↓コルサコフの地区行政府庁舎からも然程遠くない、警察署の敷地の斜め裏辺りに不思議な石段が…
↑これは街が“大泊”と呼ばれていた時代、街で最も格式が高い、南樺太全般でも「二番目の格式」と言われた亜庭神社の痕跡である…
石段を築いた際に積み上げられた石の一部が、何となく傾いて崩れてしまいそうな雰囲気もないではない…愛犬の散歩をしている方が石段を通ったのを偶々視たが、通行人も稀で、積まれた石の隙間から雑草が伸びている…時々ゴミも見えるが…
往時は人々に敬愛された街一番の社で、近くが“神楽岡公園”と呼ばれた住民の憩いの場でもあったとのことで、石段を多くの人達が行き交っていたのであろう…
↓こちらは、上の画の石段を上った先に更に在る石段である…
↑恐らく“社殿”が建っていたような場所へ通じていたように思えるが、辺りは「単なる空地」で、神社であった頃の面影が判る雰囲気は全く無い…
或る種の“廃墟”という感じになっている場所だ…
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