク域内を動いて一部に下車する人達が在って、終点まで15分位…始発から終点で1時間45分程度であった…

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