ユジノサハリンスクのサハリンスカヤ通の辺りに設けられている緑地には、サハリンの歴史に因む人物の胸像が据えられた場所が幾つか在る…
サハリンスカヤ通とレーニン通が交差する辺りに老舗映画館が在るのだが、その映画館の傍が緑地になっている…
↓こういう、一寸厳めしい感じな人物の胸像が在る…
↑立派な髭に、帝政時代の軍服を身に着けているので厳めしい印象が強いのだが…
↓ニコライ・ワシーリエヴィチ・ルダノフスキーという人物である…
↑1853年からの、ネヴェリスコイが指揮を執ったサハリンでのロシア軍の活動で活躍した人物である。
ネヴェリスコイが指揮を執った一隊は、現在のコルサコフ地区に砦を設け、サハリンでの活動に従事したが、ルダノフスキーはネヴェリスコイの指示で各地を踏破して測量を実施して地図を作成している。そういう、サハリンを拓く際の功績を記念し、こうやって胸像が設けられているのである…
↓静かだった時間帯…なかなかに味わいの在る胸像だと思いながら眺めていた…
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